King & Princeが覚悟と感謝を胸に新体制ツアー、ティアラと過ごした“ピース”なひととき

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King & Princeの新体制初となるアリーナツアー「King & Prince LIVE TOUR 2023 ~ピース~」の神奈川・Kアリーナ横浜公演が10月20~22日に開催された。

King & Prince

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CDデビュー5周年記念日の5月23日、永瀬廉と高橋海人の2人体制で再出発したKing & Prince。6月に新体制第1弾となるシングル「なにもの」をリリースし、7月には初のファンミーティング「King & Princeとうちあわせ」を行ってティアラ(King & Princeファンの呼称)との交流を楽しんだ。

「King & Prince LIVE TOUR 2023 ~ピース~」はKing & Princeが新体制初のアルバム「ピース」を携え、8月より全国各地を回っているツアー。永瀬と高橋はジュニア時代のナンバーや「ピース」の収録曲などを通じて、ファンにポジティブなメッセージを届けた。また、ライブには7 MEN 侍も出演し、彼らをサポートした。この記事では昨日10月22日の昼公演の模様をレポートする。以下、ツアーのネタバレが含まれているため、今後の公演に参加する人はご注意を。

2万人に愛の再告白

微笑む永瀬廉(King & Prince)。

微笑む永瀬廉(King & Prince)。[拡大]

向き合うように鎮座する2匹のライオン像が存在感を放つKアリーナのステージ。円形のスクリーンにはステンドグラスのようなビジュアルが映し出され、鐘の音が響きわたると同時に永瀬と高橋が現れた。ライブの幕開けを飾ったのは“愛の再告白”をテーマにした「My Love Song」。西洋庭園をイメージした映像をバックに、2人は清らかな歌声でまっすぐな愛を表現する。さらに、「Magic of Love」「koi-wazurai」「恋降る月夜に君想ふ」というさまざまなラブソングも畳みかけ、高橋は「“ピース”な時間を過ごしましょう」と集まった約2万人に呼びかけた。

ガーデンでティーパーティを楽しむKing & Princeの映像が流れたあと、マーチングドラムの音が響きわたり「静寂のパレード」へと移る。7 MEN 侍がマーチングバンドさながらに旗を振ってステージに華を添える中、永瀬と高橋はトロッコで登場。2人を乗せたトロッコはグリーンで飾られ、まるで庭園から抜け出してきたかのようだ。高らかなホーンサウンドをきっかけに「That's Entertainment」が始まると、彼らはエネルギッシュなダンスでオーディエンスを惹き付けた。

1stアルバム「King & Prince」収録の「Super Duper Crazy」をゴンドラの上でパフォーマンスした永瀬と高橋。2人は9月に開業したKアリーナの場内を改めて見渡す。高橋はアリーナ席から7階席までの観客に声出しを求め、「みんなテンション高くてうれしいです」とにっこり。永瀬は「キッズたち!」と煽ったが、若い女性のレスポンスもちらほら。そんな声を聞いて、「20代の“キッズ”もいましたね」とファンにツッコミを入れた。その後も2人はリラックスした様子でトークを展開。ハロウィンや互いの私服の話題で盛り上がった。

7 MEN 侍のバンドサウンドに乗せて

今回のツアーでハイライトの1つとなったのがソロパート。それぞれのパフォーマンスには7 MEN 侍がバンドで参加した。高橋が歌ったのは自身がファンを公言してきた尾崎世界観(クリープハイプ)作詞作曲のロックチューン「ワレワレハコイビトドウシダ」。メロディアスなギターフレーズが際立つエッジの効いたサウンドに、高橋の切なくも力のこもった歌声が重なる。永瀬は“君”との幸福な日常が描かれたラブソング「きみいろ」を披露。穏やかなアンサンブルと永瀬の甘やかな歌声が溶け合い、Kアリーナを温かなムードで満たした。

終盤ではエレクトロチューン「CHASE IT DOWN」をきっかけに、盛り上がりが一気に加速していく。永瀬と高橋は息の合ったコンビネーションでハードなダンスを披露。パフォーマンス中には、電子花火が180°波打ちながらステージ上で弾けた。これは「Sparkular Wave」という特効機材で、国内アーティストのライブで使用されるのは「ピース」ツアーが初となる。続く人気曲「ichiban」で場内の熱気がさらに上昇。2人は重厚なビートに乗って激しく躍動した。

みんなの笑顔は当たり前じゃない

手を振る高橋海人(King & Prince)。

手を振る高橋海人(King & Prince)。[拡大]

ここで「My Love Song」のオルゴールバージョンが流れ始め、永瀬と高橋が心の内を明かしていく。高橋は「みんなが観終わったあとに純粋に『楽しかったね』って笑顔で、ピースな気持ちで帰れるようにがんばって作りました」とこのツアーについて説明。「みんなが笑顔でいてくれるのって全然当たり前じゃないし、きっと自分たちが与えてしまった不安だったり苦しさだったり……いろんな気持ちと戦ってくれたと思います。みんなに甘えてばっかですけど、ここにいる覚悟とこれからもみんなといろんな景色を見たいって気持ちと、廉と2人でもっともっとKing & Princeっていうエンタテインメントを楽しんでもらいたいって気持ちは誰にも負けてないです」と揺るぎない思いを口にした。永瀬は「この1年たくさんのことがありましたね」と切り出し、「皆さんの不安を取り除くために何ができるんだろうと考えてて、このライブを安心して楽しんでもらいたいという目標を持ってライブを作りました。いざ皆さんの目の前に立つと、僕らの心配は一瞬で吹き飛んでいくし、それだけ皆さんの楽しんでる表情はパワーをくれるなと公演をやるたびに思いますね」とファンにメッセージを伝える。そして「僕たち2人はKing & Princeとして活動していくっていう決断をしたので、これからも安心して、僕たち2人とKing & Princeの歴史を一緒に作り上げていきましょう」と強い覚悟を言葉にした。マイクを強く握り締めた永瀬と高橋は、心温まるバラードソング「Happy ever after」を情感豊かに歌唱。「この5年の歴史もしっかり背負っていく」という永瀬の言葉を体現するように、デビュー曲「シンデレラガール」をティアラに捧げた。アンコールで「なにもの」をハツラツと歌った2人はマイクを介さず「俺たちがKing & Prince」と叫ぶ。そんな永瀬と高橋、ティアラの頭上には無数の金テープが舞った。

King & Princeは11月8日にダブルAサイドシングル「愛し生きること / MAGIC WORD」をリリース。12月10日にはアリーナツアーの最終公演を愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で行う。

※高橋海人の高は、はしご高が正式表記。

ツアー日程

King & Prince LIVE TOUR 2023 ~ピース~(※終了分は割愛)

2023年10月28日(土)新潟県 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
START 17:30

2023年10月29日(日)新潟県 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
[第1回]START 13:00
[第2回]START 17:30

2023年12月1日(金)大阪府 Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
START 17:30

2023年12月2日(土)大阪府 Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
[第1回]START 13:00
[第2回]START 17:30

2023年12月3日(日)大阪府 Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
[第1回]START 13:00
[第2回]START 17:30
 
2023年12月9日(土)愛知県 Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場) Aホール
START 17:30

2023年12月10日(日)愛知県 Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場) Aホール
[第1回]START 13:00
[第2回]START 17:30

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lu_blue @lu_blue

これがスペで話してたVLの既製品に
廉くんは袖にパール
海人くんは前身頃/袖かな?にビジュー等装飾施したアレンジジャケットです https://t.co/lfxvOdP2uc

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