=LOVE、2年ぶり武道館は超満員!7月「イコノイジョイ」2DAYSで声出し解禁

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=LOVEの全国ツアー「=LOVE全国ツアー2023『Today is your Trigger』」追加公演が本日3月2日に東京・日本武道館で開催された。

「=LOVE全国ツアー2023『Today is your Trigger』」の様子。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)

「=LOVE全国ツアー2023『Today is your Trigger』」の様子。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)

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=LOVEが日本武道館で単独コンサートを行うのは2021年1月以来2回目。動員制限のないフルキャパシティでの日本武道館公演はこれが初となる。今年1月13日の神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール公演をもって齊藤なぎさが卒業し、新体制になった彼女たちは1月のうちに全国ツアーを開始。歩みを緩めることなく夢に向かって前進する姿勢をファンに印象付け、今回の日本武道館公演でも華やかなライブで満員の観客を魅了した。この記事では昼夜2公演のうち、夜の部の模様をレポートする。

「この空がトリガー」を歌う=LOVE。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)

「この空がトリガー」を歌う=LOVE。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)[拡大]

左から野口衣織、佐々木舞香。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)

左から野口衣織、佐々木舞香。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)[拡大]

開演時刻を迎え、「Overture」とともにオープニングムービーが流れ始めると客席で色とりどりのペンライトが点灯。ステージには佐々木舞香が1人で姿を現し、スポットライトに照らされながら2月22日にリリースしたばかりの最新シングル曲「この空がトリガー」を歌い始めた。佐々木がセンターが務めるこの曲は、叶わぬ恋を歌った王道青春ソング。ステージ上に全員そろった=LOVEは佐々木の「今日はみんなで最高の思い出作りましょう!」という呼びかけを合図に、さわやかなサウンドに乗せて切ない歌声を響かせた。このほかライブ序盤ではクリスマスソング「僕らの制服クリスマス」やロックナンバー「いらない ツインテール」が間髪をいれずに続く。「いらない ツインテール」は齊藤なぎさと齋藤樹愛羅のダブルセンター曲だが、新体制になった今、齋藤樹愛羅が「武道館は我々が乗っ取った!」と1人で拡声器を使って煽り、最年少メンバーながら頼もしい姿を見せた。

ダンストラックに乗ってラップ調の“他己紹介”を披露し、メンバー1人ひとりがスポットライトを浴びたあと、=LOVEはクールな眼差しでシリアスな世界観を作り上げる。「手遅れcaution」ではステージ上に炎が灯り、客席が赤のペンライトの光一色で染まる中、メンバーが鬼気迫る表情を浮かべながら情感たっぷりに熱唱。“小悪魔”なダンスナンバー「CAMEO」では迫力のパフォーマンスに呼応するように、ステージ上の炎がさらに大きく噴き上がった。

ソロ曲「Kiara Tiara」を披露する齋藤樹愛羅。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)

ソロ曲「Kiara Tiara」を披露する齋藤樹愛羅。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)[拡大]

YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」や 「FNS歌謡祭」でのパフォーマンスが注目された楽曲「あの子コンプレックス」では、ステージセットに激しく降り注ぐ雨の映像が投影され、儚い失恋を描いた楽曲の世界観を強調する。続いてクールなダンストラックを挟みつつ、最新シングル「この空がトリガー」に収録されている齋藤樹愛羅の初ソロ曲「Kiara Tiara」、12thシングル曲「Be Selfish」が息つく暇もなく畳みかけられた。「Kiara Tiara」は“お姫様からの進化”を誓うクールなダンスナンバーで、齋藤樹愛羅による堂々としたキレのあるダンスに会場中の視線が釘付けになった。

「ラブクリエイト」を披露する=LOVE。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)

「ラブクリエイト」を披露する=LOVE。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)[拡大]

ここからライブはラストスパートへ。=LOVEは「Oh!Darling」の曲中に観客とともに元気いっぱいにタオルを振り回し、会場に心地よい一体感と高揚感を生み出す。最新シングルより、高松瞳がセンターを務めるハードロックナンバー「Junkies」も披露され、客席の盛り上がりはより一層加速。「探せ ダイヤモンドリリー」では、観客の声出し制限が一部解除されたことを受け、間奏でファンによる息ぴったりの“ガチ恋口上”が響きわたった。さらに、メンバーが手を取り合って一丸となり、目標に向かって突き進むことを歌った決意表明のナンバー「笑顔のレシピ」によって会場内は晴れやかな空気でいっぱいに。ライブ本編のラストを彩った「ラブクリエイト」は、「この空がトリガー」にカップリングとして収録されている野口衣織のセンター曲で、ファンへの感謝の気持ちとメンバーの絆をつづったポップなナンバー。歌に込められたあふれんばかりの愛を表現するように、色鮮やかなテープが客席に放たれた。

スクリーンに映し出された「イコノイジョイ2023」開催決定の知らせ。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)

スクリーンに映し出された「イコノイジョイ2023」開催決定の知らせ。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)[拡大]

アンコールでは 「夏祭り恋慕う」「お姫様にしてよ!」に続いて改めて「この空がトリガー」が歌われ、佐々木の伸びやかな歌声が再び観客の心を奪う。客席をバックにした記念撮影後には、ステージ上のスクリーンに突如として特報映像が。7月29、30日に山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストにて=LOVE、≠ME、≒JOYによる合同コンサート「イコノイジョイ2023」が開催されること、この公演では観客の声出しが全面的に解禁されることが明かされると、メンバーと会場のファンは喜びを爆発させた。

「=LOVE全国ツアー2023『Today is your Trigger』」の様子。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)

「=LOVE全国ツアー2023『Today is your Trigger』」の様子。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)[拡大]

そして最後、高松が「今回10人で初めてツアーを回って、なぎさの穴を埋められるかなってみんなですごく心配してました。でも、皆さんと一緒にライブを重ねるごとに自信を持てるようになった気がします。それくらい皆さんの応援の力がすごくて、私たちにとって大切な存在です。いつも本当にありがとうございます。これからも私たちが皆さんを思う気持ちと皆さんが私たちを好きでいてくれる気持ちがイコールでつながっていたらいいなと思っています」と丁寧に言葉を紡ぎながら挨拶。彼女の「ちょっと気が早いかもしれないですけど、=LOVEは来月で結成6周年を迎え、7年目に突入します。アイドルになって長い月日が経ちますが、これからも原点を忘れず、10人で走り続けていきます。それでは私たちの始まりの曲、最後に聴いてください」という言葉を経て、=LOVEはデビュー曲「=LOVE」を歌唱し、場内に桜吹雪が舞う中で日本武道館公演を大団円へ導いた。

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=LOVE「=LOVE全国ツアー2023『Today is your Trigger』」2023年3月2日 日本武道館 セットリスト

01. この空がトリガー
02. 僕らの制服クリスマス
03. ウィークエンドシトロン
04. しゅきぴ
05. いらない ツインテール
06. 手遅れcaution
07. CAMEO
08. Want you!Want you!
09. 知らんけど
10. 僕のヒロイン
11. 真夜中マーメイド
12. あの子コンプレックス
13. Kiara Tiara
14. Be Selfish
15. Oh!Darling
16. 「君と私の歌」
17. Junkies
18. 青春”サブリミナル”
19. 探せ ダイヤモンドリリー
20. 笑顔のレシピ
21. ラブクリエイト
<アンコール>
22. 夏祭り恋慕う
23. お姫様にしてよ!
24. この空がトリガー
25. =LOVE

イコノイジョイ2023

2023年7月29(土)、30日(日)山梨県 富士急ハイランド・コニファーフォレスト

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