「水深ゼロメートルから」は、2019年の「第44回四国地区高等学校演劇研究大会」で「文部科学大臣賞(最優秀賞)」を受賞した徳島市立高等学校の同名演劇を原作とした作品。高校2年生の夏休みに特別補習で水のないプールに呼び出された女子生徒のココロとミク、水泳部員のチヅルと先輩のユイらを中心に、プールの底で揺らめく少女たちの心の葛藤と解放の物語が描かれる。メインキャストとして、
映画の劇伴も手掛ける澤部渡(スカート)は、主題歌としてadieu(
なおMOTIONGALLERYでは、映画のスペシャルサポーターを募るクラウドファンディングを4月1日23:59まで実施中。支援者へのリターンとして、エンドロールでのクレジット掲載、メインキャストメッセージムービー、映画オンライン試写会参加権、寄せ書きサイン入り複製台本などが用意されている。
※濱尾咲綺の濱は異体字が正式表記
映画「水深ゼロメートルから」予告編
スカート コメント
「波のない夏 feat. adieu」の作曲は、映画のラストカットを観ながら、その画にどんなコードが合うのか、いくつも試すところから始めました。この響きだ!と納得するまでいろいろ試して、最初のコードに着地しました。すると「思い出すのは花束の匂い」という歌い出しの詩とメロディが同時に出てきたのです。あまりないことなので驚きました。そこから雪だるま式にこの曲が転がっていき、バンドの演奏とadieuさんの歌でもって最高のものに仕上がりました。映画の中の彼女たちのここからに向けて作った曲です、はっきり言って自信作です。楽しんでください!
adieu コメント
山下敦弘監督の作品に青春を彩ってもらった私にとって、このような機会をいただけたことはとても幸せです。
澤部さんの紡ぐ瑞々しい水色の世界に身を委ね、ぷかぷかと浮かぶように歌いました。
ぜひ劇場にて感じていただきたいです。
山下敦弘監督 コメント
澤部さん(スカート)はいつも優しい。
映画を作る際、監督としての自分のスタンスは、少し離れたところから傍観し、態度としてはちょっと冷たいと思っている。でも、澤部さんは自分と同じくらいの距離を置きながら、その眼差しは柔らかく、少し温かい。映画に登場する女の子たちの悩みや葛藤に対し、自分は肯定も否定もしてないけど、澤部さんの音楽が少しだけ彼女たちを肯定し、寄り添ってくれているように感じる。だから完成した映画を観て、俺の足りてない部分を澤部さんが埋めてくれたと思っています。
素晴らしい音楽をありがとうございました。
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
スカートがadieu(上白石萌歌)迎えて映画「水深ゼロメートルから」主題歌書き下ろし(コメントあり / 動画あり)
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