初ソロライブ、スタート
スパンコールがきらめく真っ黒な衣装を身にまとってステージに登場した桜井は、事務所に所属して初めて歌とダンスに挑戦した曲である「ダイビング」でライブをスタートさせる。続けてエビ中の初期ナンバー「えびぞりダイアモンド!!」をハツラツと歌い上げた。
緊張していると話しながらも、にこやかに自己紹介をした桜井は「私の生誕祭に来るの初めてだよって方ー？」と観客に問いかける。ファンから「初めて！」という返事が上がる中、「私が（ソロライブを）やるの初めてなんだった……！」と自身にツッコミを入れつつ、「そりゃあ、みんなそうですよね！」とうなずいた。
いろいろな桜井えまを味わって
「いろいろな桜井えまを味わってください」という言葉に続いたのは703号室「裸足のシンデレラ」のカバー。表情豊かにこの曲を歌った桜井は、エビ中の「I'll be here」を堂々とパフォーマンスし、えまふれんずを惹きつける。そしてステージ袖からマイクスタンドを運び入れると、アップテンポなBGMに合わせてキレのあるダンスを披露したのち、「Ladies＆Gentlemen！」と声を張り上げ、エビ中の「キャンディロッガー」をクールに歌った。
続いて始まったのは、桜井がSNSで事前に募集したファンからの質問に回答するコーナー。桜井は次から次へとテンポよく質問に答えていき、「えまちゃんがもらった歌割りの中で一番好きなパートは？」という問いには「『Family Complex』の出だしです！」、「今までのライブで一番印象に残った光景は？」という質問には「初ライブで登場したときの光景です」と返し、「決めポーズしながらもめちゃめちゃ手が震えてました！」と明かした。
エビ中に入るきっかけになった曲をカバー
「次は私が保育園生のときに踊った曲を歌いたいと思います」という宣言から披露されたのは、木村カエラの「Honey B ～みつばちダンス～」。キュートな振付を交えつつこの曲を高らかに歌い上げた桜井は、いきものがかりの「SAKURA」、エビ中の「日進月歩」を続けて歌唱した。「私さっき気が付いたんだけど……エビ中の衣装で初めてお腹を出したかもしれない！」と唐突に切り出した桜井は、ソロライブの衣装をすごく悩んで黒色に決めたことを語り、カチューシャをお気に入りポイントとして挙げた。
ライブが終盤に迫った頃、桜井が歌い始めたのはあいみょんの「マリーゴールド」。彼女は「エビ中に入るきっかけになったと言っても過言ではない！ オーディションで歌った思い入れのある曲です」と語るこの曲で、加入時と比べ深みを増した歌声を響かせた。そして自身の“出席番号”と年齢にちなみ16個用意されたサインボールを客席に投げ入れながら「頑張ってる途中」をパフォーマンスして、笑顔でステージをあとにした。
アンコールでは16歳の目標を宣言
「えまち！」「なでなで！」というソロライブならではの独特なアンコールの声に応えて、再びステージに登場した桜井。ステージの中央に立った彼女は「手をつなごう」の冒頭のアカペラパートを丁寧に歌い上げたのち、この曲の歌唱中は撮影可能であることをアナウンスした。すると、えまふれんずは慌ててスマートフォンやカメラを取り出しステージにレンズを向ける。桜井はそんなえまふれんずに笑顔を向けながら、元気いっぱいの歌声を響かせた。ラストナンバーの「涙は似合わない」の途中ではステージ後方のスクリーンに、桜井直筆のファンへのメッセージが映し出され、大サビでは彼女のメンバーカラーと同じ色の金テープがフロアに向けて発射され、誕生日ライブらしいお祝いムードに。晴れやかな表情で、改めてフロアに目を向けた桜井は「9月5日に16歳になってました！ 16歳の目標はやると決めたら最後までやり抜くことを大事にしたいなと思っています」と宣言。「これからも皆さんにたくさんのいい歌、パフォーマンスを届けられるようにがんばりますので、桜井えまの応援よろしくお願いします！」と深く頭を下げた。
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桜井えま生誕ソロライブ「はにーえまいる～沼1～」2023年9月13日KT Zepp Yokohama セットリスト
01. ダイビング
02. えびぞりダイアモンド!!
03. 裸足のシンデレラ（オリジナル：703号室）
04. I'll be here
05. キャンディロッガー
06. Honey B ～みつばちダンス～（オリジナル：木村カエラ）
07. SAKURA（オリジナル：いきものがかり）
08. 日進月歩
09. マリーゴールド（オリジナル：あいみょん）
10. 頑張ってる途中
＜アンコール＞
11. 手をつなごう
12. 涙は似合わない
まさよし隊員💋🐶💜@ @dorimasayoshi
待ってました。ナタリー レポート https://t.co/aBmwrBGQzR