ME:Iメンバー11人が自身の担当語る 笠原は「みんなの愉快なお父さん」、村上は「ポジティブ姫担当」

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サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から誕生したグループ・ME:I(ミーアイ)のマスコミ向けの取材会が、本日12月21日に東京・代官山スタジオで行われた。

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ME:I誕生までの歩み

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「PRODUCE 101」シリーズは101人の練習生の中から“国民プロデューサー”による視聴者投票を通じて新グループのデビューメンバーを決定する韓国発のオーディション番組。2019年に日本に上陸し、シーズン1からJO1、シーズン2からINIが誕生した。シーズン3にあたる「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」は、「PRODUCE 101」日本上陸後初となるガールズグループのオーディション。ポジション評価、グループ評価、コンセプト評価、先日TBSで生放送されたデビュー評価を経て、笠原桃奈、村上璃杏、高見文寧、櫻井美羽、山本すず、佐々木心菜、飯田栞月、清水恵子、石井蘭、海老原鼓、加藤心がメンバーに選ばれた。

「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」を振り返って

元気よく挨拶と自己紹介をしたME:I。冒頭で「改めてオーディションを振り返って印象に残っているシーンは?」と聞かれると、加藤は「初めてグループ評価で舞台に立って、応援してくださった方と実際に会ってファンの方の前でパフォーマンスをしたことが印象に残っています」と回答。石井は「YUMEKIさんに今までたくさん厳しい言葉をもらいましたけど、デビュー評価のときに私たちのパフォーマンスを観て涙してくれたことが印象に残っています。愛のある指導をしてくれていたんだなと」とダンストレーナーのYUMEKIへの思いを述べた。

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飯田はポジションバトルを挙げ「成長できたし、自分の分岐点になったなと思います」と回答。佐々木は「LEAP HIGH!~明日へ、めいっぱい~」の再評価後のシーンをセレクトし、「ドーナツをもらって、みんなで一緒に食べておいしかったです」と和やかなエピソードを披露した。ちゃんみなを敬愛する清水は「ちゃんみなさんがサプライズゲストで登場したこと。本当にびっくりして……まさかふすまを開けたら仁王立ちで立っておられるとは」と持ち前の明るさを発揮しつつ振り返る。海老原は「コンセプトバトル後に、ロールモデルでもあったチョ・ユリ(ex. IZ*ONE)さんに会えたことがすごくうれしかったです」と笑顔を浮かべる。

櫻井は「シグナルソングでセンターを務めて、リフトが上がったときが印象に残っています」と回答。続いて村上が「グローバルプロデューサーから言葉をもらったこと」と振り返ると、笠原は「同じことを言おうとしてました」と驚きつつ、ポジションバトルの際に感じた“国民プロデューサー”の熱狂について語った。また高見は「レコーディングが記憶に残っていますし、新鮮でした。勉強になりつつ楽しい気持ちでしたね」と振り返り、山本は「『LEAP HIGH!』を練習した3日間ですね。深夜まで練習していた光景が印象に残っています」と感慨深げな表情を浮かべた。

グループ内でどんな担当に?

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続いて「自分がグループ内でどんな担当になると思うか」という質問に、加藤は「年長者なので、みんなを見守る担当になりたいなと思います」とはにかむ。続いて石井はメインダンサー、飯田は“みんなの癒し担当”、佐々木は冷静担当に立候補した。清水は「ラップを得意としているので、ラップ担当に。あとはみんなに元気を注入できる担当になりたいです」と宣言。さらに海老原は「みんなの末っ子で明るいメインボーカルに」、櫻井は「チームの語学担当になれたら」、村上は「ポジティブ姫担当」、笠原は「みんなの愉快なお父さん」、高見は「曲の顔のような部分を歌えるボーカリスト」、山本は「盛り上げられるダンス担当」とそれぞれ自身が目指す“担当”について語った。

美容のために心がけていること

記者からの「スタイル維持や美容のために心がけていることは?」という質問に、山本が「発酵食品が好きなので、体のために食べてます」と答えると、清水が「血液さらさらになるね」、加藤も「ヨーグルト大好きだもんね」と言葉を添えた。

高見と佐々木はなるべく湯船に浸かること、櫻井は筋トレを挙げ、ヘアケアについてよく聞かれるという村上は「いいドライヤーとシャンプーを使ってます」と照れ臭そうに答える。また笠原は「これと言ってないんですけど……とにかく笑顔でいたら全部が楽しくなってよくなっていくと思うので、大好きなメンバーたちとワイワイ楽しく話すのがケアです!」とはつらつと回答。さらに海老原はパック、清水は洗顔のあとにタオルで顔を拭かないこだわり、飯田はヘアケア、石井はストレッチ、加藤はヨガについて語った。

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「どんな強みがあるグループだと思いますか?」という質問には多くのメンバーが1人ひとりの個性があふれるグループであることが強みだと回答。さらに今後について、石井が「どんなコンセプトも昇華できる最高のグループになりたいし、どの世代からも愛される有名なグループになっていきたいと思います」と展望を明かした。

克服したことや糧になったと思うこと

最後に「皆さんが克服したと思うことや糧になったと思うことは?」と聞かれ、海老原は「『LEAP HIGH!』の再評価のときはダンスを覚えるのが遅くて、ついていくのが苦しくなったときもありました。でも回を重ねるごとに早いスピードで振りを覚えられて、成長を感じました」と自信をのぞかせる。

清水は「緊張しまくることを少しだけ克服したと思っていて。ダンストレーナーの(仲宗根)梨乃さんに『不安な気持ちがあるから緊張するんだと思う』と言われて、自分のことを信じてなかったと気付けて。『自分ならできる』と暗示をかけたらいいパフォーマンスができるようになりました」と熱弁。佐々木は「周りの目を気にしたり、自分のことを決めつけたりして、自分の思うパフォーマンスができなかったんですが、だんだん自分の殻を破ることができるようになりました」と語った。

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飯田はクラシック調な歌声の癖を克服できたことを吐露。「克服するまでは頭の中のほとんどがそれでいっぱいで。克服してからは表情管理などほかの部分にも目を向けることができました」と回顧する。石井は「私は自信のなさです。梨乃さんのレッスンを通して、恥じることは何もないし、自然と自信を持ててきたと思います」と語った。

加藤は「得意分野だけじゃなくて、やったことがない雰囲気の曲にチャレンジすることで、新たな一面を見つけることができたかなと思います」と笑顔を浮かべ、山本は「表現力の部分で成長できたかなと。人前に出るのも恥ずかしかったけど、ちゃんとうれしかったらうれしい、悲しかったら泣いてというふうに、自分自身をさらけ出せるようになりました」とコメント。高見は「応援していただいてる方が近くにいることのありがたさを感じました。これまで親元を離れたことがなかったのですが、今回1カ月ほど離れてみて、こんなに親や一緒に戦ってくれる人の存在って大きかったんだなと改めて実感しました」と噛み締める。

笠原は「自分に厳しくしすぎるところがあったけど、トレーナーの方々から『ずっと挑戦し続けている』と言っていただいて、自分に対する向き合い方を改めて考えさせられました」とコメント。村上は「みんなで踊るときにコンセプトにどう合わせていけばいいのかずっと悩んでいたんですけど、YUMEKIさんが『そのままでいい』と言ってくださって。合宿を通して、今のままの自分でいいと思えました」と語る。最後に櫻井が「『これまでの経験が自分を閉じ込めている』という評価をいただいていたんですけど、回を追うごとに自分で自分をマイナスなほうに持っていってしまう部分を少しずつ消していけたんじゃないかなと思います」と真摯な表情で語った。

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※記事初出時、本文に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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