ネクライトーキー泣いても笑ってもアンケート順に演奏ツアー完走!“アガる曲だらけ”にファン熱狂

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ネクライトーキーが自身初のリクエスト形式ワンマンツアー「ゴーゴートーキーズ!番外編 ~泣いても笑ってもアンケート順に演奏ツアー~」を東名阪のライブハウスで開催。4月21日に東京・下北沢シャングリラにてファイナルを迎えた。

ネクライトーキー(Photo by Kana Tarumi)

ネクライトーキー(Photo by Kana Tarumi)

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もっさ(Vo, G)(Photo by Kana Tarumi)

もっさ(Vo, G)(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

バンドのセットリストは一般的にライブの流れを考慮して組まれることが多い。しかしこのツアーでは曲のつながりなどを一切考慮せず、事前に集計したアンケート結果をもとにした人気曲の上位15曲が15位から1位に向かって披露された。開演時間になり、ネクライトーキーのオリジナルキャラクター“フリークくん”によってライブ開始がアナウンスされ、5人が定位置へ。ステージの上手には曲目を知らせるめくり台が置かれ、演奏中の楽曲タイトルが掲出された。ネクライトーキーが1曲目に披露したのは、ランキングの15位にあたる「遠吠えのサンセット」。普段のライブでは本編ラストに演奏されることの多い曲がいきなり始まり、フロアからは歓声が湧き上がる。間髪をいれずに「めっちゃかわいいうた」になだれ込み、フロア全体の熱気が一段と高まった。朝日(G)は「好きなだけ声を出していいのでよろしくお願いします!」と呼びかけ、もっさ(Vo, G)は「すでに暑いけど、シャグリラも必死に冷房を効かせているぅ!」と実況しつつ、観客に向けて体調管理をしてライブを楽しむよう呼びかけた。

カズマタケイ(Dr)(Photo by Kana Tarumi)

カズマタケイ(Dr)(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

カズマタケイ(Dr)のドラムロールに続いて13位のタイトル「涙を拭いて」がコールされ、演奏がスタート。フロアでは前方の観客が大盛り上がりしているのはもちろんのこと、最後方の観客も腕を上げてライブを楽しんでいる様子が窺えた。「明日にだって」「北上のススメ」と疾走感のある曲が続き、観客は大興奮。もっさは「いっぱい話しかけてくれてありがとう」と笑い、1曲目が「遠吠えのサンセット」になるという珍しいセットリストに「やってくれたな!って感じ」と語る。朝日は「涙を拭いて」がランクインしたことについて、「みんなが聴きたいと思ってくれてうれしい。いい曲ですね」と述べ、「このツアーはみんなの趣味趣向が反映されたカオスなセトリになりました」と話した。

藤田(B)(Photo by Kana Tarumi)

藤田(B)(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

10位「壊れぬハートが欲しいのだ」、9位「ティーンエイジ・ネクラポップ」の演奏後、藤田(B)は「10位の曲が意外」と話し、もっさも「あまりライブでやってないからね」と補足。朝日は「ライブでやらんからこそってこともある」と分析した。そんな中、中村郁香(Key)は観客に「みんな少し下がりましょ。蒸し風呂みたいになってきた」と呼びかけ。もっさは「でもアガる曲しかやらんで! 全部みんなが選んだんやからな!」と、ライブ後半への期待を煽った。

朝日(G)(Photo by Kana Tarumi)

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もっさの言葉通り、アップテンポな「音楽が嫌いな女の子」、もっさがお立ち台に登ってギターをかき鳴らしたダンサブルなロックチューン「ジャックポットなら踊らにゃソンソン」が続き、場内はさらなる熱気に包まれた。ネクライトーキーはフォーキーな雰囲気のミディアムチューン「だけじゃない BABY」でもクールダウンすることもなく、熱いパフォーマンスを披露。MCで朝日は7位と6位が同票だったことを明かした。

中村郁香(Key)(Photo by Kana Tarumi)

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5位「夕暮れ先生」に続く順位発表ではもっさがランキングを失念。「第??位!」と言葉を濁して頭を抱え「こんがらがった!」とタイトルコールする小ネタをはさんだ。朝日は「こんがらがった!」がトップ3に入らなかったのは「意外」とし、「この曲を演奏してるとネクライトーキーを感じる。歌詞の『皆殺しのメロディ』は僕の大好きなTHE BLUE HEARTSの曲名から拝借したものです。曲は全然違うけど」と曲について説明した。

ネクライトーキー(Photo by Kana Tarumi)

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3位に選ばれた人気曲「許せ!服部」では、もっさが「CD」「ライブ」と書かれたボードをランダムで掲げ、セッションをアジテート。スタジオ音源からは想像できないほどに激しく展開し、メンバーそれぞれのソロ回しでも盛り上がった。ネクライトーキーは2位「ゆるふわ樹海ガール」でもアクセル全開。そして全54曲の中から頂点に立った映えある第1位へ。ファンにはおなじみのカウントダウンから、「オシャレ大作戦」になだれ込み、熱狂の余韻を残したままステージをあとにした。

朝日(G)(Photo by Kana Tarumi)

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もっさ(Vo, G)(Photo by Kana Tarumi)

もっさ(Vo, G)(Photo by Kana Tarumi)[拡大]

アンコールでは、全54曲の曲名とオリジナルイラストがデザインされたグッズのトランプが紹介された。そしてネクライトーキー、観客のそれぞれの代表としてもっさと女性ファン1名がインディアンポーカーで遊んだ。その後、バンドは8月に新作EP「踊れ!ランバダ」をリリースすると発表。朝日は「聴いたらぽかんとすると思う」、もっさは「初見の人には不親切な曲」と新曲について触れ、早速EPの収録曲「ランバダ・ワンダラン」を披露した。5人は最後にこの日のオープニングを飾った「遠吠えのサンセット」をもう一度演奏し、特別なセットリストのツアーを大団円へと導いた。終演後、来場者にはセットリストを記載したポストカードが配布され、汗だくになった観客は笑顔でライブハウスをあとにした。

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ネクライトーキー「ゴーゴートーキーズ!番外編 ~泣いても笑ってもアンケート順に演奏ツアー~」2023年4月21日 下北沢シャングリラ セットリスト

01. 遠吠えのサンセット(15位)
02. めっちゃかわいいうた(14位)
03. 涙を拭いて(13位)
04. 明日にだって(12位)
05. 北上のススメ(11位)
06. 壊れぬハートが欲しいのだ(10位)
07. ティーンエイジ・ネクラポップ(9位)
08. 音楽が嫌いな女の子(8位)
09. ジャックポットなら踊らにゃソンソン(7位)
10. だけじゃない BABY(6位)
11. 夕暮れ先生(5位)
12. こんがらがった!(4位)
13. 許せ!服部(3位)
14. ゆるふわ樹海ガール(2位)
15. オシャレ大作戦(1位)
<アンコール>
16. ランバダ・ワンダラン
17. 遠吠えのサンセット

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