「パンダピラニア」はもともとバラエティ番組で披露するコントのために長田が書き下ろした楽曲。“アジアのどっかにありそうな”架空の国イベンギの大御所歌手であるキンパ・ニーが歌う、エスニックかつキャッチーなダンスチューンだ。チョコプラの長田庄平は「マツケンサンバ」の世界観にインスパイアされて「パンダピラニア」を制作したと言い「ぜひ健さんに歌っていただけたらと思って、ダメ元でオファーしたらまさかのオッケーが出て。『本当に!? 健さん怒ってても知らないよ!?』とマネージャーに確認していたんですが、いざ収録日を迎えたら、もう快くやっていただいて」とコラボの経緯を説明。「オリジナルのほうは私が歌ってるんですけど、今回のカバーには“健さん節”が効いていて、雰囲気が全然違う。『パンダピラニア』がさらに昇華したって感じですね」とその出来栄えをアピールした。
オファーを受けた理由について、松平は「中東の世界観というんですか? 『マツケン・マハラジャ』という曲を出したこともありますけど、そういう世界観が好きなので」と回答。「(曲の)意味、わかりました?」と長田から聞かれると「もちろんわかりません」と即答した。原曲は造語の歌詞で構成されているため、意味が理解できないのは当然として「『これなんの曲だ?』と疑問は湧かなかったですか?」というそもそもの問いかけに、松平は「いや、パンダとピラニアの……」とシンプルに受け入れたことを明かし「楽しい曲ですよ」と所感を語った。
「パンダピラニア」を松平がカバーするにあたり、振付は「マツケンサンバII」でおなじみの
コラボカフェが大きな話題を呼ぶなど、「マツケンサンバII」が人気を博している現状について問われると、松平は「(楽曲が)私からちょっと離れて行ってしまった感じ」と吐露。「おそらく『パンダピラニア』も離れていくでしょうね(笑)」「離れ方がちょっと違うかもしれないけど(笑)」と自虐するチョコプラだったが、長田は「僕たちは健さんにガッチリくっついていきたい」と力強く宣言する。コロナ禍で強いられた我慢を発散したいという人々の思いも“マツケンサンバ人気”につながっているのではと松平が見解を述べると、長田は「『パンダピラニア』もコロナ禍で溜まった鬱憤を発散するにはちょうどいい感じになってますので。ちょうど、パンダとピラニアっていうことなんで」と持論を展開した。
「パンダピラニア」で「NHK紅白歌合戦」への出場を狙うかを聞かれ、松平は「……どうなの?」とチョコプラの2人に目を向ける。長田は謙遜しつつ、TikTokで「パンダピラニアチャレンジ」ができるエフェクトを制作したと説明し、ブレイクを狙う気は満々の様子。さらにチョコプラは「夏、大ブレイクして。フェスとかにも出られたら最高」「『フジロック』のヘッドライナーを務めたりね」「『日本レコード大賞』も間に合いますね」と夢が広がり止まらない。しかし松平は「『マツケンサンバII』くらいブレイクする予感は?」と問われると「ああー……」と口ごもり、「チョコプラと組んで後悔していない?」という質問には「うーん……」と考え込んでしまう。長田に「『うーん』は健さん、ダメです!」、松尾に「スパッと『そんなことないです』って言ってもらわないと!」とツッコまれた松平は「いやでも、本当にいい作品に仕上がりました」と笑顔を見せた。
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パンダピラニアの日本語カバーを松平健が歌う。
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