会場のJOL原宿は、まだ彼らがCUBERSと名乗る前のグループ名・只今、研修中です。男子時代から2017年まで定期公演を行なっていた会場。ライブ直前には“只研時代”のSEが流れ、往年のファンを喜ばせていた。グループの原点とも言える会場で彼らが1曲目に選んだのは、デビューシングルの表題曲「SHY」。この日のセットリストは彼らがメジャーデビューする前のインディーズ時代の楽曲で構成されており、「Shall we」「今さらmiss you」といった懐かしい楽曲が続けて披露された。
ひさびさのJOL原宿でのライブを懐かしみ、彼らは研修時代を再現するように春斗中心の立ち位置でMCを展開。「愛媛県出身のとにかく真面目なTAKAです」「最年少の優です」「メインボーカル担当しています、春斗です」「ダンサー出身の綾介です」「9太郎の9は数字の9、末吉9太郎です。エンターテイナー目指してます」と、研修時代の自己紹介でファンに挨拶をする。また前日23日に東京・豊洲PITで行われたフリーライブでも披露された「Good-goodbye」ではサイン入りのカラーボールを客席に投げ入れ、ファンを大いに沸かせた。
ライブ終盤のMC時には会場のモニタに懐かしい写真を投影してファンと過去を振り返るコーナーを展開。衣装をクリーニングに出したもののライブ当日が定休日だったため衣装がなく、衣装に似た私服でJOL原宿に来た優の写真や、なぜか綾介だけ私服のグループショット、CUBERSとしての仕事が軌道に乗りながらも居酒屋の求人広告に出てしまったバイト時代の春斗の写真が映し出され、会場内は大盛り上がりとなった。居酒屋バイト時代の春斗と現在の春斗を並べて記念撮影をするなど、ひとしきり過去の活動を振り返ったCUBERSは、研修時代に数少ないオリジナル曲として繰り返し披露していた「Baby Fever」を最後にパフォーマンス。ファンが盛大な拍手を送る中、5人は胸に手を当てて丁寧にお辞儀をして、この日のライブを締めくくった。
CUBERS「CUBERS Thank youフリーライブ2days」2023年7月24日 JOL原宿 セットリスト
01. SHY
02. Shall we
03. 今さらmiss you
04. Good good-bye
05. Baby Fever
話題の音楽 @wadaimusic
【ナタリー 音楽】 CUBERSが“原点”JOL原宿で研修時代のライブを再現、春斗のバイト写真公開も https://t.co/LeydBY8amR