「ラッセラー!ラッセラー!」という掛け声とともに、ビジョンに湘南乃の姿が映る。神輿を模したステージセットに4人が登場し、ラガビートが熱気をたぎらせる「COME AGAIN」でライブをスタートさせた。HAN-KUNが「湘南乃風の20歳の誕生日会と思われがちですが、20年間支えてくれたみんなへの愛を俺たちが伝える! 俺たちの愛はこうやって返す!」と叫ぶと、4人は「曖歌」から始まる夏曲メドレーを披露。会場にいる3万人のオーディエンスと大合唱を巻き起こした。「Summers」「晴ル矢」「Winner」「炎天夏」と畳みかけ、ヒートアップしていくステージではウォーターキャノンが吹き上がる演出も。「晴伝説」ではメンバーが肩を組みながら歌唱し、サビでは客席に一斉にタオルが舞った。
湘南乃風第5のメンバーと称される、DJ・バックセレクターのThe BK Soundがリクエストした「Hyper Something」では、ゲストとしてTELA-C(INFINITY16)が登場。重低音が響くダンスミュージックで盟友の20周年を祝福した。さらにRED RICEが「10年前の約束。あの続きをまたやろう」と語りかけ、4人でメジャーデビュー10周年当時に横浜スタジアムで歌うために作られた楽曲「BIG UP」を歌い上げた。
MCでは4人が改めてオーディエンスに感謝の気持ちを伝える。若旦那は「俺のMC代わり」と前置きし、10周年のタイミングで始めたというギターによる弾き語りで新曲を披露した。RED RICEは「どんなときでもスタッフと家族と仲間たち、全員がいたからこのステージがある。ここに集まってるみんな、ここに来れなかったみんな、全員で湘南乃風!」とコメント。SHOCK EYEは「高校生のときに初めてバイトをしたのがここ横浜スタジアムだった」と語り、「音楽が一番長く続いている。ここにいる全員が俺に役目をくれたから、俺は今とても幸せです! それぞれの役目を見つけてほしい」とオーディエンスにエールを送った。HAN-KUNは「俺たちは一番を目指してきた。でも20周年にしてやっと明確な一番が見つかった。今日みたいにみんなが楽しんでもらえる遊び場を作ること。まだ何も始まってないから終わりなんて絶対にない!」と言い放ち、客席に向け「一番歌」を届けた。本編ラストには「睡蓮花」が披露され、3万人がタオルを回す中、花火が華々しく打ち上がった。
アンコールでは湘南乃風がホーン隊を含めた大型バンド編成で登場。バンドセットによる「Rockin'Wildメドレー」を披露し、HAN-KUNは「20年目にして俺たちの新しいスタイル、全員で新しい道を築き上げたい」と語った。ここで若旦那が再びアコギを持つと、2人目のゲストの
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湘南乃風がメジャーデビュー20周年を3万人と祝福、ハマスタを埋め尽くしたタオルと大合唱
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