7月30日の日本公開に先駆け、ディズニー / ピクサーのアニメ映画「カーズ2」のジャパンプレミアイベントが本日7月20日に東京・ディファ有明で開催された。
今回のジャパンプレミアでは、日本の魅力をもう一度見直し「仲間たちみんなで日本を元気にしよう」という思いのもと、全国各地の「祭」が集合。オープニングでは北海道のYOSAKOIソーラン祭り、沖縄のエイサーまつり、宮城の青葉まつり、福島のよさこい祭り、山形の花笠まつりの踊り子たちが、それぞれ勢いよく踊りながら会場をパレードした。
ジャパンプレミアにはメーター役の山口智充、ルイジ役のパンツェッタ・ジローラモ、ダレル・カートリップ役の福澤朗、サリー役の戸田恵子、ホリー役の朴ロ美(ロは玉へんに路)といった日本語吹き替え版の声優陣や、代表曲「ポリリズム」が全世界公開バージョンの挿入歌に起用された
舞台挨拶では、かしゆかが「子供の頃から観ていたディズニー / ピクサー作品に携われて光栄に思います。今まで聴いてきた『ポリリズム』と違う聴き方ができるようになっているので、ぜひ観てみてください」とコメント。あ~ちゃんは「浴衣まで着せていただいて、緊張してコケなくてよかったです」と話しつつ、挿入歌に選ばれたときの状況を「決まった後に報告を受けたので、『えっ! うそっ!』って言ってるうちによくわからないままロスに行くことになったんです」と説明した。
また、あ~ちゃんは映画の内容について「マックイーンとメーターの強い絆やお互いを信じる心、素直な気持ちに感動しました。『どんなところにいても変わらない、君は君でいいんだよ』っていうマックイーンのメーターへの言葉を聞いて、あんな友情があるって私も信じたいなって、観終わった後に思いました」とコメント。のっちは「マックイーンやメーターが私たちの『ポリリズム』を聴いているなという印象でした。何度も観させていただきましたが、何度観ても楽しい。特にアクションシーンは本当にすごいです!」と熱く語った。
挿入歌に抜擢されたことについて感想を聞かれたかしゆかは、「信じられないっていうのが本当の感想で、今もよくわかってないです。日本語吹き替え版ではエンドロールでもポリリズムが流れるんですが、この曲が発売された18歳の頃から4年間のいろんな『ポリリズム』が思い浮かんで、こみ上げてきました」と回答。続けて、「この映画は『そのままの自分らしくいることが大切だよ』っていうマックイーンとメーターの友情が描かれているんですが、Perfumeもそれぞれ違う個性を持っていて、そこを抑えてあわせるのではなくて、3人ともそれを活かしていこうっていつも話してるので、私たちと共通してるなと思いました」と感想を述べた。
途中、ジローラモが壇上で身を乗り出してPerfumeを見ていたことを司会に指摘され、「ずっと見てたんですけど、かわいいですね」と照れながら話す一幕も。また「カーズ」の大ファンだというのっちは山口智充に対して「今日はぐっさんじゃなくてメーターと話してるみたいな気分」と語り、山口の「今日は肌の色をメーターの錆色に合わせてきました」というジョークに対しても、のっちは「本当に黒いですね!」と驚いていた。
山口は最後にこの映画について、「仲間との友情、スリルやアクション、恋愛など幅広い要素が詰まってるけどシンプルな映画。車たちの世界が存分に楽しめる最高のエンタテインメント。見どころを訊かれると難しいほど全編通してスキのない作品です」と絶賛。登壇者全員での「カーズ2!」という掛け声と同時に、会場内に銀テープと紙吹雪が舞い、ジャパンプレミアは華々しく終了した。
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音楽ナタリー @natalie_mu
[写真追加]「Perfumeが浴衣姿で『カーズ2』ジャパンプレミアに登場」のニュースに浴衣写真を追加しました。 http://t.co/8PBoiEj