ネクライトーキーの演奏に突き上がる拳!悲願のZeppワンマンを成功させた5人は次なるステージへ

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ネクライトーキーが11月26日に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で全国ツアー「『踊れ!ランバダ』リリースツアー 『ゴーゴートーキーズ! 2023秋』」の最終公演を開催した。

もっさ(Vo, G)と朝日(G)。(撮影:垂水佳菜)

もっさ(Vo, G)と朝日(G)。(撮影:垂水佳菜)

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「ゴーゴートーキーズ! 2023秋」は8月にリリースされたネクライトーキー初のEP「踊れ!ランバダ」を携えて、9月にスタートしたツアー。Zepp Shinjukuでファイナルを終えたあと、バンドはメンバーのインフルエンザ感染のため延期を余儀なくされた香川・DIME公演を12月7日に、岡山・YEBISU YA PRO公演を12月8日に行う予定となっている。

ネクライトーキーにとってZepp会場でのワンマンライブは長年果たしたかった目標のひとつ。2020年にアルバム「ZOO!」のリリースツアーで、Zepp Tokyo(現在は閉館)のステージに立つ予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりツアー自体が初日公演以外すべて中止になった経験を持つ。Zeppでのワンマンに対する思いはファンもメンバーと同様で、開演前からフロアには熱気が漂っていた。

もっさ(Vo, G)(撮影:垂水佳菜)

もっさ(Vo, G)(撮影:垂水佳菜)[拡大]

朝日(G)(撮影:垂水佳菜)

朝日(G)(撮影:垂水佳菜)[拡大]

開演時間を迎え、普段のバージョンよりもアッパーにアレンジされたオープニングSEが流れ、いよいよネクライトーキーのZepp Shinjukuでのライブがスタート。ステージ後方にあるLEDスクリーンを全面的に使用した映像が投影された。その映像では舞台に向かって歩いていく5人の足元、ツアーの日程および会場名が映し出され、ステージにもっさ(Vo, G)、中村郁香(Key)、カズマタケイ(Dr)、藤田(B)、朝日(G)の順番にメンバーが上がり、大きな拍手で迎えられた。そして軽快なドラムのビートから「めっちゃかわいいうた」の演奏が始まり、イントロからハイテンションな5人の姿に、フロアも呼応するように一段と熱を帯びた。

藤田(B)(撮影:垂水佳菜)

藤田(B)(撮影:垂水佳菜)[拡大]

カズマタケイ(Dr)(撮影:垂水佳菜)

カズマタケイ(Dr)(撮影:垂水佳菜)[拡大]

「ありがとう! ネクライトーキーです!」というもっさのひと言から「ジャックポットなら踊らにゃソンソン」につなげたバンドは、続けて「踊れ!ランバダ」収録の「優しくなれたなら」を披露。生活感、倦怠感、SFといった要素がミックスされた世界観の歌詞と、ポップさをはらみつつプログレッシブに展開していくアンサンブルで観客の体を揺さぶる。さらに人気曲「こんがらがった!」や新曲を織り交ぜたセットリストを展開し、ライブ序盤からツアーで鍛えられたバンドのパフォーマンス力を存分に発揮した。もっさが「ネクライトーキー初のZeppワンマンです。3年前にできなかったZepp Tokyo(でのワンマンライブ)。Zepp Tokyoはなくなっちゃったけど、新宿でできてうれしい」と語ったあと、ネクライトーキーは、LEDスクリーンにミュージックビデオと同様の砂山が現れた「北上ノススメ」、朝日が「ただただ体を揺らせば音楽の力でひとつになれる。準備はいいですか?」という煽りから、“CHAKAPOCO”のコール&レスポンスに興じる「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る」、インプロビゼーションを経て藤田のベースプレイで始まる「はよファズ踏めや」とアッパーチューンを惜しみなく披露した。

中村郁香(Key)(撮影:垂水佳菜)

中村郁香(Key)(撮影:垂水佳菜)[拡大]

もっさ(Vo, G)(撮影:垂水佳菜)

もっさ(Vo, G)(撮影:垂水佳菜)[拡大]

「許せ!服部」でのコミカルな掛け合いでオーディエンスを楽しませたあと、バンドは最新EPから「今日はカレーの日」をブルージーなアレンジで届け、続けてセンチメンタルな歌声が印象的な「ゆうな」もパフォーマンス。しっとりしたムードから一転して、「ぽんぽこ節」では祭り囃子のSEからLEDスクリーンに巨大な信楽焼の狸が登場する中、メンバーが緩急の効いた演奏でオーディエンスを翻弄する。さらに間髪をいれずにメンバー紹介の演奏、EPのリード曲「ランバダ・ワンダラン」を届けた。「ランバダ・ワンダラン」ではLEDスクリーンやフロアに設置されたミラーボールの演出でCDのアートワークやMVの世界観が再現された。

ネクライトーキーは11月にNetflixのアニメシリーズ「スコット・ピルグリム テイクス・オフ」のオープニングテーマとして配信リリースした「bloom」をエネルギッシュに届けてオーディエンスを盛り上げる。ライブ終盤には「オシャレ大作戦」「ティーンエイジ・ネクラポップ」というライブ定番曲を連投して熱狂を生み出す中、「あべこべ」でライブ本編を締めくくった。

ネクライトーキー(撮影:垂水佳菜)

ネクライトーキー(撮影:垂水佳菜)[拡大]

アンコールでは朝日が「コロナ禍で生まれた外に出せない気持ちをぶつけて1日で作った、すごく思い出に残ってる大事な曲です」とコメントし、5人で「だれかとぼくら」を披露すると、観客の大合唱がZepp Shinjukuに響き渡った。ラストの「遠吠えのサンセット」ではオーディエンスの突き上げる拳がフロアを埋め尽くし、ライブの充実度を物語っていた。

なお終演後、「bloom」のMVがサプライズで上映され、来年2月21日にニューアルバム「TORCH」が発売されることが発表された。今作の初回限定盤には、Zepp Shinjukuでのワンマンライブの模様を収めたBlu-rayが付属する。

ネクライトーキー「bloom」ミュージックビデオ

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セットリスト

ネクライトーキー「『踊れ!ランバダ』リリースツアー 『ゴーゴートーキーズ! 2023秋』」2023年11月26日 Zepp Shinjuku(TOKYO)

01. めっちゃかわいいうた
02. ジャックポットなら踊らにゃソンソン
03. 優しくなれたなら
04. こんがらがった!
05. 北上のススメ
06. 誰が為にCHAKAPOCOは鳴る
07. はよファズ踏めや
08. だけじゃないBABY
09. ふざけてないぜ
10. 許せ!服部
11. 今日はカレーの日
12. ゆうな
13. ぽんぽこ節
14. ランバダ・ワンダラン
15. bloom
16. オシャレ大作戦
17. ティーンエイジ・ネクラポップ
18. あべこべ
<アンコール>
19. だれかとぼくら
20. 遠吠えのサンセット

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⚡︎さんまちゃん2017 @RB26__DETT

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それはそう

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