映画「
本作では、和久井健による原作マンガの4巻から8巻にあたる「血のハロウィン編」の物語が前後編で描かれる。主人公・タケミチを演じる北村、東京卍會のナンバー2・ドラケンを演じる山田、東京卍會の総長・マイキーを演じる吉沢は、劇中にも登場する東京卍會メンバー20名に「お疲れ様です!」と迎えられながら花園神社の本殿前階段に設けられた特設ステージへ。北村は「東京卍會にとって、神社はゆかりのある場所なので。こういう場所でイベントできることをうれしく思います」と挨拶をする。ずらりと並ぶ東京卍會メンバーと挨拶を交わした山田は「みんな特攻服着てくれて。俺らも着てくればよかったね」と北村、吉沢に語りかけ、2人も「そうだね」と応じた。
「東京リベンジャーズ2」が製作されたことへの思いを問われた北村は「ここまでは描かないと。描く義務があるなと思っていました」と、前作の撮影時から続編への思いを持っていたことを明かし「あとは2人(山田、吉沢)が『Yes』と言ってくれたからこそ、この『東京リベンジャーズ 2』があると思っているので」と続ける。すると山田は「タクミッチの思いがすごくうれしいけど、前作に込めた全身全霊感もあって」と切り出し「次があるのなら、前作より面白くなければいけない。自分たちが自分たちを超えていかなきゃいけないんだということはひしひしと感じていましたね」と自身の思いを伝えた。一方の吉沢は、今作にもそうそうたる顔ぶれが集まったことに触れ「みんな主役をやっているような人たちが、よく集まったよねって。現場で、スケジューラーさんが一番大変そうでしたもん」と振り返る。
また、1作目の大ヒットについて司会者から思いを問われると「僕にヤンキーのイメージがこびり付きました。新しい現場で、最初やんちゃに見られることが多くなった」と、周囲の変化を明かして笑った北村。山田、吉沢との共演については「この2人から刺激を受けながら立ち向かっていく、みたいな感じでした」と語り「スタートの合図がかかるまではゲームの話とかばっかりしてるんですけど、いざカメラの前に立つとこの2人は抜群なので」と印象を明かす。すると吉沢も「前作ではお互いを見て『めっちゃタケミチじゃん! めっちゃドラケンじゃん!』なんて言い合いながら、励まし合って乗り越えようとしている感があったけど、今回は各々が自分のやることをやって、それを誰かが勝手に受け止めて……みたいな。信頼感が増していたなという気がします」とコメント。同じ時間を重ねるごとに深まっていった3人の絆を報道陣に明かしていた。
最後に北村は「今作は上げればキリがないほどプレッシャーがかかった作品でもありました。『血のハロウィン編』は原作ファンとしても一番脳裏に焼き付いた場面ですし、そこをやらなきゃという思いを背負いながら、みんなで手を取り合いながら撮影しました。苦しさも楽しさも詰まった僕らの毎日がこの映画につながっていると思います。また、“実写化する意味”がこの『東京リベンジャーズ』にはあると思うので、ぜひ劇場に足を運んでもらえたら」と挨拶。山田、吉沢、東京卍會メンバーとともに、この日を皮切りに始まる今作の本格的なプロモーション活動に気合いを入れるかけ声を上げてイベントを締めくくった。
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-」は4月21日に、「
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北村匠海、山田裕貴、吉沢亮が神社で“決起集会”「東リべ2」は「描く義務があると思っていた」 https://t.co/WP0OR1ddi6