ビートたけし青春自伝「浅草キッド」が音楽劇に、北野武役は林遣都

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ビートたけし原作による音楽劇「浅草キッド」が10月から11月にかけて東京、大阪、愛知の3都市で開催される。

音楽劇「浅草キッド」キービジュアル

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音楽劇「浅草キッド」は、ビートたけしによる同名の青春自伝小説が原作。小説はビートたけしが芸人として一斉を風靡し、映画監督として世界で評価される以前、まだ何者でもなかった青年時代の夏に、のちの人生を決定付ける師匠・深見千三郎と出会い、苦楽をともにした芸人仲間や、たくましく生きるストリッパーたちと過ごした日々を描いた作品だ。過去にドラマ化、映画化された本作が、ビートたけし作詞作曲による楽曲「浅草キッド」とともに音楽劇として初めて舞台化される。

舞台版ではビートたけし自らが「原点」と語る、東京・浅草のフランス座で下積み生活を過ごした青春時代、“芸人・ビートたけし”の誕生と、お笑いに情熱を注ぐ芸人たちの生き様が描かれる。脚本、演出を務めるのは、演劇のみならず映画やテレビの脚本、演出、監督などを務める福原充則。福原ならではの深い人間洞察力、見る者の胸を打つ詩的なセリフ、大胆な想像力と演出に加え、メインテーマとなる「浅草キッド」や、本舞台オリジナルの楽曲によって、芸に生きようとする人々の心情が音楽劇として色濃く表現される。

本作では林遣都が主演を務め、北野武を演じる。また師匠・深見を山本耕史、先輩芸人の高山三太を松下優也、のちのビートきよしとなる兼子二郎を今野浩喜、後輩芸人のマーキーを稲葉友、作家志望の井上を森永悠希、深見の妻・志の川亜矢を紺野まひる、フランス座のチケット売り場で働く塚原をあめくみちこがそれぞれ演じる。

音楽劇「浅草キッド」は10月8日から22日に東京・明治座、10月30日から11月5日に大阪・新歌舞伎座、そして11月25日と26日に愛知・愛知県芸術劇場 大ホールで上演される。詳しいスケジュールはオフィシャルサイトで確認を。

音楽劇「浅草キッド」

2023年10月8日(日)~10月22日(日)東京都 明治座
2023年10月30日(月)~11月5日(日)大阪府 新歌舞伎座
2023年11月25日(土)・11月26日(日)愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
原作:ビートたけし
脚本・演出:福原充則
音楽・音楽監督:益田トッシュ
出演:林遣都 / 松下優也 / 今野浩喜 / 稲葉友 / 森永悠希 / 紺野まひる / あめくみちこ / 山本耕史 / 村上航 / 久保貫太郎 / 西山宏幸 / 後東ようこ / 松之木天辺 / 寺井義貴 / 竹口龍茶 / 熊野晋也 / 松永健資 / 江見ひかる / 永石千尋 / 横田剛基 / 元榮菜摘 / 古田伊吹

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鯨統一郎 @kujira1016

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