「フォトグラフ」はATSUSHIとスカパラのNARGO(Tp)、北原雅彦(Tb)、GAMO(Tenor Sax)、谷中敦(Baritone Sax)が書き下ろした曲。コラボの経緯について谷中は「僕はEXILEさんの『Ti Amo』というミュージックビデオに出させていただいたり、歌詞も書かせていただいたりして、古い付き合いがあったんですけど、ATSUSHIくんとは連絡先を交換していなくて…。ところが、このあいだばったりATSUSHIくんと会うタイミングがあって、ATSUSHIくんがちょうど『どうしたらいいかなって悩んでるときに(谷中さんに)お会いしたんで、これはお願いするタイミングなのかな』って思ってくれたみたいで、そこからすぐ連絡をもらって。ぜひやらせてくださいという話になりました」と明かし、ATSUSHIは歌詞に込めた思いについて「高校球児のみなさんが、それを支える周りの仲間や、ご家族など、それぞれの立場からの想いを背負って一生懸命に立ち向かう姿をイメージしながら、それぞれの晴れ姿が、どの部分を切り取ったとしても、笑顔や涙が光り輝いているイメージを大切にしました」と語っている。
4月に体調不良のため活動休止を発表していたATSUSHI。彼へのオファーについてABCテレビのプロデューサー・有村貴紀氏は「ATSUSHIさんにぜひとも楽曲をご提供いただきたいとの思いから、昨年末から打ち合わせを重ね、楽曲制作に入ってもらいました。そんな中で体調不良となられましたが、コンディションと日々相談し、レコーディングを進めていただきました。ATSUSHIさんは休み休みの中、球児の事を思い描き歌詞を書き上げ、全力で声に想いをのせてくれました」とコメントしている。
「フォトグラフ」は6月14日に配信リリースされることが決定。7月25日に「甲子園への道」、8月6日に「熱闘甲子園」内でのオンエアがスタートし、そのほか各都道府県で開催される地方大会の中継番組でも使用される。
EXILE ATSUSHI コメント
コラボレーションの話を聞いたときの感想
コラボレーションは、なかなかタイミングやご縁が混じり合わないと、実現しにくい時もあるので、スカパラの谷中さんとは長年EXILEとの関りもありましたし、偶然お会いできたタイミングで何かの運命的なご縁を感じ、ご一緒できて嬉しいです。
「フォトグラフ」に込めた思い。楽曲を制作する中で大切にしたこと
高校球児のみなさんが、それを支える周りの仲間や、ご家族など、それぞれの立場からの想いを背負って一生懸命に立ち向かう姿をイメージしながら、それぞれの晴れ姿が、どの部分を切り取ったとしても、笑顔や涙が光り輝いているイメージを大切にしました。
学生時代に“熱闘”したこと
自分も部活動には熱闘していました。
特に中学生の時は好きな人に気付いてもらいたくて、それがとてつもないモチベーションになっていたことを昨日のことのように思い出します。
東京スカパラダイスオーケストラ ホーンセクションの印象。実際に演奏された音を聴いた感想
やはり世界中でコンサートツアーをされていらっしゃるグループですし、一体感と、温かみの中にソリッドな音が印象的で、さすが長年一緒に演奏されていらっしゃるグループだと納得させられてしまうような感覚でした。
またスカパラさんの熱さみたいなものが、高校球児たちの背中を後押ししてくれるような印象の演奏で、とても素晴らしいコラボレーションをさせていただきました。
球児や彼らを支える周りの方々へメッセージ
人生は本当にいい時もあれば、大変な時もあると思います。
今回の大会の結果がどうであれ、一生に一度のこの3年間。
そのイメージをやり切ったモノとして、記憶の中のフォトグラフに刻んで、またさらなる次のステージへ向かうような、そんなイメージを持ってくれたら嬉しいです。
まっすぐに正面からぶつかった想いは、いろいろなことを教えてくれると思います。ボクも歌というものに向き合って、いろんなことを学びました。
今が全てじゃないけど、全てを今に懸けられるかけがえのない青春の瞬間を、楽しみながら、謳歌してください。
東京スカパラダイスオーケストラ ホーンセクション コメント
ATSUSHIとコラボすることになった経緯
谷中敦
僕はEXILEさんの「Ti Amo」というミュージックビデオに出させていただいたり、歌詞も書かせていただいたりして、古い付き合いがあったんですけど、ATSUSHIくんとは連絡先を交換していなくて…。ところが、このあいだばったりATSUSHIくんと会うタイミングがあって、ATSUSHIくんがちょうど「どうしたらいいかなって悩んでるときに(谷中さんに)お会いしたんで、これはお願いするタイミングなのかな」って思ってくれたみたいで、そこからすぐ連絡をもらって。ぜひやらせてくださいという話になりました。
コラボの話をもらったときの心境
谷中
光栄ですね。かっこいいボーカリストですから、ホントに。素晴らしいアーティストだし、一緒にできるのは幸せだなって思いながらやらせてもらいました。
どのような思いを込めてアレンジしたか
北原雅彦
「熱闘甲子園」のテーマですから熱い思いと、ちょっとノスタルジックな感じも込めつつ、スカパラホーンズのいつもの感じで、楽曲に華を添える感じでアレンジさせていただきました。
谷中
応援の歌なので、自分たちホーンセクションが応援の役割を担うというか、チーム感を出すと言う意味では、ホーンセクションはすばらしいですね(笑)。
レコーディングを終えて
NARGO
ホーンセクションというのはボーカルに一番近い楽器じゃないかと自分たちは思ってるんですけれど、ひとつの音を出すのに気持ちを込めるとそれぞれの音が変わって聞こえてくるんですね。ひとつロングトーンを出しても、情熱を込めたか込めないかで音の伝わり方が変わる。「熱闘甲子園」ということで、皆さんを応援する気持ちを込めて歌うように演奏したんで、それが伝わればいいかなと思っています。
学生時代に“熱闘”したこと
GAMO
実は、高校球児だったんですよ(笑)。もう何十年も前の話ですけどね、その頃の自分の感じを思い出したりとか、あとは夢を追いかけて甲子園を目指してた高校球児の人たちの感じを思い描きながら…
谷中
野球部で4番ピッチャーでキャプテンで、甲子園の…
GAMO
まぁまぁ、いいところまでいったんですけど、やっぱり夢はかなわなかったですね。でもその思いは今受け継いで、スカパラというバンドで(笑)。
谷中
スカパラは9人ですからね!
GAMO
そうなんですよ! この熱い気持ちが伝わればいいなと思ってやりました。
ATSUSHIの印象
谷中
自分たちが緊張しちゃうくらい謙虚で、今回もLINEできめ細かく連絡をくださるんで、長文で送られてくるATSUSHIくんのLINEに対して、僕は逆に短い文章になっちゃって申し訳ないなって思うくらい、たくさん熱い思いを語ってくださいました。非常に印象に残りましたね。
北原
ほんとに気を遣ってくれたよね。ホーンセクションについてもイントロはもう少し目立つところがあった方がいいんじゃないかと気を遣ってくれて、わざわざ尺を伸ばしてくれてとかね。本当にありがとうございます。
有村貴紀 ABCテレビプロデューサー コメント
ATSUSHIさんにぜひとも楽曲をご提供いただきたいとの思いから、昨年末から打ち合わせを重ね、楽曲制作に入ってもらいました。そんな中で体調不良となられましたが、コンディションと日々相談し、レコーディングを進めていただきました。ATSUSHIさんは休み休みの中、球児の事を思い描き歌詞を書き上げ、全力で声に想いをのせてくれました。聴いた瞬間に、球児たちの熱いプレーが目の前に広がるような曲に仕上げていただき感謝しかありません。
「2023 夏の高校野球応援ソング / 「熱闘甲子園」テーマソング「フォトグラフ」使用予定番組
ABCテレビ・テレビ朝日系「甲子園への道」
2023年7月25日(火)から全国49代表校決定まで放送
ABCテレビ・テレビ朝日系「熱闘甲子園」(※休養日除く)
2023年8月6日(日)から決勝まで連日夜生放送
ABCテレビ、ABCラジオ、BS朝日、スカイAほか「第105回 全国高等学校野球選手権記念大会 中継」(※休養日除く)
2023年8月6日(日)から決勝まで
※このほかテレビ朝日系で放送される各都道府県大会の中継で使用される。
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