BS-TBSの新ドラマ「怪談新耳袋 暗黒」の放送が明日7月27日にスタート。昨日25日に行われた製作発表会に、キャストの
ドラマシリーズ「怪談新耳袋」は木原浩勝、中山市朗が全国を巡り、“本当にあった怖い話”を集めた短編集「新耳袋」が原作。2003年にBS-TBSで放送が始まり、2013年までに6シリーズとスペシャルドラマ6作が制作されたほか、映画も4作品が公開された。「怪談新耳袋 暗黒」はシリーズ放送開始20年の節目に制作される10年ぶりの新作で、テーマは「闇」。1話10分のオムニバスホラー4本と、同じく1話10分で構成される4話完結の連続ドラマが放送される。
出演者には、これまでの「怪談新耳袋」シリーズと同様に、ネクストブレイクが期待される注目の若手俳優やタレントが起用された。7月27日に菅田が出演する「病院に来た子供」、8月3日に今井柊斗と前川佑が出演する「ハトの出る部屋」、10日に染谷と下尾が出演する「乗客」、17日に本田が出演する「カズオ」が放送される。武藤、塩崎、曽野は
製作発表会では「撮影中に記憶に残っていることは?」という司会者からの質問に、今作で謎の若い女を演じた下尾が「撮影中に機材が故障することが多くて。東京から撮影地まで往復で3時間くらいあったんですけど、煙が出る機械が壊れて、東京まで急遽取りに行くという事態が発生して。こんなことが起こるものなんだなって、ホラーの現場がちょっと楽しく感じました(笑)」と回答。もともと「新耳袋」のファンだったという染谷も「いろいろ機械の不調が重なって朝5時くらいになって。夜のシーンだったので、撮影が終わらざるを得なかったです」と続けた。さらに本田が「ちょっとやそっとじゃないくらいの雨風で、名古屋に帰れないくらいでした。でも、ホラーっぽくてよかったです。雨風があったほうが雰囲気が出るので」と話すなど、ホラー作品ならではのエピソードが紹介された。
その後も撮影期間中の怪奇現象についての話題が続き、今作がドラマ主演となった菅田は「この間、寝ているときに金縛りにあって、すごい苦しくて目も開けられなかったんですけど、私の手に小さい子の手が乗っている気がして。『えっ、なんだろう』と思っていたら、次に頭を踏まれているような感覚がして。声も出なかったんですけど、がんばって『わー!』って叫んだら、目覚めることができました。今回、私が出演したのが子供が関係した物語なので、私に何か伝えにきたんじゃないかなと思ってゾクゾクしました」とリアリティのあるエピソードを披露。臨場感あふれる怪談で会場の温度を低くした。
このほかにも、下尾が家のテーブルの上に水たまりができていた話や、別番組のロケで霊媒師に「生霊がすごいいるよ」と言われた話、塩崎が撮影現場で映像をタブレットで観ていたら白い影が横切ったという怪奇現象を次々に語ったが、曽野はホラーが苦手なのになぜかYouTubeでホラー動画をよくオススメされることを明かし、武藤から「エピソード弱くないですか?」とツッコまれていた。また本田は“ゾクゾクする話”として、渋谷に掲示された「怪談新耳袋」のパネルの前で堂々と写真を撮っていたのに誰にも気付かれなかったというエピソードを話し、「ちょっと粘って5枚くらい撮ってみたんですけど……渋谷って冷たい街だなって」とつぶやいて会場を和ませた。
そして質疑応答の最後に「おうちにおばけが出たとしたらどうしますか?」という質問が菅田と下尾に投げかけられ、2人がそれぞれ実際に体験した怪談を語った直後、突然照明が落ちて会場内が真っ暗に。再び照明が点くと同時に壇上に“幽霊”が登場し、菅田と下尾を大いに驚かせた。この展開を事前に知らされておらず、大声を上げて場内を逃げ回った2人。「夏本番を迎えているということで、菅田さんと下尾さんには体感温度を下げて涼しくなってもらおうとサプライズをご用意しました」という司会者の言葉を受け、菅田は「逆にすごい汗をかきました(笑)」とはにかんだ。
なお、2人にドッキリを仕掛けた幽霊はフォトセッションにも参加。菅田や下尾、報道陣のカメラに向かって睨みを利かせた。
BS-TBS「怪談新耳袋 暗黒」
「病院に来た子供」
2023年7月27日(木)23:00~23:30
「カズオ」
2023年8月3日(木)23:00~23:30
「ハトの出る部屋」
2023年8月10日(木)23:00~23:30
「乗客」
2023年8月17日(木)23:00~23:30
「人形村」
2023年8月24日~9月14日
毎週木曜日23:00~23:30
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