次元を超えてひとつに!ももクロ、Aqours、ウマ娘ら14組が熱演繰り広げた「超次元音楽祭」

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鬼頭明里

鬼頭明里 (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024

鬼頭明里 (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024[拡大]

2日目のトップバッターを務めた鬼頭は4人のダンサーを引き連れ、1曲目の「DEAD or CALL MY NAME」からステージを縦横無尽に動き回って熱唱。疾走感のある新曲「夢の糸」では客席から熱いコールが響き、続くMCでは「トップバッターなので会場を温めて次にバトンタッチしたい」という話を経て会場全体でウェーブを練習することに。鬼頭はステージの端から端まで走るも、ウェーブのほうが先に進んでしまい、「待って! 速い速い!」と笑いながら焦る様子を見せた。その後は指ハートを作って歌うキュートな楽曲「Magie×Magie」を挟み、ラストナンバー「Fly-High-Five!」へ。鬼頭は手に持ったペンライトを左右に振って歌い、客席で起こるウェーブを前に笑顔を浮かべた。

鈴木愛奈

鈴木愛奈 (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024

鈴木愛奈 (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024[拡大]

ブルーの衣装で登場した鈴木は「果てのない旅」、「Lilac Melody」と2曲続けてスローテンポのナンバーを披露。観客は場内に響く優しくきれいな高音に聴き惚れた。「ソロで出演するのは初めてなのでドキドキだったのですが、ホームな感じですごくうれしいです!」「聴いていただいた2曲をフルサイズで全部歌うのは初めてでした。残りの2曲は楽しい、激しい新曲を届けたいと思います!」と語った鈴木は、終盤に「Dash and Go!」「Apocalypse Day」の2曲を熱唱し、多彩なパフォーマンススタイルで会場を大いに盛り上げた。

畠中祐

畠中祐 (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024

畠中祐 (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024[拡大]

「超次元音楽祭」2年連続の出演となった畠中はダンサー2人とステージへ。1曲目「TWISTED HEARTS」では赤と紫のライトに照らされ、クールな表情でパフォーマンスを展開したが、その後は温かいオレンジの光に包まれて笑顔を見せながら楽しそうに歌唱する。MCに入ると「畠中祐のことを初めて見たよ!って人は?」と問いかけ、客席から返ってきた男性客の「うおー!」という声に「うわー! 野太い声! ありがとうね!」とリアクション。さらに男女に分けて観客に声を上げさせ、双方から届いた歓声に感激した畠中は「熱く盛り上がっていこうぜー!」と絶叫した。ここからはバンドがライブに加わり、「not GAME」「Endless Love」と2曲続けて熱いパフォーマンスが繰り広げられる。最後、畠中は「皆さん、むちゃくちゃ温かくて最高です!」と口にすると、「グッドラック」を歌って自身のステージを終えた。

仲村宗悟

仲村宗悟 (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024

仲村宗悟 (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024[拡大]

バンドスタイルで登場した仲村は1曲目に「NOTE」を披露し、観客に手拍子を求めて会場の一体感を強固なものに。続くMCでは「『超次元音楽祭』に物申したいことがあります!」とトークを始め、前回出演した際のトークパートで自身の恥ずかしいエピソードを話したときの映像が、ライブ前のオープニング映像で流れたことを指摘。「カッコいいライブの前に流すことないですよね?」と話して会場の笑いを誘った。次に披露された「don't disturb me」では自身もギターを演奏し、「JUMP」では疾走感あるメロディに乗せてさわやかな歌声を届けた仲村。「楽しんでますか? 俺も楽しんでる!」と客席に問いかけた彼は、「今日は、出演者に友達が多いんですよ!」と出演者との貴重なエピソードを語ったあと、最後に「WINNER」を披露してライブをフィニッシュした。

内田雄馬

内田雄馬と畠中祐。(c)オダイバ!!超次元音楽祭2024

内田雄馬と畠中祐。(c)オダイバ!!超次元音楽祭2024[拡大]

2年ぶりの「超次元音楽祭」出演となった内田はダンサー4人を引き連れ、ダークで妖艶な雰囲気を漂わせながら「DangeR」を披露。続く「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」ではその雰囲気を一転させて明るくコミカルな表情も見せ、「すごいパワーですね! 2024年の『超次元音楽祭』もハンパないじゃないですかー!」とテンション高く客席を見渡した。ライブの途中からは、ほぼ同時期にデビューしたという畠中をステージに呼び込んで観客を喜ばせ、スタジオオーディションの現場で初めて出会ったときのエピソードを披露してお互いの第一印象を語った。そして「デビューからずっと一緒にがんばってきた祐と、今日はこの曲を歌いたいと思います!」と切り出した内田は畠中とともに「Congrats!!」をパフォーマンス。お互いの顔を見ながら楽しそうに歌う2人の姿を受け、会場中に笑顔があふれた。

Liella!

Liella! (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024

Liella! (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024[拡大]

Liella!のライブでは、オープニング映像が始まった途端に早くも場内が大歓声に包まれる。観客は映像に映し出される「ラブライブ!スーパースター!!」のキャラクターに合わせてペンライトの色を変え、客席を色とりどりに染め上げた。映像の最後にLiella!のロゴが投影され、会場の高揚感がさらに高まる中、Liella!は「Starlight Prologue」を最初に披露。学年別にホワイト、ブルー、ミントグリーンにそろえた衣装も相まって、可憐さが際立つステージが展開された。「Liella! が結成されて初めての声出しのライブが去年の『超次元音楽祭』でした!」と昨年の出演を振り返った彼女たちは、「今年は3期生が入って11人になったので、11人では初めての『超次元音楽祭』になりました!」「フェスということでセトリにも期待してください!」と観客の期待を煽り、続いて「ノンフィクション!!」「FANTASTiC」のパフォーマンスへ。「キラーキューン☆」ではサビの「キュキュンキューン」という歌詞に合わせて歓声がさらに大きくなり、ラストナンバー「シェキラ☆☆☆」では曲間に「もっともっとLiella!色に染まって!」とメンバーが煽った瞬間、銀テープが客席に降り注いだ。

ももいろクローバーZ

ももいろクローバーZ (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024

ももいろクローバーZ (c)オダイバ!!超次元音楽祭2024[拡大]

ももクロのライブでおなじみのSE「overture」が鳴った途端、会場は一気にヒートアップ。そしてステージに姿を現した4人が「ロードショー」を披露し始めると、客席から「オイ! オイ!」というコールが巻き起こった。さらに「MOON PRIDE」「Majoram Therapie」と3曲を続けて届けたももクロは、「さまざまなアーティストの皆さんが出ているフェスで、いろいろなファンの方がいらっしゃるので、楽しんでもらえるかな?とドキドキしながらステージに出てきたのですが、皆さん盛り上がってくれてありがとうございます!」と笑顔を浮かべ、「みんなと踊っていきたいと思いますー! 『Chai Maxx』 いっちゃいまっくすー!」という言葉とともに初期からのライブの鉄板曲「Chai Maxx」へ。炎が噴き上がる中、ステージを広く使って会場全体を巻き込むようなパフォーマンスを繰り広げ、続く「PLAY!」「いちごいちえ」では2階や3階にも笑顔を振りまきながら柔らかな歌声を響かせた。

ラスト、「皆さん一緒に手を振っていただけたらうれしいなと思います!」という声を合図に披露されたのは、代表曲「走れ! -ZZ ver.-」。終盤のサビでは4人も手にペンライトを持ち、観客と一緒に手を左右に振る。そして百田夏菜子が「皆さん、一緒に歌ってね!」と呼びかけると照明がすべて消え、メンバーと観客が手に持つ4色のペンライトの光だけが場内で揺れ動いた。この幻想的なパフォーマンスで2日間にわたる「オダイバ!!超次元音楽祭 フユフェス2024」が盛大に締めくくられた。

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