10月6日公開の「アンダーカレント」は豊田徹也の同名マンガを今泉力哉監督が実写化した映画。真木よう子演じる、夫が失踪してしまった銭湯の女主人・関口かなえを中心とした登場人物たちの心の機微を繊細に描くヒューマンドラマだ。
映画公開を控える中リリースされる音源作品について細野は、「映画用には音の断片を極力シンプルに、素っぴんに近い形で作りました。音の世界を完成形にすれば、映画に溶け込む隙がなくなると思ったのです。ですから今回アルバムとしてまとめる際は、音楽の世界を再構築することが必要でした。とはいえ映画のために作った素材以外は使用していません」とコメントしている。なお、2024年1月には本作のアナログ盤がリリースされる予定。
細野晴臣 コメント
映画「アンダーカレント」に添えたイメージの数々を再構築しました。映画用には音の断片を極力シンプルに、素っぴんに近い形で作りました。音の世界を完成形にすれば、映画に溶け込む隙がなくなると思ったのです。ですから今回アルバムとしてまとめる際は、音楽の世界を再構築することが必要でした。とはいえ映画のために作った素材以外は使用していません。そして静けさと激しさが同居した映画、「アンダーカレント」のイメージがこの様になりました。
細野晴臣「Undercurrent」収録曲
01. Bath&Frog(風呂と蛙)
02. Underwater(水中)
03. Memory(記憶)
04. Lake(湖沼)
05. Undercurrent(底流)
06. Reverberation(余韻)
tAk @mifu75
細野晴臣が“素っぴんに近い形”の「アンダーカレント」劇伴を再構築(コメントあり) https://t.co/P3JOBxWXji