「喉仏のクリスマス」はKan Sanoが「一生に一度はクリスマスソングを作ってみたい」という思いから真夏に制作を進めた王道ウインターソング。転調が続く楽しげなメロディと、マフラーの中で口ずさんでいるような湿度をはらむ歌声がクリスマスの情景を描き出している。なおジャケットにはKan Sano自ら手がけたコラージュ作品がデザインされた。
この楽曲についてKan Sanoは「今年こそはと意を決して、真夏に一人で汗だくになりながら作詞作曲し録音しました。大袈裟に言えば構想6年越えの楽曲と言えなくもありません」と制作過程を振り返り、「今の自分が凝縮された楽曲になっていますし、昨年や一昨年だったらもっと違う顔付きになっていたと思います」とコメントしている。
Kan Sano コメント
毎年クリスマスの時期になると「一生に一度はクリスマスソングを作ってみたいなあ」と思うのですが、制作やプロモーションのスケジュールを考えると、冬にリリースするためには夏に制作をしないといけないので、年々異常気象が深刻な問題になっている夏の猛暑の東京で、夏フェスの合間を縫って冬の歌を作る気持ちにはなかなかなれず困っていました。冬に作って翌年の冬にリリースするという作戦もありますが、制作中の楽曲を長期間寝かせてしまうと、またすべて作り直したくなるのがミュージシャンの性…。
このままでは一生実現できないので、今年こそはと意を決して、真夏に一人で汗だくになりながら作詞作曲し録音しました。大袈裟に言えば構想6年越えの楽曲と言えなくもありません。今年は「Go」と「Pマママ」をリリースしましたが、実際に今年作った新曲としては「喉仏のクリスマス」が初めてです。今の自分が凝縮された楽曲になっていますし、昨年や一昨年だったらもっと違う顔付きになっていたと思います。とにかく今は無事リリースできてホッとしています。
皆さま、今年も良きクリスマスを。
メリークリスマス!
Keisuke Odagiri @harasu_onigiri
Kan Sano、真夏に汗だくで制作した「喉仏のクリスマス」リリース(コメントあり) - 音楽ナタリー - https://t.co/5uxoYC7QJB