「さよならマエストロ」はドラマ「凪のお暇」の脚本を手がけた大島里美によるオリジナルストーリー。才能ある指揮者でありながら、ある事件がきっかけで家族も音楽も失った父親・夏目俊平を
主題歌はアイナの新曲「宝者」。この楽曲はアイナが作詞作曲、河野圭が編曲を手がけた、温かい雰囲気の中に切なさが入り混じるミドルバラードとなっている。主題歌の制作について彼女は「最初に、別の2曲のデモ曲を送りましたが、もう1曲トライすることになり、もがくように制作にのめりこみました。そしてこの“宝物”が生まれました」とコメントしている。
「宝者」は1月15日にTikTokとInstagramで先行配信がスタートし、2月5日より各ストリーミングサービスにて配信される。
アイナ・ジ・エンド コメント
主題歌に採用された感想
初めて台本を少し読ませていただいたときに、文字で読んでいるのに音が聞こえてくるかのように鮮明に心に入ってきました。とてもワクワクしたのを覚えています。自分にも、できることを精一杯努めたい! と思いました。
「宝者」について
軽快なテンポで、自分史上今までにないほどまっすぐ歌うことを意識しました。編曲はお世話になっている河野圭さんでストリングスがとても美しいです。奇を衒わずしっかり心に届くことを、音色でも声色でも考えました。ありがとうとさよなら。出会いと旅立ち。人はこれを繰り返して生きていくんだなぁと改めて自分も考えさせられました。そんなテーマで綴りました。“大切な宝者”を思い浮かべて聴いていただけたら幸せです。
最初に、別の2曲のデモ曲を送りましたが、もう1曲トライすることになり、もがくように制作にのめりこみました。そしてこの“宝物”が生まれました。撮影だけじゃなくて、音楽にも真摯に向き合い沢山のやり取りをしてくださった日曜劇場のチームの方々の情熱を心から尊敬しております。
東仲恵吾(企画プロデューサー)コメント
アイナ・ジ・エンドを主題歌アーティストに起用した経緯について
本作は音楽が大きなテーマの一つです。その中で、唯一無二の声と表現力を持っていて、どんな楽曲でもアイナさんにしか歌えない色に染めていく彼女が奏でる“音楽”をお願いしたいと思いました。また、この作品は父と娘の確執と再生を描いていきます。ただ、確執といっても本音で嫌い合っているわけではない、すごく繊細で切ない心情なのですが、アイナさんなら切なさと救いを見事に歌い上げてくれると感じていました。私自身も、BiSH時代に彼女が歌い上げた「beautifulさ」にものすごく救われました。そんなアイナさんに本作をより彩ってもらうことができて光栄です。
「宝者」を聴いた感想
楽曲を聞かせてもらって感じたことは、娘から父への言い表せないくらいの溢れる愛に満ちた曲ということでした。ただ、愛といっても幸せなことだけじゃなくて、切なかったり悲しかったり、そういう喜怒哀楽がすべて詰め込まれた上で、最後に背中を押してくれる優しくて力強い応援歌だと感じました。
ドラマの見どころ
本作の大きな見どころは不器用な親子と、廃団寸前のオーケストラが再生していくところです。その再生していく過程で、一人では無理でも力を合わせればできることもある、ということを描いています。ぜひお楽しみください。
『さよならマエストロ』予告
TBS系「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」
初回放送:2024年1月14日(日)21:00~22:19
Collato @Collato10
@natalie_mu 期待は高い