STU48、ラゾーナ川崎でリリイベ大復活！瀬戸内の風とリコーダーの音色届けた新シングル発売日

STU48が本日3月15日に9thシングル「息をする心」をリリース。これを記念したイベントを神奈川・ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場 グランドステージで行った。

STU48がシングル発売日にオープンスペースでリリイベを開催するのは、2019年8月の「大好きな人」発売日に今回と同じくラゾーナ川崎でイベントを行って以来、約3年半ぶり。今回は9thシングルの選抜メンバーである石田千穂、石田みなみ、今村美月、岩田陽菜、沖侑果、尾崎世里花、甲斐心愛、川又あん奈、小島愛子、高雄さやか、瀧野由美子、中村舞、福田朱里、吉崎凜子、吉田彩良、立仙百佳の16人が参加した。彼女たちはステージに登場するやいなや、今作の表題曲「息をする心」をさっそく披露。息もできないような悩みを抱えている人たちに向けた「好きな人やモノができれば変われる、息ができるんだよ」というメッセージを、しなやかなで芯のあるパフォーマンスで表現し、ステージ前に集まったファンのみならず、ラゾーナ川崎にショッピングで訪れた人たちの視線をも釘付けにした。

観客やLINE LIVEで行われた生配信の視聴者に向けた自己紹介が終わると、副キャプテン福田の仕切りで「プレッシャーを超えてゆけ リコーダーチャレンジ」と題した企画が突如スタートする。この企画ではステージ上に並んだ2期生メンバーがリコーダーを手に持ち、童謡の「チューリップ」をパートごとに分けてリレー形式で演奏。途中危ない場面がありながらも、2期生たちはミスなく1人ずつ演奏をつないでいった。しかし、ラストの1音だけを担当した尾崎が盛大に失敗するというまさかの展開に。なぜか先輩メンバーが罰ゲームを受けることになり、くじを引いた結果、沖がイベントの最後に萌えゼリフを披露することが決定した。

にぎやかな企画コーナーでファンを笑わせたSTU48は、気を取り直してライブパートを再開。ライブの人気曲「ペダルと車輪と来た道と」や、2022年4月のリリース後じわじわと注目を浴び、ロングヒットとなった前作「花は誰のもの？」など5曲がノンストップで畳みかけられると、広場にさわやかな風とともに心地よい高揚感が広がった。

「リコーダーチャレンジ」でリコーダーの演奏が特にうまかった2期生の小島は、「夜になっていってペンライトもすごくきれいで。いろいろと大変な時期はまだ続くと思いますが、こうして無事にリリイベをやることができて本当にうれしいです。瀬戸内の風をたくさん届けられたかなと思うので、前作を超えられるように、皆さんSTU48のことをこれからもよろしくお願いします！」と笑顔で挨拶。「息をする心」でセンターを務める石田も「リリイベ大復活できて本当にうれしいです」と喜びを口にしつつ、「STU48は『花は誰のもの？』で昨年たくさんの方に知っていただいて、たくさんのチャンスをいただいて、夢をたくさん叶えることができたんですけど、叶えられなかった夢もたくさんありました。なので、今年は『超えてゆけ。Team. STU48』というスローガンを掲げて駆け抜けていけたらと思います」と意気込みを語った。

そして16人はラストに再び「息をする心」を歌唱。曲が終わると、石田の口から「息をする心」が本日付けのオリコンデイリーシングルランキングで2位にランクインしたことが発表された。最後には、沖が「リコーダーチャレンジ」の罰ゲームとして、「STUが好きで息がしにくいって？ んー、なるほど。じゃあ、私がチューして酸素を送ってあげよう！ すー、はー。これで酸素なくならないね。永久機関誕生！ 好きだー！」という完成度の高い長尺のセリフを披露してみせ、盛大な拍手を浴びた。