10代が音楽で競う「十代白書」決勝で12組熱演、グランプリはChim Chap

関西のライブハウスがプロデュースする“十代才能発掘プロジェクト”「十代白書2024」の決勝大会が3月25日に大阪・BIGCATで開催され、滋賀発の4人組バンド・Chim Chapがグランプリに輝いた。

「十代白書」は2011年にスタートし、今年で14回目の開催を迎えた10代の出演者限定の音楽の大会。決勝にはyummy'g、ハニカム、muk、Chim Chap、カニバル、ma°Cister、CRAZY BLUES、from NOW、Viewtrade、豆原百音、多聞、三四少女という、バンドや弾き語りアーティスト全12組が出演し、満員の観客の前でそれぞれ熱いライブを繰り広げた。大会の模様は生配信されており、全組のパフォーマンス後に会場の観客と配信の視聴者が、いいと思ったアーティストに投票。その結果、三四少女が準グランプリ、そしてChim Chapがグランプリを受賞した。

グランプリのChim Chapは決勝の4番手として登場。同期を用いたリッチなサウンドと、ファンキーかつキャッチーな楽曲、スタイリッシュな演奏スタイルで観客の心をつかんだ。ジェシー（Vo）はハスキーで情熱的な歌声を響かせながら、貫禄すら漂うような堂々たるパフォーマンスで喝采を浴びた。授賞式にて、ジェシーは「めっちゃうれしいです！ 苦しいときも楽しいときも、最高の旅を続けていきましょう」とコメントした。

また準グランプリの三四少女は大会のトリを担当。ソリッドなサウンドのギターを基調としたアンサンブルや、パンチの利いた歌詞などでインパクトを残し、ハイテンションに大会のラストを飾った。なお、決勝のあとには2023年大会でグランプリに選ばれたバンド・ブランデー戦記がゲストとして登場し、パフォーマンスを披露した。

YouTubeチャンネル「αU live channel」では決勝大会の模様が4月25日までアーカイブ配信されている。

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