sumikaが雨降る横浜スタジアムで4時間熱演、空の向こうまで届けた3万3000人の“伝言歌”

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sumikaが5月14日に神奈川・横浜スタジアムで結成10周年ライブ「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」を開催した。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の様子。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の様子。

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sumikaは昨年9月から今年2月にかけて結成10周年ツアー「sumika Live Tour 2022-2023『Ten to Ten』」を開催。しかしツアー終了直後、黒田隼之介(G, Cho)の訃報という想像だにしない出来事に直面した。それでもsumikaは現実に向き合い、「隼ちゃんからもらったもの、過ごした時間、全ての思い出。全部持って、前に進んでいきたいと思いました」とバンド活動の継続を決意。4月30日に行われた「ARABAKI ROCK FEST.23」を皮切りに音楽フェスに出演し、ライブ活動を再開させた。結成10周年を締めくくる、横浜スタジアム公演の開催日の天気予報は雨。日中に雨がやむ場面もあったが、ライブ開始時間の16:00には空から雨粒が降り注いでいた。会場にはsumikaを愛する約3万3000人のオーディエンスがレインコートを被って集結。それぞれのsumikaへの思いを胸に、メンバーの登場を待っていた。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の様子。

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5月17日に結成10周年を迎えるsumikaの歴史をたどるムービーを経て、片岡健太(Vo, G)、小川貴之(Key, Cho)、荒井智之(Dr, Cho)がステージへ。メンバーが客席に向かって一礼すると、会場は温かな拍手に包まれた。ドラムスティックのカウントを合図に「ワン、ツー!」と片岡が叫び、「雨天決行」で勢いよくライブを開始。ステージ下手側のいつもの位置に黒田のレスポールギターが置かれており、片岡、小川、荒井の姿とともに4分割画面のスクリーンに映し出されていた。

片岡健太(Vo, G)

片岡健太(Vo, G)[拡大]

「ふっかつのじゅもん」では片岡がステージ下手側へと歩き出し、黒田のギターを携える。ストラップを短くしてギターを高い位置で弾く黒田のスタイルでギターソロをプレイし、客席から大歓声を浴びた。「ふっかつのじゅもん」の演奏を終え、片岡は「今日は隼の代わりをやろうとか、そういう気持ちは捨てようと思います。1曲やって気付いた。ギターが難しすぎる」と笑みをこぼす。そして「あんなにすごいギタリストの代わりなんてできるわけないじゃん。だからやめるよ。今日はスタッフチームの力を借りて隼の音も鳴らそうと思ってるし、でもライブの醍醐味は生演奏だから俺もがんばってギターを弾くし、智くんもおがりんも演奏するし、ゲストメンバーにも力を借りて、悲しい形じゃなくてポジティブな形に変えてミュージシャンらしくグッとくる音楽を作ろうと思ってるよ」と前向きに言葉を発した。

小川貴之(Key, Cho)

小川貴之(Key, Cho)[拡大]

この日、sumikaは井嶋啓介(B)、三浦太郎(G / フレンズ)、George(Syn, MOP of HEAD)、岩村乃菜(Cho, Per)、村上基(Trumpet / 在日ファンク)、後関好宏(Sax / Flite)、ジェントル久保田(Trombone / 在日ファンク)、美央(Violin)、下川美帆(Violin)、舘泉礼一(Viola)、村中俊之(Cello)という心強いサポートメンバー陣とともにライブを展開した。バイオリンの美しい旋律を経てスタートしたのは「ソーダ」。曲中には荒井の巧みなドラムソロに見惚れていて片岡が間奏後の歌の入りに失敗してしまう場面も。「もう1回(入りを)やっていい?」と言い出す片岡の姿に、荒井も小川も笑い合った。「惰星のマーチ」では片岡が花道を歩き、屋根のないセンターステージへ。びしょ濡れの舞台で雨に打たれながらも、360°観客に囲まれてその表情は楽しげ。片岡は左右に腕を振り、会場に壮観なハンドウェーブの景色を生み出した。初めて横浜スタジアムのステージに立ち、荒井は「去年下見をさせていただいたとき、すごい規模感だなと思って。我々がこんなところでライブができるなんてすごいなって」と感慨深げ。神奈川県出身のバンドであるsumikaの中でも一番地元が横浜スタジアムに近いという小川は「近くの路上で弾き語りをしてましたから。コードを3つくらいしか知らない状態でライブしてました。ただ肥やしみたいな時間をこの横浜で過ごしていて、この景色、びっくりですよ。本当に」と会場を見渡した。「雨の日も 風の日も 繋いで離さないでよ」と小川が歌い始めたのは、彼がリードボーカルを務める「enn」。“母の日”でもあるこの日、小川は母への思いを込めて作ったこの曲を優しくまっすぐに歌い上げた。さらに小川がリードボーカルを担うナンバー「わすれもの」が続く。小川とメンバーは1つひとつの言葉、1音1音をじっくりと紡ぎ上げた。

その後、sumikaは重厚なファンクメタルナンバー「New World」でスケール感のあるサウンドをスタジアムに響かせたあと、ジャズテイストの楽曲「Strawberry Fields」で芳醇なアンサンブルを奏でる。歌謡曲のテイストを感じさせる「No.5」では艶やかなギターソロが会場に流れた。そしてsumikaは壮大なストリングスの音色を交えてバラードナンバー「秘密」を披露し、まるで夢の中にいるような幻想的な世界観を生み出す。「透明」ではスクリーンに映し出される歌詞をバックに、片岡が飾り気のない優しいメロディに乗せてまっすぐな愛の言葉を届けた。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」sumika[camp session]のステージの様子。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」sumika[camp session]のステージの様子。[拡大]

「寒くないですか? 大丈夫?」と片岡は観客を気遣い、「今日はsumika史上やったことないくらいの曲数をやります」と予告した。ここからは彼らのもう1つの顔であるアコースティック形態・sumika[camp session]のコーナーへ。片岡、小川、荒井、サポートメンバーは花道を歩いてセンターステージに集結した。sumika[camp session]という名前は「キャンプファイヤーを囲んで音楽をやっているぐらいの距離感で音楽を届けられたら」という思いを込めて10年前に付けられたが、この日はセンターステージの中央に炎が灯され、その光景はまさにキャンプファイヤーそのもの。メンバーが炎を囲んで座り、まずは3月にリリースしたsumika[camp session]のミニアルバム「Sugar Salt Pepper Green」の1曲目を飾る「知らない誰か」をケルティッシュな雰囲気で奏でると、オーディエンスも手を叩いてキャンプファイヤーに加った。その後も「ユートピア」「Travelling」で3万3000人とのキャンプファイヤーをリラックスした空気で楽しむも、雨が強くなってきたためセンターステージにテントを立てることに。設置に10分ほどかかるため、「じゃあメインステージで何か1曲歌います」と片岡は観客を待たせないように提案した。メインステージに戻ると「突然やるから、やれるメンバーはついてきて」と片岡は告げて「ここから見える景色」を急遽プレイ。この日のセットリストにない楽曲ではあったが、メンバーはセッションを楽しむように息ぴったりの演奏を繰り広げた。

続いて彼らが披露したのは、sumika[camp session]の新曲「IN THE FLIGHT」。片岡は「実はこの曲、ミュージックビデオを作っていて、公開できていなかったんです。今日はミュージックビデオと一緒に、この曲を初めてライブで演奏したいなと思っています」と述べた。MVはsumikaの4人がテーブルを囲み、乾杯するシーンでスタート。横丁を舞台にしたゆったりとした演奏シーンをバックに、ステージ上のメンバーはトランペットの心地のいいサウンドを交えてレゲエ調のリズムを奏でた。ここで荒井とサポートメンバーは一度ステージをあとにし、片岡と小川の2人だけが残る。小川が繊細なタッチで生み出す鍵盤の音色に乗せて、片岡がそっと歌い始めたのは「溶けた体温、蕩けた魔法」。自然と呼吸を合わせて2人が紡ぐたおやかなメロディに、オーディエンスはじっくりと浸って聴き入っていた。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の様子。

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日もすっかり暮れかかった頃、「後半戦、準備できてるかー!」と片岡が観客を煽ると音玉による爆発音が鳴り、「絶叫セレナーデ」の演奏がスタートした。いくつもの巨大な風船が客席を飛び交い、ステージには激しいスモークの柱が乱立。センターステージでは荒井がアグレッシブにドラムを叩いた。片岡はオーディエンスとコール&レスポンスを繰り広げ、「足りない!」「みんな本当にいけんの?」と煽り続ける。「一番元気なところにバズーカーぶち込むぞ!」という片岡の言葉を合図に、最後には荒井がバズーカーを構えて熱気に包まれた客席へタオル玉を発射した。「マイリッチサマーブルース」ではオーディエンスが一斉にタオルを回してはしゃぎ、スタジアムに壮観な光景が広がる。極めつけにsumikaは「曲がありすぎるから、ちょっとずつでいっぱいやっていいですか!」とメドレーで7曲連投。火柱が立つ舞台で「The Flag Song」を熱演したあと、 「チェスターコパーポット」を投下する。さらに彼らは「KOKYU」「ライラ」を放ったのち、「Jasmine」 「Late Show」をプレイ。最後にアイリッシュ調のナンバー「Lamp」をにぎやかに届けてメドレーを締めくくった。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の様子。

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片岡は「奇跡みたいな夜だね。正直今日は(雨で)予定してたこと全然違うんだけど。それでもいい意味で奇跡みたいな夜になったのは、どう考えてもあなたのおかげです。ありがとう。寒いからと思ってたんだけど、心配してた俺がバカみたい。めちゃくちゃいい表情を見せてくれて、音を聞かせてくれて、俺は今日寂しくない」と話す。そして「5月17日で俺たちは結成10周年を迎えます。正直こんな気持ちで10年目を迎えるとは思っていなかったんだけど、そのおかげで俺は気付けたことがあります」と話を切り出し、「10年前はただ歌が歌いたくて、ただバンドがやりたくて、作った曲を聴いてほしくて、軽音楽部の延長線上でバンドを始めました。だけど今は違います。俺はsumikaの歌を歌いたいという気持ちと同じくらい、俺はsumikaの音楽を聴きたいです。俺はバンドメンバー、ボーカルでもあるんですけど、10年かけてどうやらsumikaというバンドのファンになってしまったみたいです。だからめちゃくちゃつらいことがあったときに歌を続けたいと言う気持ちよりは、俺はsumikaの歌を聴けなくなることが嫌だったんだよね。作ってた曲を悲しい気持ちで、悲しい記憶で塗り替えて、俺の大好きなバンドの記憶が途切れてしまうことだけは絶対に避けたかったです」とバンド活動継続に至った思いを語った。片岡は「だから俺は智くんが作った曲を聴くし、おがりんが作った曲も聴くし、隼之介が作った曲も聴く。俺が作った曲も聴く。愛おしく聴いています。その日々をまだ俺は続けていきたい。そして願うことであれば俺がファンになったsumikaというバンドが崩れないまま、売れるか売れないかはさっぱりわからないけれども、メンバーが命を燃やして作ったんだなという曲だけは世の中に残していってほしい。そして3万3000人だろうが3人だろうが関係なく、目の前のあなたに向けて、1対1で命を燃やし尽くしてライブをやれるバンドであってほしい。そんなバンドのファンで俺は一生いたいです」と話を続け、「いつ人生が終わるかわからないけど、人生が終わってしまうときに『ああ、sumikaというバンドのファンで本当によかったな』と思って人生を終えたい。だから、俺たちはまだまだsumikaを続けます!」と力強く宣言した。片岡が温かなギターサウンドに乗せてゆったりと歌い上げたのは「明日晴れるさ」。作詞作曲を手がけた黒田の優しさがあふれるこの曲をじっくりと思いを込めるように演奏した。

会場に笑顔があふれた「Shake & Shake」を経て、最後にメンバーは橙色のライトに染まったステージで「オレンジ」をプレイ。「さまざまな人にとって住処のような場所になってほしい」という思いで始まったsumikaというバンドを示すようなこの曲をまっすぐにオーディエンスに届けた。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の様子。

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スタジアムに響くアンコールを求める拍手に呼ばれ、再びステージに登場したsumikaは6月7日にリリースするニューシングルの表題曲「Starting Over」を披露。空には色とりどりの花火が打ち上がり、未来への希望に満ちたこの曲を華やかに彩った。片岡がスタンドマイクに手を添え、歌い始めたのはバラードナンバー「願い」。4本のスポットライトが差し込むステージでメンバーは美しい旋律を紡ぎ上げた。小川は「sumikaのメンバーとして、1人の音楽家として、やることをすべてここにめがけて準備してきました。もうやり残したことはないというくらい全部を今日にぶつけてきました。綺麗事ではなく、今日ここにある目の前にある景色は本当に奇跡のような宝物です。今のsumikaにとって、今の僕にとって、とてつもないギフトです。改めて、今日は本当にありがとうございます。そして、愛してます」とストレートにオーディエンスに思いを伝える。「まだまだやりたいことはある。まだまだ表現したいことがある。そして何よりも、僕がsumikaでいい音楽をもっと残していきたい。あなたの人生にsumikaの音楽を突き刺していきたい」と話す小川の目には涙が浮かんでいるが、彼は「悲しいから泣いてるんじゃないんだ。未来が楽しみで泣いてるんです。これからもっとがんばるよ。まだまだ俺たちはやれる。sumikaはどんどん続いていきます。何があったって、続ける選択をしていくと思う。どうかこれからもsumikaを愛してください」と力強く語った。

荒井智之(Dr, Cho)

荒井智之(Dr, Cho)[拡大]

荒井は「10周年という節目、本当に衝撃的な悲しい出来事があって、この10年全部悲しいことばっかりだったんじゃないかなとか、そんなことを思ったりしてさ、もう立ち上がれないかなという気分になって。でも少しずつ時間が経って、いろいろ思い出したりわかったりしたことがあって。やっぱりこの10年間は悲しいことばかりじゃなくて、すごく楽しいことがあったし、幸せなことがあったんだよ。みんなでバカになって笑ってさ、そして今日こんな大きいところでライブやって、ずぶ濡れになりながら真ん中(センターステージ)に行って。みんなの顔がよく見えたよ。楽しそうな顔だったり、ちょっとうるっとした顔だったり、いろんな感情を素直にsumikaに見せてくれてるなと思って。それは俺たちsumikaのことを信頼してくれてるからかなって。その絆こそがこの10年間、sumikaとして歩いてきて俺たちが得た、何があってもなくすことのない大事な宝物だと今日思った。本当にありがとな!」と明るく告げた。さらに荒井は以前よりも饒舌に話を続け、「この前の『Ten to Ten』ツアーの大阪公演でこんなテンションのMCを初めてしたんだよ。俺が『お前らー!』って言って、お前らが『フゥー!』って言って。ロックスターみたいなMCをして、ライブが終わって楽屋に帰ってきたら、うちの隼ちゃんがさ、『あのMC最高でした! 一生付いていきたくなったっすよ!』ってすごい笑顔で言ってくれて。でもそのときライブがもう終わってるから、俺のテンションは普通になってて、その状態で『ありがとね』って返しちゃった。今思うと、あのとき隼ちゃんに伝えるべき言葉違ったなと思って。最後に今日その言葉を伝えさせてくれ」と話す。荒井は花道を歩きながら「これはメンバー、ゲストメンバー、スタッフ、関係者、もちろんお前らに対してもそう。そして『一生付いていきたくなった』なんて言ってくれた、うちの愛すべきギタリスト黒田隼之介に対してもそう。全員にまとめて最後に言わせてくれ」と大切な人たちを挙げ、「お前ら! 一生付いてこいやー!」と頼もしい言葉を叫んで拳を突き上げた。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の様子。

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「いいメンバーだろ? sumikaって」と片岡はしみじみと口にし、「今日は今までお世話になった人がみんな来てくれていて。そういう場所でライブができて、温かくて迎えてもらえてものすごく幸せだなと思っています。もう言葉は大丈夫かなと思うので、足りないのは音楽だけかな。横浜スタジアムに一生語り継がれるようなドでかい爆音を、歌声を響かせてほしいなと思うんですけど、準備はいかがですかー!」と観客を煽った。大きなハンドクラップの中、sumikaが演奏し始めたのは「『伝言歌』」。「伝えたい 全部あなたに」と片岡は何度も繰り返し歌い、「ドでかい音、空まで届くと思うからさ!」と空を指さして叫んだ。雨粒を落とす空には、3万3000人の思いを乗せたシンガロングが響き渡る。最後のワンフレーズ、スクリーンには「あなたに最期に今、投げかける『伝言歌』よ」という言葉が記された。

「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の様子。

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メンバーが去った会場に「雨天決行」をBGMにしたエンドロールが流れる。エンドロールにはメンバー4人、サポートメンバー、スタッフの名前、そして「You」の文字がクレジットされていた。ここでライブは幕引きかと思われたが、BGMが終わると会場が暗転。ライトに照らされたセンターステージに片岡、小川、荒井の3人の姿があった。彼らは円になって向かい合う形で最後に「雨天決行 -第二楽章-」を演奏。3人の姿を映し出したスクリーンをバックに、オーディエンスと片岡は「Too late? tonight」「この声が君に届くように」と掛け合った。そして片岡は「届くまで決してやめぬように」「あなたの暗闇を照らすように」「つかんで二度と離さぬように」「あなたの世界を変えるように」「明日の世界を変えるように」と新たなフレーズを加えて歌い、「必ず、やっぱり必ず、幸せにします!」と「Ten to Ten」ツアーファイナルで誓った言葉をもう一度叫ぶ。最後はメンバーで肩を組み、マイクを通さずに「ありがとう!」とオーディエンスに伝え、約4時間に及ぶ結成10周年ライブを笑顔で締めくくった。

この日のライブの模様は6月29日にWOWOWライブとWOWOWオンデマンドで放送・配信される。またsumikaは10月から12月にかけてライブハウスツアー「sumika Live Tour 2023『SING ALONG』」、2024年4月にアリーナツアー「sumika Live Tour 2024『FLYDAY CIRCUS』」を開催することを発表した。

sumika「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」2023年5月14日 横浜スタジアム セットリスト

01. 雨天決行
02. Lovers
03. フィクション
04. ふっかつのじゅもん
05. 1.2.3..4.5.6
06. ソーダ
07. Porter
08. 惰星のマーチ
09. イコール
10. enn
11. わすれもの
12. New World
13. Strawberry Fields
14. No.5
15. 秘密
16. 透明
17. 知らない誰か / sumika[camp session]
18. ユートピア / sumika[camp session]
19. Travelling / sumika[camp session]
20. IN THE FLIGHT / sumika[camp session]
21. 溶けた体温、蕩けた魔法
22. 絶叫セレナーデ
23. Flower
24. マイリッチサマーブルース
25. メドレー(The Flag Song~チェスターコパーポット~KOKYU~ライラ~Jasmine~Late Show~Lamp)
26. ファンファーレ
27. 明日晴れるさ
28. Shake & Shake
29. オレンジ
<アンコール>
30. Starting Over
31. 願い
32. 「伝言歌」
33. 雨天決行 全楽章

WOWOWライブ / WOWOWオンデマンド「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」

2023年6月29日(木)20:00~

sumika Live Tour 2023「SING ALONG」

2023年10月5日(木)山口県 周南RISING HALL
2023年10月7日(土)広島県 BLUE LIVE HIROSHIMA
2023年10月8日(日)広島県 BLUE LIVE HIROSHIMA
2023年10月13日(金)新潟県 NIIGATA LOTS
2023年10月14日(土)石川県 金沢EIGHT HALL
2023年10月21日(土)秋田県 Club SWINDLE
2023年10月22日(日)青森県 青森Quarter
2023年10月28日(土)香川県 高松festhalle
2023年10月29日(日)愛媛県 WstudioRED
2023年11月3日(金・祝)宮城県 SENDAI GIGS
2023年11月4日(土)宮城県 SENDAI GIGS
2023年11月9日(木)神奈川県 KT Zepp Yokohama
2023年11月10日(金)神奈川県 KT Zepp Yokohama
2023年11月15日(水)愛知県 Zepp Nagoya
2023年11月16日(木)愛知県 Zepp Nagoya
2023年11月21日(火)北海道 Zepp Sapporo
2023年11月22日(水)北海道 Zepp Sapporo
2023年11月27日(月)愛知県 Zepp Nagoya
2023年11月29日(水)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2023年12月1日(金)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2023年12月2日(土)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2023年12月7日(木)福岡県 Zepp Fukuoka
2023年12月8日(金)福岡県 Zepp Fukuoka
2023年12月15日(金)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
2023年12月16日(土)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)

sumika Live Tour 2024「FLYDAY CIRCUS」

2024年4月6日(土)大阪府 大阪城ホール
2024年4月7日(日)大阪府 大阪城ホール
2024年4月14日(日)福岡県 マリンメッセ福岡
2024年4月20日(土)神奈川県 ぴあアリーナMM
2024年4月21日(日)神奈川県 ぴあアリーナMM

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