「気合入れていけよ!」X JAPAN初サマソニで白熱ステージ

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昨日8月14日、X JAPANが都市型ロックフェスティバル「SUMMER SONIC 2011」の幕張公演に出演。QVCマリンフィールドを舞台にしたMARINE STAGEで、70分にわたりライブを行った。

SUMMER SONIC幕張公演にて、カメラに向かってXポーズをとるメンバーたち。サービス精神旺盛なパフォーマンスにオーディエンスも熱狂しっぱなしだった(courtesy of SUMMER SONIC 2011)。

SUMMER SONIC幕張公演にて、カメラに向かってXポーズをとるメンバーたち。サービス精神旺盛なパフォーマンスにオーディエンスも熱狂しっぱなしだった(courtesy of SUMMER SONIC 2011)。

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幕張公演のライブ直前に記者会見に臨むX JAPANのメンバーたち(courtesy of SUMMER SONIC 2011)。

幕張公演のライブ直前に記者会見に臨むX JAPANのメンバーたち(courtesy of SUMMER SONIC 2011)。

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SUMMER SONIC幕張公演にて、激しいパフォーマンスで会場を圧倒したYOSHIKI(courtesy of SUMMER SONIC 2011)。

SUMMER SONIC幕張公演にて、激しいパフォーマンスで会場を圧倒したYOSHIKI(courtesy of SUMMER SONIC 2011)。

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ライブ直前には記者会見も実施し、ライブへの意気込みなどを語ったX JAPAN。前日の8月13日に「SUMMER SONIC 2011」の大阪公演に出演したメンバーだったが、疲れを見せることなく会見場に登場した。

YOSHIKI(Dr, Piano)は開口一番「バンドを結成して20年以上経つのですが、まさかその頃はこんなインターナショナルなイベントには出られるとは思わなかったんで、感無量です」と口にした。続いて前日の大阪公演について語り、ToshI(Vo)は「関西でX JAPANとしてライブをするのは久しぶりだったので、本当によかった」とコメント。YOSHIKIは、今は亡きHIDE(G)やTAIJI(B)、東日本大震災で亡くなった人たちのためにライブ中に黙祷を捧げたエピソードをしみじみと語った。

また「千葉でライブをするのは久しぶりでは?」という質問が寄せられると、YOSHIKIは「ここ千葉だった!」と素で驚く一幕も。そこからPATA(G)、ToshIとともに昔話に花を咲かせるなど、会見は終始和やかな雰囲気で進行した。

ライブへの意気込みを訊かれると、YOSHIKIは「昨日の大阪公演の反省点を生かしていきたい」「海外ではアウェイだからか伸び伸びできるところがあるんだけど、日本だと逆に緊張する。でも戦闘態勢で臨みたい」と語った。

会見の終盤には、秋にアジアでのツアーを予定していることも発表。さらに「99.5%はできあがってるんで、年内には出す予定です」と制作中のアルバムの進捗についても説明した。

会見終了後、MARINE STAGEにて始まったライブでは、新曲「JADE」や「ENDLESS RAIN」「Rusty Nail」といったヒットナンバーを含む計7曲を演奏。会場を埋め尽くしたオーディエンスを、興奮の渦へと巻き込んだ。

序盤でToshIが「会いたかったぜ、サマソニ! てめえら最後まで気合入れていけよ!」と観客を挑発すると、火炎や花火による大掛かりな演出が会場を彩る。「紅」の前にはSUGIZO(G, Violin)のバイオリンとYOSHIKIのピアノによる華麗なセッションも繰り広げられ、スタジアムを埋め尽くす観客が2人のプレイに魅入る姿も見られた。

MCではToshIが「みんなありがとう。久しぶりに日本に帰ってきたけど、やっぱいいねえ」と広い会場を見渡してつぶやく。YOSHIKIは「日本は暑いねえ。ホント暑い……」とこぼしながらも、「この素晴らしいイベントに立たせていただいてホントに光栄に思ってます。みんなもこうやって来てくれてありがとうございます。心から感謝してます」「今日はHIDEもTAIJIも一緒に演奏してくれていると思ってます」と感慨深げに語った。

続けてYOSHIKIは、東日本大震災で亡くなった人たちのためにオーディエンスとともに黙祷を捧げ、「いろんな課題がこの国にも僕らにも残されていますが、気合で乗り切っていければと思ってます」と力強く述べ、「気合入れていけよ!」と絶叫した。

後半戦は、「ENDLESS RAIN」でしっとりしたひとときを挟み、ToshIの「お前たちの本気を見せてくれ!」というシャウトで口火が切られた「Born to be free」で再びヒートアップ。レーザー光線や火炎が、X JAPANの激しいパフォーマンスを引き立てていった。

そしてラストナンバーとして鳴らされたのは「X」。ToshIの「大和魂見せてくれ!」というシャウトとともにイントロが鳴ると、オーディエンスは歓声をあげる。HEATH(B)、PATA、SUGIZOの3人はステージ中央に集まり、厚みのあるプレイで魅せ、YOSHIKIは汗を飛び散らしながら激しいリズムを刻んだ。

そして曲の合間にToshIが「We are?」と呼びかけると、会場中から「X!」という声が上がり一体感が生み出される。最後はスタジアムを揺らすほどの盛大なXジャンプが繰り広げられ、バンドの圧倒的な存在感を見せつける形で、2日間にわたったX JAPAN初の「SUMMER SONIC」ライブは締めくくられた。

2011年8月14日 X JAPAN「SUMMER SONIC 2011」セットリスト

01. JADE
02. Rusty Nail
03. 紅
04. ENDLESS RAIN
05. Born to be free
06. I.V.
07. X

X JAPANアジアツアー

2011年10月28日(金)韓国 ソウル Olympic Park Gymnastics Stadium
2011年10月30日(日)中国 上海 Shanghai Grand Stage
2011年11月2日(水)中国 北京 Beijing Workers' Stadium
2011年11月4日(金)中国 香港 Asia World-Expo
2011年11月6日(日)台湾 台北 TWTC Nangang Exhibition Hall
2011年11月8日(火)タイ バンコク Impact Arena

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読者の反応

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Cafe Le SCIENCE @EYES_LOVE_U

2010年代前半はXJAPANは海外ライブ、サマソニ、その後ジャパンツアーと、破竹の勢い。サマソニ行った人も行きたかったけど行けなかった人もそれぞれ様々な感情や思いがあったと 
思います。

https://t.co/32WwT2OKnF

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