10月に亡くなった
午前中から行われた献花式には約1万人の一般客が参列。生前のHEATHが愛用していたベースが飾られた献花台を前に、参列したファンは涙を流しながら赤いバラを手向けて別れを惜しんだ。
夜はX JAPANのYOSHIKI(Dr, Piano)、PATA(G)、SUGIZO(G, Violin)のほか、約100人のバンド仲間が参列した。YOSHIKIは「HEATHは今日に至るまで、X JAPANの大事なメンバーとして支えてくれました。X JAPANは波乱万丈のグループで、そんな無茶苦茶なグループをいつも誇りに思ってくれていました。どれだけHEATHがこのバンドに貢献してくれていたか計り知れません」と、HEATHの功績を称える。そして「今年の8月にはディナーショーでセッションをして、まさかその日が最後の日になるなんて、思ってもみなかった。 HEATHの加入発表の記者会見はニューヨークのロックフェラー・センターで行い、そこで『X』が『X JAPAN』になりました。そして今回奇しくも自分が公演でニューヨークに滞在している最中に彼の訃報を聞きました」と訃報を知ったときの状況を振り返った。
YOSHIKIは「しんみりしないで明るく見送ってほしいと、HEATHが言っていたとご遺族から聞きました。この遺影もHEATHが自分で選んだものです。最後までロックミュージシャンとして生き通した、なんてかっこいいやつだったんだろうって思います。メモリアルコンサートも今後行う予定です。あの時ああしたら良かった、と自分を責めて立ち止まってしまいそうにもなることもあります。でも、今は僕らが前に進むことが、最大の恩返しなのかなと思います」と今後について涙をこらえながら語り、祭壇の前に設置されたピアノで「ENDLESS RAIN」を演奏。HEATHへ哀悼の意を表した。
関連記事
タグ
神戸太郎 @SKaHG6QvUJEI16P
X JAPAN・HEATHお別れ会に1万人参列、YOSHIKI「僕らが前に進むことが最大の恩返し」 #SmartNews https://t.co/bKqPHxEGH1