前作「きいろいいえ」以来、約1年ぶりのシングルとなる本作は、和田とのコラボを熱望していたシンガーソングライターの
mekakusheとのコラボの経緯について、和田は「メカクシーさんがツイッターの投稿に曲を作りたいと書いてくれたのが、本楽曲制作の始まりの始まりです。今の音楽活動を聞いてくれて、それをSNSに書いてくれたことがとてもとても嬉しかったです」とコメント。それから約2年の時を経て完成したという楽曲について「光ながら切ないメロディに、わたしの切なさ、苦しみを詞でのせました。共通点がありながらも、もちろん異なる2人だからこそ作れた『plastics girl』を楽しんでもらえたら嬉しいです」と語っている。
和田彩花 コメント
メカクシーさんがツイッターの投稿に曲を作りたいと書いてくれたのが、本楽曲制作の始まりの始まりです。今の音楽活動を聞いてくれて、それをSNSに書いてくれたことがとてもとても嬉しかったです。
個人的な話になりますが、メカクシーさんとの楽曲制作時、渡仏して使用する言語、置かれた社会状況の変化により、あらゆる詞が書けなくなっていました。
曲の完成までに少し時間がかかってしまったのですが、詞が書けない時期から今日までやりとりを続けてくれたおかげで、音楽活動の転換点になりそうな時期をうまく乗り越えることができました。ここで改めてお礼を言いたいです。ありがとうございます。
タイトルにもなっている「plastics girl」は、メカクシーさんからのデモ、仮歌詞で使われていた言葉です。
本編の歌詞と印象が異なるタイトルだと感じられる方もいるかもしれません。
しかし今回は、2人だからこそ作れる世界観、メカクシーさんが最初につけた「plastics girl」とこの文字から溢れるイメージを無くしたくなく、タイトルに残しました。(私がガールという言葉を使わない心持ちはここでは必要ないです。)
光ながら切ないメロディに、わたしの切なさ、苦しみを詞でのせました。
共通点がありながらも、もちろん異なる2人だからこそ作れた「plastics girl」を楽しんでもらえたら嬉しいです。
mekakushe コメント
和田彩花さんはアイドルの在り方として自分にはロールモデルがいない、とインタビューで話していました。
だからわたしは、彼女の存在を決めつけることのない音楽を作ろう、そう思いました。
原宿の喫茶店で打ち合わせをしたとき、偶然にも“フランス”という共通項を見つけ、「フランス音楽について教えてください」と興味を持って下さったのを覚えています。
そんなお互いの共通項から心通うものを感じてしまい、きっとわたしの中から自然と溢れてきたものをそのまま受け入れてくれるんじゃないか、という烏滸がましい願いみたいなものにメロディを託し自由に書かせて頂いたが「plastics girl」です。
印象派の絵画には明るい水彩やひかりを想起するので、それを音楽でもやりたくて、ならばひかりの描写を浮遊感漂うサウンドで表現できたらと思いつきました。
彼女の活動や思想の全てがいつか束になり、それに名前がつく、彼女をみていると、まだこの世界には名前のついていないものがたくさんあるのかもしれないと思えるのです。
m e k a k u s h e @_mekakushe_
お知らせ
和田彩花 @ayakawada さんに
「plastics girl」作曲させて頂きました🪽
彼女の存在を決めつけることのない音楽を作ろう、そう思ってメロディを紡ぎました
ナタリーにコメント掲載されているので是非読んで聴いてください💐
https://t.co/w5tmrjpg1e
https://t.co/XAFU6gJUPI