TempalayとKroiがツーマンライブを行うのは今回が初。さまざまなジャンルを飲み込んだ独自のサウンドで国内外に多くファンを持つ両者の初競演の注目度は高く、チケットが早々にソールドアウトする盛況ぶりとなった。
この日のトップバッターはKroi。演奏前からハイテンションな様子の彼らは「Juden」でライブの口火を切ると、腕利きのメンバーが鳴らす複雑なバンドサウンドと、内田怜央(Vo)のファンキーな歌声で観客を惹きつけていく。そしてライブ定番曲「shift command」「夜明け」「Page」を繰り出して会場の熱気をじわじわと高めると、そのエネルギーを一気に爆発させるかのように次曲「Monster Play」で熱く激しいセッションを繰り広げた。MCでは関将典(B)が数年前からファンに「いつかTempalayと競演してほしい」とリクエストを受けていたことを明かし、満員のフロアを眺めながら「今日のお客さんの熱量が、このツーマンを熱望していたことを表してるよね」とうれしそうに語った。
Kroiは「Hard Pool」でライブを再開すると、目まぐるしい曲展開とジャンルレスなサウンドで、何にも染まらないバンドのスタンスを提示。そのまま荒々しくアレンジされた「Pith」や、心地よいグルーヴを刻む「Balmy Life」をパフォーマンして観客の体を大きく揺らした。そして最後はキラーチューン「Fire Brain」をプレイ。内田が曲中に「今日は最高の人間たちが集まっていると思います。我々はカッコいい音楽を鳴らし続けていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いします」と呼びかけると、5人はこの日一番のエモーショナルな演奏を届け、フロアを十分に温めてTempalayにバトンを渡した。
約30分の転換時間を挟み、場内の照明が落ちるとステージの幕が開く。立ち込めるスモークの中、
トリッキーなダンスナンバー「Booorn!!」では小原の穏やかなボーカルと
Kroiは11月から12月にかけて全国7都市を回る対バンツアー「Kroi Live Tour "Dig the Deep" Vol.4」を開催。このうちツアー初日の福岡・Zepp Fukuoka公演には、ゲストとしてTempalayが登場する。チケットぴあでは、明日8月21日23:59まで各公演のチケット先行予約を受付中。先着先行販売は25日10:00にスタートする。
ライブナタリー“Tempalay × Kroi” 2023年8月16日 Zepp DiverCity(TOKYO) セットリスト
Kroi
01. Juden
02. shift command
03. 夜明け
04. Page
05. Monster Play
06. Hard Pool
07. Pith
08. Balmy Life
09. Fire Brain
Tempalay
01. 脱衣麻雀
02. SONIC WAVE
03. EDEN
04. ああ迷路
05. Booorn!!
06. どうしよう
07. 深海より
08. あびばのんのん
09. へどりゅーむ
10. Q
11. そなちね
ライブナタリー @live_natalie_mu
【本日まで!】
ライブナタリー “#Tempalay × #Kroi”
会場で完売したイベントTシャツの受注締切は、本日23:59まで。
確実にご購入できるこの機会をお見逃しなく!
https://t.co/ET3dUF1S1T
▼興奮伝わるライブレポもご覧ください!
https://t.co/wHpFkWvwn1 https://t.co/8kxmuMtEHx https://t.co/YzL3IsFIch