12月8日公開の映画「
本日10月11日に東京・神田明神ホールで「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」完全吹替版の制作発表会見が行われ、日本語版の吹替声優を務める6名が登場。完全吹替版における吹替キャストは、セリフに加えて劇中曲の歌唱も担当することになっており、演技力と歌唱力を兼ね備えた人物が起用された。
魔法のチョコレートを作り出す主人公・ウォンカを花村、ウォンカの相棒となる孤独な少女・ヌードルをチッチ、ウォンカの夢を邪魔する町の実力者アーサー・スラグワースを岸、チョコレート組合のフィクルグルーバーを武内、意地悪でがめつい宿屋の主人ミセス・スクラビットを松本、チョコが好きすぎて悪事に手を染める警察署長を長田、謎に満ちたチョコレート中毒の神父を松尾が演じる。
声優初挑戦ながら、本国のボイステストを経て主人公・ウォンカ役を射止めた花村は「テストがあると伺ってからは自分でボイスメモを録り練習をしましたが、テスト本番ではびっくりするくらい棒読みに……。そのあとの歌のテストでは気持ちよく歌えましたが、映像と口が合わず。アフレコでは“ウォンカの歌”として歌えるようがんばります」とコメント。「ここ4、5年は声優のお仕事がしたいと言っていたので、その夢が叶うと同時に、自分の歌声を作品に乗せていただけるというのが幸せです。ヌードルと一緒に夢をつかみたいです」と語った。また本編でウォンカを演じる俳優ティモシー・シャラメに声をあてることについては「本当に光栄な気持ちでいっぱいですね。表情が素敵で、その表情に声質を合わせていくことが幸せ。これから本編の収録が楽しみだなと思っています」と述べた。
一方チッチはボイステストについて「ルンルンで臨みました! ヌードルの人生を想像しながら声を吹き込むのが楽しくて。帰り道で“落ちたらどうしよう”と不安が押し寄せました。なので(合格して)うれしかったです」と笑顔でコメント。さらに「小さいときから何かになりきって声に出して絵本を読んでみたりすることが大好きだったので、声のお仕事をするのがすごく幸せですし、いままで9年ほどBiSHとして培った、心を掴んで何かを伝える気持ちとか、今まで得たものをこの作品に生かせたらいいなと思います」と述べている。
イベントの最後には、映画のストーリーに込められた「夢見ることからすべては始まる」というメッセージにちなみ、“願いが叶う神社”と謳われる神田明神でキャストたちが自身の夢を絵馬に託すことに。花村は「グループでドーム バンドで武道館!」、チッチは「イケてるおばあちゃんになりたい」という願いを略して「イケオバ」としたためた。
このほか登壇者以外の日本語吹替キャストとして、
フル @f61326
【会見レポート】花村想太とセントチヒロ・チッチ「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」で初声優(写真31枚) https://t.co/cPmhryWjaJ