9月リリースのニューアルバム「式日散花」を携え、全国7会場でライブが行われた「散花奏奏」。秋めいてきた季節に合わせ、開場時にはデューク・エリントンの「Autumn Leaves」「Prelude to a Kiss」といったムーディなジャズナンバーがBGMに用いられ、オーディエンスを温かく歓迎した。
テレビドラマ「未成年」に挿入歌として使用されたCarpentersの「Superstar」が流れ始めると、
中盤に入ると、志磨はアコースティックギターをスタンバイ。優しく爪弾かれるアコギと、中村圭作(Key)の奏でる柔らかなシンセの音色が絡み合う「罪罪」、夜更けの美しい情景を繊細に描いた「Silly song, Million lights」で、熱気に満ちたフロアを心地よくクールダウンしていった。一方「やりすぎた天使」からは有島コレスケ(B)とビートさとし(Dr)がスウィンギンなビートを刻んでオーディエンスをリード。本編ラストナンバー「式日」の終盤では志磨が花びらを撒き、“とびきりの別れ”を艶やかに表現してみせた。メンバー全員が退場したあとには、志磨の立ち位置にスポットライトが投射され、床に散らばった花びらが煌々と照らされていた。
そしてアンコールの「愛に気をつけてね」では、「Baby Baby あんたなんか」コールがフロア中に炸裂。コロナ禍以降のライブでは長らく発声できなかったこともあってか、観客たちのテンションもこれまで以上に高まっていた。すべての楽曲が終わり、ジェーン・バーキンの「Ex fan des sixties」が流れる中、オーディエンスは名残惜しそうにツアーファイナルに別れを告げた。
なお「the dresscodes TOUR2023『散花奏奏』」ファイナル公演の映像は、2024年3月20日にDVDおよびBlu-rayにてリリースされることが決定。通常盤に加え、スペシャルアイテムを付属した500セット限定盤も販売される予定で、詳細は後日発表となる。
ドレスコーズ「the dresscodes TOUR2023『散花奏奏』」2023年10月31日 Zepp DiverCity(TOKYO) セットリスト
01. ラブ、アゲイン
02. 襲撃
03. Lolita
04. 聖者
05. 若葉のころ
06. レモンツリー
07. 罪罪
08. Silly song, Million lights
09. ハーベスト
10. やりすぎた天使
11. 少年セゾン
12. コミック・ジェネレイション
13. ビューティフル
14. 式日
<アンコール>
15. 最低なともだち
16. 愛に気をつけてね
ドレスコーズ「the dresscodes TOUR2023『散花奏奏』」ライブ映像作品(タイトル未定)収録曲
01. ラブ、アゲイン
02. 襲撃
03. Lolita
04. 聖者
05. 若葉のころ
06. レモンツリー
07. 罪罪
08. Silly song, Million lights
09. ハーベスト
10. やりすぎた天使
11. 少年セゾン
12. コミック・ジェネレイション
13. ビューティフル
14. 式日
15. 最低なともだち
16. 愛に気をつけてね
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