本日5月1日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催された映画「
「リトル・マーメイド」は1989年に公開された同名のディズニーアニメ映画の実写版。海の王国に暮らすマーメイドの王女アリエルは、航海中に嵐に巻き込まれ海に落ちた人間の王子エリックを助けたことをきっかけに彼に恋心を抱く。まだ見ぬ人間の世界や王子への思いを抑えられなくなったアリエルは、海の魔女アースラと自らの声を引き換えに3日間だけ人間になれる契約を交わす。監督は
フレンズ・オブ・ディズニー・オーケストラによる「美女と野獣」「ホール・ニュー・ワールド」の演奏を経て、紗幕が上がるとステージに豊原が登場。エメラルドのドレスを身にまとった彼女はオーケストラの演奏をバックに、「パート・オブ・ユア・ワールド」を堂々と歌い上げた。晴れやかな表情を浮かべた豊原は「初めて皆さんの前で『パート・オブ・ユア・ワールド』を披露することにすごくドキドキしながらも、今の思いを伝えたい、伝わればいいなと思って歌わさせていただきました」とコメント。さらに彼女が「私の素敵な仲間達を紹介します」と言葉を続けると、オーケストラによる「アンダー・ザ・シー」の演奏がスタートした。スモークが噴出される中、ステージ中央に登場したのは
新たに発表されたキャスト6人は、作品に参加することについてそれぞれの思いをコメント。木村は今日までキャストに抜擢されたことを秘密にするのが大変だったと明かしつつ、「『リトル・マーメイド』はすごく好きな映画なんですけど、その実写版に声優として携われることをとても光栄に思います」と語り、浦嶋は「念願のアースラの役が回ってまいりました!」と喜びの声を上げた。「ディズニーに育てていただいたというくらい愛があるので、こうして参加できて本当にうれしいです!」と話したのは海宝。11歳の野地はアフレコを振り返り「フランダーと僕は臆病で心配性で強がっているところが似てるなと思いながらお芝居をしました」と明かし、さらに「フランダーはアリエルのことが好きですが、僕もアリエルの歌声が大好きです」とアリエル役の豊原を見上げてまっすぐな思いをコメントした。高野は「やっとこれで解禁になったので、あとは(映画が)どういうふうにできあがるのか、ワクワクが止まりません」と声を弾ませる。大塚は「僕は随分と長いこと、この仕事をやってまいりましたが、これだけ有名なディズニー作品に出させていただくのは初めてで、こういうイベントの経験も少ないもんですから、非常に緊張しております」と素直な思いを明かした。
吹き替えキャストが出そろった感想を尋ねられた豊原は「実際にご挨拶したりするのが初めてで……めっちゃうれしいです」とはにかむ。木村は劇中に流れる「アンダー・ザ・シー」のレコーディングについて聞かれると、「よく知ってる『アンダー・ザ・シー』なんだけど、なんか初めて聞くような曲だなと思ってもらえるような新鮮さを注げたらと思ってトライさせてもらいました」と自身の思いを明かした。浦嶋は「アースラの最大の魅力は?」という質問に対して「強欲なところです」と断言。しかし「愛おしい一面もあります!」とアースラをフォローし、キャラクターへの愛情を見せた。
エリックのために書き下ろされた新曲について尋ねられた海宝は「エリックがどういう思いで、なぜ海に憧れ、自由を、アリエルを求めていくのか、そういう部分をダイナミックに美しく歌い上げられる素晴らしい新曲となっております」とアピール。司会者に「スカットルはラップがあるとお聞きしました」と振られた高野は「『リトル・マーメイド』にラップ?って思いません?」と切り返す。そして「絵と合わせて、ラップになっていなきゃいけないからちょっとどうかな? なんちゃってというか怪しい感じのラップにはなっているんですけど……楽しかったですよ」と収録を振り返った。トリトン王役の大塚は「アリエルに対してどのような愛情を込めて演じましたか?」という質問に「海のように広く、深く、アリエルを叱るとにかく恐ろしいお父さんですけど、そこにアリエルを心配するたまらない愛が透けて見えたらいいなと常に感じながら演じておりました」とコメント。最後は出演キャストを代表して豊原が「本当に愛らしく応援したくなるキャラクターがたくさん出てきます。そして1人ひとりのキャラクターの心情を繊細に描いています。そして音楽の喜びにあふれた作品になっています」と作品をアピールした。
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「リトル・マーメイド」吹き替えに木村昴ら、アリエル役の豊原江理佳はオーケストラバックに堂々歌唱 https://t.co/Az7YDCB52e