セッション集団・野流、造園計画から穏やかさに満ちた初アルバム発売

野流の1stフルアルバム「梵楽」が6月14日にリリースされる。

野流は2022年に結成され、東京や千葉を中心に活動しているセッション集団。メンバーは流動的に入れ替わっており、現在はHyozo（Key, Harp / hYouUEa）、織川一（Fl, Harp）、水野翔太（B）、佐々木皓介（琴, G）、聶（Piano, Per, Photo, Engineering）のの5人を中心に演奏活動を行っている。これまで即興演奏のワークショップやセッション、ギャラリーでのライブなど、さまざまなスタイルで活動を展開してきた。

帯化の主宰レーベル・造園計画から発売される「梵楽」は、コアメンバーであるHyozoと織川によって制作されたアルバム。ハープやエレクトリックピアノによる穏やかなテイストを基調としつつ、手遊びをそのまま録音したようなプリミティブなパート、喜多郎の音楽を彷彿とさせる電子音も盛り込まれている。本作はカセットテープと配信の2形態でリリースされ、カセットテープ版にはダウンロードコード、ステッカー、ミニブックレットも付属。ダウンロードコードでは「梵楽」に加え、セッションイベント「しらべ」の一部音源を収めた作品「極乙」も聴くことができる。

※hYouUEaの「E」はユーロ通貨記号が正式表記。