NTTドコモと吉本興業グループが、エンタテインメントビジネスの拡大を目的とした業務提携をスタートさせた。
今回の業務提携について、両社は「ドコモ・スタジオ&ライブによるエコシステムの構築に加え、ファンやアーティスト事務所などをつなぐプラットフォームの構築を検討し、コンテンツ開発からファンとの接点となるプラットフォーム提供まで一気通貫で提供するモデルの構築をめざしてまいります」とコメント。ドコモが保有する会員基盤やオンライン・オフラインの販売チャネルと吉本興業グループが持つ映像コンテンツや制作ノウハウ、プロデュース人材やアーティストなどのアセットをかけ合わせ、日本のエンタテインメント業界を牽引することを目指す。
業務提携にともない、株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブは「FANY Studio」のブランド名にて映像コンテンツ制作事業、音楽などのライブ事業、アーティスト開発事業、という3つの事業を始動させた。映像コンテンツ制作事業では、世界に通用するコンテンツの企画開発やプロデュースを行うほか、海外に向けたIPビジネスを実施。さらにアーティスト開発事業においては、オーディション番組などを通じてアーティストを創出し、育成やマネジメントを実施する。なお自社開発アーティストのライブ主催やファンクラブ運営、CD / DVD販売などの関連事業も展開していく。
取り組みの第1弾として、吉本興業と韓国のCJ ENMの合弁会社・LAPONEエンタテインメント主催のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON3」の映像コンテンツ制作を実施。これを皮切りに幅広い分野におけるエンタテインメントビジネスの拡大に乗り出す。
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吉本興業&NTTドコモがエンタメ領域で業務提携、第1弾は「PRODUCE 101 JAPAN」 - 音楽ナタリー https://t.co/AQwZEzSbHs