日産スタジアムに広がった幻想的な世界
このライブフィルムは、昨年7月に神奈川・日産スタジアムで行われた男性限定ライブ「男祭り」の模様を収めた作品。「男祭り」は2011年にUVERworldの地元である滋賀のライブハウスで初開催されたイベントで、2017年は埼玉・さいたまスーパーアリーナ、2019年は東京・東京ドームと、会場の規模や動員数が年々拡大していった。東京ドーム公演は「男祭りFINAL」と題して行われたが、2023年に「ただ、やりたいから、おもしろいから、それだけです!」という理由で初のスタジアムライブとして復活。約7万人もの観客を巻き込んだ、“6 VS 72000”の熱狂のライブが繰り広げられた。
劇場版はDolby Atmosおよび5.1chサラウンドで昨日2月9日に公開された。舞台挨拶で司会者から印象に残っているシーンを聞かれると、TAKUYA∞(Vo)は「『AFTER LIFE』で紙吹雪が舞って、この世ともあの世とも言えないような幻想的な世界の中で歌っていて、1番か2番かわからなくなったというところですかね」と冗談を交えながら回答。克哉(G)は「ステージ上は客席より暑かったんですけど、日が暮れて涼しくなっていくのが気持ちよかったです」と猛暑の中での野外ステージを振り返った。
「誠果が鬼焦ってる」
彰(G)は「僕は『男祭り』に対してフラットなほうなんですけど、そんな僕が最後にステージに1人残って、お客さんをバックに写真を撮らせてもらっていいのかなと思ってました」とコメント。信人(B)は「単純に人が多すぎてずっとビビってました。これ誰のライブ?っていう景色でしたね」と約7万人の観客で埋まった日産スタジアムの光景を回想し、開演前のDJを務めた誠果(Sax)も「人前でDJをやるのが4回目だったんです。ほかのメンバーよりも先に7万人の前に立って、あまり緊張しないほうなんですけどバチバチに緊張しました」とステージ上から見た景色について言及する。真太郎(Dr)は男性ファンの野太い歓声を振り返り、「ずっと男性の怒号を聞きながらライブをやってたんですけど、ライブ中盤に招待客の女性の客の前に行ったとき、甲高い声が聞こえてきてホッとしたのを覚えてます(笑)」と微笑んだ。
ライブ当日は「ビタースウィート」で音が止まるアクシデントがあったが、それもライブを盛り上げるための演出に変えてみせたUVERworld。この件について誠果は「Crew(UVERworldファンの呼称)に誠果が鬼焦ってると言われてて。違うのよ、確認しただけなのよ」と語るも、ほかのメンバーから「だいぶ焦ってたで」とツッコまれていた。
今が一番楽しい
UVERworldは現在ライブツアー「UVERworld LIVE TOUR 2024」「QUEEN’S PARTY (女祭り)TOUR 2024」を開催中。3月6日にはニューシングル「Eye's Sentry」をリリースする。2024年の展望を聞かれると、TAKUYA∞は「2024年どころか2025年まで予定が決まっていて」「変なプレッシャーを感じずに、今最高に楽しんでこのままやっていこうかなという感じです。今一番楽しいです。更新できていますね」と答えて観客の胸を躍らせた。
なお「UVERworld KING’S PARADE 男祭り REBORN at Nissan Stadium」はライブBlu-ray / DVDとして3月6日にリリースされることが決まっている。初回限定盤にはライブ音源を収録したCDが付属する。
関連商品
かずき∞埼玉crew🇫🇷***** @marinos_uver
TAKUYA∞さんのこれはわかる人にはわかるサインやってる?← https://t.co/jU2YkHIgpM