この映像は1月8日に神奈川・Yokohama Bay Hallで撮影された、ワンマンツアー「Long Voyage」ファイナル公演の模様。バンド編成で行われたライブのアンコールで、七尾はこの曲を1人で弾き語りで披露した。
「Two Palestinians」は、イスラエルからの攻撃を浴び苦難の中にいるパレスチナの人々に捧げた楽曲。ライブで披露される前に、昨年12月22日にnoteで先行して歌詞が公開されていた。この曲でモチーフになったのは、幼くして国を追われ、難民の視点から作品を発表するも暗殺された同世代の2人のパレスチナ人、小説家のガッサーン・カナファーニーとマンガ家のナージー・アル・アリー。七尾は2人の生き様を思いながら、未来への可能性を断ち切ろうとする暴力への抵抗を歌で訴えている。
七尾はX(Twitter)で本日1月20日に、この動画とともに「パレスチナへの民族浄化が続く限り、あらゆる場所で歌い続けていきます。まだ2回目の拙い演奏で、今後、楽曲構成など大きく変化するかもしれませんが、今の想いをすべて込めました」と投稿した。
tAk @mifu75
七尾旅人が新曲「Two Palestinians」ライブ映像公開「パレスチナへの民族浄化が続く限り歌い続ける」(動画あり) https://t.co/kyJWn83M2i