指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ
3グループがその日限りの特別なライブパフォーマンスを繰り広げる夏の合同フェス「イコノイジョイ」。今年は昨年に続く2回目の開催で、初の2DAYS公演へと規模が拡大された。本日の初日公演は「うぉーたー&あわあわパーティー」と題して水や泡を使った演出をふんだんに取り入れた、夏らしいセットリストのライブに。観客の声出しが可能になったことも相まって、会場に集まった約1万人のファンと一体になっての、まさにパーティのような盛り上がりが生まれた。
会場周辺の天気はまぶしいほどの快晴。開演時刻は夕方だが、抜けるような青空からコニファーフォレストに真夏の日差しが降り注いだ。オープニングでは「Overture」に合わせてスクリーンに映し出された映像にカウントダウンが表示され、ライブ開幕の瞬間から会場全体のテンションが上昇する。夏らしい法被風の衣装を身にまとって登場した=LOVE、≠ME、≒JOYは、そのカウントダウンがゼロになると、観客とともに水色のジェット風船を一斉に頭上へ発射した。開放感あふれる光景に歓声が上がる中、ライブの幕開けを飾ったのは=LOVEのさわやかなサマーチューン「ウィークエンドシトロン」。会場に設置されたウォーターキャノン、メンバーが持つ放水銃から盛大に水が撒かれた。
その後も3組そろってのパフォーマンスが続き、≠ME「す、好きじゃない!」ではメンバーが水鉄砲やバケツ、たらいで水をかけ合って大はしゃぎする。≒JOY「スイートシックスティーン」の曲中には、この曲でセンターを務める天野香乃愛が本日7月29日に22歳の誕生日を迎えた≠MEの河口夏音を祝福する微笑ましい場面も。ヘッドホンを首にかけた諸橋沙夏が“DJ SANA”になりきって観客を勢いよく煽り始めると、ほかのメンバーは水だけでなく、客席エリアに向かって大量の泡も発射。泡を使った演出は今年の「イコノイジョイ」から導入された初の試みで、会場全体に高揚感と清涼感がもたらされた。
続いてライブはユニット曲のコーナーへ。≠MEの鈴木瞳美、谷崎早耶がバスタブに入って「サマーチョコレート」をキュートに歌ったかと思えば、=LOVEの佐々木舞香が無数のシャボン玉に包まれながらソロ曲「真夜中マーメイド」で儚い歌声を響かせ、さらに≠MEの蟹沢萌子と冨田菜々風がデュエット曲「ピオニーズ」を情熱的に歌い上げるなど、幅広いパフォーマンスに観客が夢中になった。
ライブ中盤からは3グループそれぞれの単独パフォーマンスがスタート。まずは昨年の「イコノイジョイ」がステージデビューとなり、この1年で大きな成長を遂げた≒JOYが、市原愛弓の初センター曲である最新曲「大空、ビュンと」を疾走感いっぱいに披露する。次の≠MEの出番前には、指原プロデューサーが「次の曲や歌詞はこんな感じにしようと考えて書き上がったときに、パッと思い浮かんだ子をセンターにしたいと思っています」と語るコメント映像が上映され、9月6日にリリースされる7thシングルの表題曲「想わせぶりっこ」のミュージックビデオが会場のスクリーンを使って初公開された。かわいらしい恋のナンバーに仕上がったこの曲でセンターポジションに抜擢されたのは、表題曲初センターとなる鈴木瞳美。MVの上映後、ステージに姿を現した≠MEはさっそく「想わせぶりっこ」を初披露し、鈴木の「ちゅーする?」というセリフをはじめ、激しいダンスナンバーの前作「天使は何処へ」とは真逆とも言える王道アイドル感あふれるパフォーマンスで観客の心を鷲づかみにした。
一番の先輩である=LOVEは、7月19日にリリースしたばかりの最新シングルより、夏の空気感を詰め込んだ表題曲「ナツマトぺ」をはつらつと披露。≒JOY「超孤独ライオン」、≠ME「天使は何処へ」、=LOVE「Junkies」といった3組それぞれのパワフルな楽曲が連続するブロックでは、炎やレーザー照明の演出が歌とダンスの迫力を増大させる。さらに=LOVEはメンバーが指原プロデューサーと歌詞を共作し、10人が順に他己紹介し合う「ヒロインズ」をライブ初パフォーマンスした。
=LOVEの山本杏奈、≠MEの落合希来里、永田詩央里、≒JOYの江角怜音、藤沢莉子、村山結香がダンスパフォーマンスを披露し、観客の視線を釘付けにしたあとは、彼女たちの前に=LOVEの齋藤樹愛羅がさっそうと登場。6人を率いながら、ソロ曲であるクールなダンスナンバー「Kiara Tiara」を堂々と披露して歓声を浴びた。続いては=LOVEの野口衣織が歌謡曲調のソロ曲「拝啓 貴方様」を情感たっぷりに歌唱。和傘をさす野口に雨のように水が降り注ぎ、楽曲が持つ大人びたムードが会場中に充満した。
日没が近付いてきた頃、ライブはいよいよラストスパートへと突入。3グループが一体になっての迫力満点のステージが繰り広げられていく。≒JOY「今日も君の夢を見たんだ」ではカラフルな傘、≠ME「まほろばアスタリスク」では光るマイクスタンドがメンバーの手元に。=LOVE「青春“サブリミナル”」ではメンバーがトロッコに乗り込み、会場のあちこちに笑顔を振りまいた。また≠ME「はにかみショート」の途中には、ショートヘアのウイッグを被った諸橋沙夏が髪の短いメンバーを集めて“チョキチョキ戦隊”を結成するという突然の寸劇も展開された。そして=LOVE、≠ME、≒JOYの合同パズルゲームの配信が決定したことを発表したのち、3組はコラボ曲「トリプルデート」をにぎやかに披露。夜空に勢いよく打ち上がった花火が彼女たちの織りなす“パーティ”を彩った。
観客が叫ぶ「イコノイジョイ!」の声に応える形で始まったアンコールでは、≠ME「君はこの夏、恋をする」、=LOVE「夏祭り恋慕う」といった夏曲が畳みかけられ、会場のテンションが再上昇。その後のMCで客席エリアの様子がスクリーンに映し出され、今年1月に=LOVEを卒業した齊藤なぎさ、=LOVEのミュージックビデオの監督を務めたことがある峯岸みなみと、その夫である東海オンエアのてつやがカメラに捉えられると、メンバーと観客から感激の声が上がった。興奮が冷めやらぬ中、=LOVE初のライブフィルム「=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE」が9月22日より全国で公開されることも明らかに。この映画は今年1月から3月にかけて開催された「=LOVE全国ツアー2023『Today is your Trigger』」の東京・日本武道館公演でのライブパフォーマンスを中心に描かれる。
ラスト、=LOVE、≠ME、≒JOYは「うぉーたー&あわあわパーティー」の締めくくりに「ナツマトぺ」をコラボ。この日一番の量の泡がメンバーを包み込み、大盛況のうちに「イコノイジョイ 2023」の初日の幕が閉じた。
なおHuluでは「イコノイジョイ 2023」の模様を独占生配信。8月5日0:00から11日23:59まで見逃し配信が行われる。Huluストアでは8月11日21:00まで配信チケットを販売中。
「『イコノイジョイ 2023』うぉーたー&あわあわパーティー」2023年7月29日 富士急ハイランド・コニファーフォレスト セットリスト
01. ウィークエンドシトロン(
02. す、好きじゃない!(
03. スイートシックスティーン(
04. Want you!Want you!(=LOVE)
05. こちらハッピー探検隊(≠ME) / 落合希来里、河口夏音、櫻井もも、永田詩央里、本田珠由紀
06. わたし、魔法使い(=LOVE) / 大谷映美里、音嶋莉沙
07. サマーチョコレート(≠ME) / 鈴木瞳美、谷崎早耶
08. 真夜中マーメイド(=LOVE) / 佐々木舞香
09. 2時半ろけんろー(≠ME) / 永田詩央里、本田珠由記
10. ピオニーズ(≠ME) / 冨田菜々風、蟹沢萌子
11. 大空、ビュンと(≒JOY)
12. 想わせぶりっこ(≠ME)
13. ナツマトぺ(=LOVE)
14. 超孤独ライオン(≒JOY)
15. 天使は何処へ(≠ME)
16. Junkies(=LOVE)
17. ヒロインズ(=LOVE)
18. Kiara Tiara(=LOVE) / 齋藤樹愛羅、山本杏奈、落合希来里、永田詩央里、江角怜音、藤沢莉子、村山結香
19. 拝啓 貴方様(=LOVE) / 野口衣織
20. 今日も君の夢を見たんだ(≒JOY)
21. まほろばアスタリスク(≠ME)
22. 青春“サブリミナル”(=LOVE)
23. はにかみショート(≠ME)
24. この空がトリガー(=LOVE)
25. トリプルデート(イコノイジョイ)
<アンコール>
26. 君はこの夏、恋をする(≠ME)
27. 夏祭り恋慕う(=LOVE)
28. ナツマトぺ(=LOVE)
kyukayu @qiuhuayong2
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ライブの幕開けを飾ったのは=LOVEのさわやかなサマーチューン「ウィークエンドシトロン」
続いてライブはユニット曲のコーナーへ。=LOVEの佐々木舞香が無数のシャボン玉に包まれながらソロ曲「真夜中マーメイド」で儚い歌声を響かせ
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