昨日2月10日に札幌ドームで行われたQueen+Adam Lambertの北海道公演に、
Queenが札幌でコンサートを行うのは、今は亡きフレディ・マーキュリー在籍時に1982年に開催された「Hot Space Tour」以来実に42年ぶり。ロジャー・テイラー(Dr)とアダム・ランバート(Vo)は公演前、ライブへの期待を膨らませるように、札幌の大通会場で開催中の「さっぽろ雪まつり」で特別展示されているQueenの雪像を訪問。ロジャーは「ただいま日本の北にある札幌います。ここに来れてとてもうれしいです」、アダムは「これを作った人は美しいアーティストです。とてもとても感動しました。脱帽です」とコメントした。またGLAYのTAKURO(G)も、雪像のもとを訪れその前で撮影した写真をバンドの公式Instagramにアップ。来たる対バンに向けての期待感をにじませていた。
ライブは17:30に開演し、GLAYが姿を見せると集まったオーディエンスは総立ちに。デビュー30周年を迎える記念すべき1年の幕開けを飾るこの日のステージは「グロリアス」でスタート。TERU(Vo)が「会場をしっかり熱くしてバトンを渡したいと思ってるので、GLAYの代表曲のオンパレードで挑みたいと思います」と宣言していた通り、ライブは「SOUL LOVE」「Winter, again」「サバイバル」といった大ヒット曲で構成されたセットリストで進行し、イントロが響くたびに客席が激しく沸き立つ。TERUの「ブライアン・メイさん、ロジャー・テイラーさん、本当にありがとうございます。お二人に届けます」という言葉に続いて「HOWEVER」が披露されるとドーム内は温かな空気で包まれた。終盤で「彼女の“Modern…”」「誘惑」というキラーチューン2曲を叩き込んだのち、GLAYは退場。わずか45分という時間だったが、Queenへのリスペクトのこもったパフォーマンスに大きな拍手が送られた。
GLAYの生み出した熱気が残る中、Queen+Adam Lambertは19:15にステージへ。「RADIO GA GA」「Hammer To Fall」「I Was Born To Love You」、デヴィッド・ボウイとのコラボ曲としても知られる「Under Pressure」など往年の楽曲をたたみかけていく。中盤ではブライアン・メイ(G)が「次は皆さんのために若い頃に書いた曲です」と、日本語を歌詞に取り入れた「手をとりあって」につなげる。この曲では日本の神社仏閣をイメージした映像が投影され、感動的な演出に合わせてファンの大合唱がドームに響いた。その後もQueen+Adam Lambertは年末の「第74回NHK紅白歌合戦」で披露した「Don't Stop Me Now」、世界中で愛され続けている名曲「Bohemian Rhapsody」などヒット曲を連発。アンコールではQueenの代名詞とも言える「We Will Rock You」「We Are the Champions」をパフォーマンスする大盤振る舞いで2時間におよぶライブを終えた。
なお、バックステージではGLAYの4人が、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、アダム・ランバートと初対面。記念撮影時にブライアン・メイが「とてもクリアなサウンドで、素晴らしいステージだった」とGLAYのメンバーに話しかけると、TAKUROが「僕らのステージ、観てくれたんですか?」と驚く場面も。その言葉にブライアンが「もちろん!」と答え、GLAYのメンバーを感激させていた。
タワーレコード名古屋近鉄パッセ店 @TOWER_Kintetsu
【#GLAY】
QUEEN + ADAM LAMBERT
THE RHAPSODY TOUR札幌ドーム公演⛄
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