「ディストラクション・シスターズ」は本日9月29日にリリースされたEP「INSAINT」の収録曲。ビジュアライザーは写真家で映像作家のエドソウタが手がけており、映像では春ねむりが燃え盛る炎を背に「きみを殺すもののすべてを壊しに行こう」と呼びかけている。
また「INSAINT」のリリースに際して、EPの特設サイトが公開された。特設サイトには春ねむりによるセルフライナーノーツや歌詞の英語翻訳などが掲載されている。さらに春ねむりは本作について「このアルバムが、2023年のハードコア・パンクが、フェミニズムが、存在しますように。祈りを込めて制作しました」とコメントした。
春ねむり コメント
わたしたちが生きるこの世界において「一般的」で「健常」な人間で居ることはあまりにも難しい。
社会をつくる構造そのものが搾取や格差、差別を内包しているからだ。
ひとたび規範から逸れれば、変わった人として扱われ、時に蔑まれたり、存在を透明化されたりして、だんだん正気では居られなくなる。
システムや「普通」の枠から取りこぼされ、自分がおかしいのではないかと自分を疑い続け苦しみながら今を生きる全ての人のために、
このアルバムが、2023年のハードコア・パンクが、フェミニズムが、存在しますように。祈りを込めて制作しました。
音楽ナタリー @natalie_mu
春ねむり、新曲ビジュアライザーで燃え盛る炎を背に呼びかける(動画あり / コメントあり)
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