「浪江女子発組合 出張公演 またキミと、」は、浪江女子発組合が7人体制になってから初めて行われたライブ。開演時刻になり「Overture ~浪江発の風にのって~」が鳴り響くと、客席からコールが沸き起こる。福島県双葉郡浪江町の伝統品・大堀相馬焼をテーマにした衣装を身にまとったメンバーが順番にステージに登場し、1年3カ月ぶりの新曲「桜流し」でライブの幕を開けた。「ミライイロの花」の間奏では「一緒に踊ってください!」と呼びかけられた組合員(浪江女子発組合ファンの呼称)が、振付を真似る姿も見られた。
メンバーの自己紹介が終わるとサプライズで披露された「桜流し」のジャケット写真が公開され、そこに写っている手が佐々木のものであることが明かされた。「桜流し」は青春の終わりの切なさ、未来への前向きな感情が入り混じる青春ポップナンバーで、明日5月31日に配信リリースされる。「ロマンスはエチュード」の披露前には計3回あるセリフパートを奪い合うじゃんけんが繰り広げられ、佐々木、鈴木萌花、播磨かなのが勝利。羽織っていたジャケットを脱ぎワンピース姿に着替えたあとは「それぞれのハタ」がスタートし、メンバーが組合員と一緒になってタオルを振り回す。続く「あるけあるけ」ではしっとりとした歌声が届けられた。
ライブが終盤に差しかかると、彼女たちは毎年4月に浪江町で行われる花火大会をテーマにした楽曲「つながる、ウンメイ」を力強く歌い上げ、儚げな演出で会場を沸かせる。その後、本編のラストナンバーとなったのは浪江女子発組合のデビュー曲「なみえのわ」。7人は笑顔でパフォーマンスを届け、会場を温かい空気で包み込んだ。
アンコールではメンバーが組合員の拍手に応え、本公演のグッズTシャツを着用して再登場。アップテンポな自己紹介ソング「桜梅桃李夢物語」を投下し、場内の熱気を急上昇させる。7人はこの日のライブタイトルにもなっている楽曲「またキミと」も情感たっぷりに歌い、ステージをあとにした。
なおM-ON! LIVEでは5月30日23:00に、浪江女子発組合が2021年12月に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催した「2021年JA浪江 組合総会 あいのりきっぷ」のライブ映像と、2021年の浪江女子発組合に密着したドキュメンタリー映像が放送される。
浪江女子発組合「浪江女子発組合 出張公演 またキミと、」2023年5月28日 Spotify 0-EAST セットリスト
01. 桜流し
02. ミライイロの花
03. ロマンスはエチュード
04. それぞれのハタ
05. あるけあるけ
06. ハレノヒの足跡
07. つながる、ウンメイ
08. なみえのわ
<アンコール>
09. 桜梅桃李夢物語
10. またキミと。
MUSIC ON! TV「M-ON! LIVE『2021年JA浪江 組合総会 あいのりきっぷ』」
初回放送:2023年5月30日(火)23:00~26:30
リピート放送:2023年6月20日(火)24:00~27:30
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浪江女子発組合、7人体制初ワンマンで新曲「桜流し」サプライズ披露 - 音楽ナタリー
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