4月にスタートしたこのツアーでは宮城、大阪、福岡、広島、愛知の各地で対バン形式のライブが開催されてきたが、ファイナルの東京公演はグループ初のワンマンライブに。満員のZepp Shinjuku(TOKYO)で初披露の新曲4曲を含む全18曲がパフォーマンスされた。
観客の期待感と高揚感が渦巻く中、ライブはファイナル公演のために用意されたメンバーの紹介映像で幕を開ける。高嶺のなでしこのサウンドプロデュースを担当する
続く4曲は、ステージ上のメンバーをスマートフォンなどで撮影できる“撮影可能タイム“に。YouTube、TikTokなどで話題となり、今や高嶺のなでしこの代名詞となっている「可愛くてごめん」や、「男の子の目的は何?」「ユメムスビ」が披露された。さらに10人はYouTubeでダンスプラクティスビデオが公開されたばかりの「ヒロインは平均以下。」を初披露。「ヒロインは平均以下。」は「可愛くてごめん」「男の子の目的は何?」同様にオリジナルはHoneyWorksの楽曲で、10人は本家のミュージックビデオをバックにした映像と親和性の高いパフォーマンスで会場を盛り上げた。
MCではツアーでの対バンの思い出話や、各地でグルメを楽しんだ話で盛り上がった高嶺のなでしこ。彼女たちはライブ後半になると清楚な制服衣装へと着替え、「可愛いって言われたい」「私は怪物」、この日初披露の天月-あまつき-「月曜日の憂鬱」のカバーなどをパフォーマンスし、会場のテンションをさらに引き上げる。松本ももなが「この夏にぴったりな甘酸っぱい青春ソングとなっています」と紹介した新オリジナル曲「初恋のひと。」も披露し、シャボン玉に包まれる中での幻想的なパフォーマンスで観客を魅了。「乙女どもよ。」「女の子は強い」と続き、本編ラストの「僕は君になれない」では1stツアーの成功を祝福するかのようにきらびやかなテープがフロアに降り注いだ。
アンコールでは、ライブ前日にYouTubeでMVが公開されたCHiCO with HoneyWorks「決戦スピリット」のカバーが初披露され、ライブ本編に引き続き会場のテンションが上がり続ける。次に高嶺のなでしこは、ライブの締めくくりの定番曲となっている「ファンサ」をパフォーマンス。客席に向けて直筆サイン入りのカラーボールを投げ込んだり、タオルを持ってパフォーマンスをしたりと、会場に一体感をもたらした。
ここで「高嶺のなでしこ 1周年記念ライブ」が9月3日に東京・豊洲PITで行われることが発表され、メンバーは会場のファンと喜びを分かち合う。そして10人はラストに「美しく生きろ」を歌唱。ライブのクライマックスにふさわしい盛り上がりを生み出し、「高嶺のなでしこ 全国お招きツアー2023~First trip~」を成功に導いた。
高嶺のなでしこ「高嶺のなでしこ 全国お招きツアー2023~First trip~」2023年6月23日 Zepp Shinjuku(TOKYO) セットリスト
SE. OVERTURE~We are TAKANENONADESHIKO~
01. 革命の女王
02. 誇り高きアイドル(オリジナル:mona)
03. アンチファン
04. 可愛くてごめん(オリジナル:
05. 男の子の目的は何?(オリジナル:HoneyWorks)
06. ユメムスビ
07. ヒロインは平均以下。(オリジナル:HoneyWorks)
08. 可愛いって言われたい
09. 私は怪物
10. 月曜日の憂鬱(オリジナル:天月-あまつき-)
11. #超絶かわいい(オリジナル:mona)
12. 初恋のひと。
13. 乙女どもよ。(オリジナル:CHiCO with HoneyWorks)
14. 女の子は強い
15. 僕は君になれない
<アンコール>
16. 決戦スピリット(オリジナル:CHiCO with HoneyWorks)
17. ファンサ(オリジナル:mona)
18. 美しく生きろ
高嶺のなでしこ 1周年記念ライブ
2023年9月3日(日)東京都 豊洲PIT
比企ライナー🚂🌌🍑🐱 @HIKILINER0627
高嶺のなでしこ初の全国ツアー完走、1周年記念ライブは豊洲PITで https://t.co/cTOwFt66WY #スマートニュース