数々のアーティストのジャケットアートワークを手がけたアートディレクターの
信藤の各SNSにおける発表では、葬儀に関しては近親者のみで執り行い、後日東京都内にてお別れの会の実施を予定しているとのこと。また「ご共花、ご香典、ご弔問などは固く辞退させていただきたい」という遺族の意向がつづられている。
信藤はアートディレクター、映像ディレクター、フォトグラファー、書道家、演出家、空間プロデューサーなどさまざまな分野で幅広く活躍。1980年代後半から1990年代にかけ、ピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギターらのCDやレコードのアートワークに携わり、渋谷系におけるデザインの方向性を決定付けたと言われる。そのほか、松任谷由実、Mr.Children、サザンオールスターズ、SMAP、MISIA、宇多田ヒカル、筒美京平、ドレスコーズの作品などこれまで手がけたジャケット数は約1000枚にのぼる。またアーティストのミュージックビデオも多数制作し、桑田佳祐「東京」では、2003年度の「SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS」にて「BEST VIDEO OF THE YEAR」を受賞。同年、東京・日本武道館で行われた松任谷由実のトリビュートコンサートの演出も務めた。また1980年代に活動を開始したザ・スクーターズのリーダーとして音楽活動も行っていた。
※記事初出時、本文に誤字がありました。お詫びして訂正します。
鹿野 淳 @sikappe
信藤さん、あなたのデザインで思春期の僕を作って頂きありがとうございました。
あなたの遺伝子の方々にも仕事人生で多くの快楽と経験を積ませて頂きました。
本当に感謝を込めて安らかであり続けて頂きたいと心から思ってます。
間違いなく、あなたのデザインは生き続けます。生き続けさせます。 https://t.co/41K2sLBW5M