初音ミクの7年ぶり全国Zeppツアー開幕！大歓声の中で「THUNDERBOLT」初披露

初音ミクの全国ライブツアー「初音ミク JAPAN TOUR 2023 ～THUNDERBOLT～」が昨日2月23日に愛知・Zepp Nagoyaで開幕した。

「初音ミク JAPAN TOUR 2023 ～THUNDERBOLT～」は全国5都市のZeppを舞台に、初音ミクをはじめ、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOというバーチャルシンガーがライブを披露するツアー。初音ミクのZeppツアーが行われるのは「HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour」以来およそ7年ぶりのことだ。

初日公演の舞台となったZepp Nagoyaには小中学生のファンや海外から訪れたファンなどを含む、幅広い層のオーディエンスが集結した。オープニングSEに合わせてステージ中央のスクリーンでバーチャルシンガーたちの名前が紹介され、ツアーロゴが大きく投影されたのちに初音ミクが登場。満員のフロアから大歓声が沸き起こる。そして本公演のバンドメンバーである佐々木侑太（G）、西村奈央（Key）、白井アキト（Key）、浅倉高昭（B）、エノマサフミ（Dr）による生演奏をバックに、ライブの幕が切って落とされた。

このツアーのテーマ曲はjon-YAKITORYによる書き下ろし曲「THUNDERBOLT / jon-YAKITORY feat. 初音ミク」。jon-YAKITORYはAdoとのコラボ曲「シカバネーゼ」で一躍注目を浴びた人気ボカロPで、ツアー開催前にはテーマソングについて「頭から終わりまでそんな衝撃を沢山の人に味わって貰いたいと思って作りました。また、コロナ後初めてのライブだという方も多いと思います。来てよかったと一発で思ってもらうためにたっぷりとエナジーを込めました。エナドリ要らずです」とコメントを発表した。ツアー初日のライブではライブハウスならではの迫力あるサウンドとパフォーマンスにフロアは熱狂に包まれた。ステージにはバーチャルシンガーたちが代わる代わる登場し、さまざまなボカロPが制作した多彩な楽曲群を次々に披露した。

このツアーでは都市ごとにさまざまな楽曲を楽しめるようなセットリストが用意されているほか、物販エリアでは各会場限定のグッズも販売される。物販エリアはライブと同じく盛況で、名古屋公演では開演前、終演後ともに行列ができていた。なお各公演のチケットは完売となった一部公演を除き、チケットぴあで販売中。詳細はツアーの特設ページで確認しよう。

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