「死ぬ気でがんばるので。人生懸けてるので!」ZILLION、ショーケースでメジャーデビューを発表

5

126

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 24 69
  • 33 シェア

ZILLIONが本日2月10日に神奈川・KT Zepp Yokohamaでショーケースライブ「ZILLION SHOWCASE LIVE『BILLION』」を開催。メジャーデビュー決定を発表した。

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)

大きなサイズで見る(全9件)

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)[拡大]

ZILLIONは、清水翔太が審査委員長を務めたオーディション「ONE in a Billion」通過者で結成された男女8人組のダンスボーカルグループ。2021年12月に「Timeless」でプレデビューし、これまでシングル2曲とEPを配信リリースしつつ、本デビューを目指してプレデビュー活動を行ってきた。

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)[拡大]

街中で合流した8人がライブハウスに向かい、ステージに立つ準備を進めるオープニングムービーがショーケースの始まりを告げ、勢いよく切って落とされたステージ幕の奥から姿を見せたメンバーは「STEP」の弾けるようなパフォーマンスでライブをスタートさせる。舞台上の照明が虹色に輝き出すと2曲目の「やめとこっか」へ。8人はミラーボールのまばゆい光に照らされながら、キャッチーな歌とダンスでオーディエンスの笑顔を誘った。

「Login」のパフォーマンスの様子。(Photo by Yuto Ishikawa)

「Login」のパフォーマンスの様子。(Photo by Yuto Ishikawa)[拡大]

「今日も盛りたい!」というセリフや“自撮りポーズ”の振付が印象的な「NO 盛れ NO LIFE」の曲中にはメンバーがひと言ずつファンに向けて挨拶し、リーダーのRIONは「今日という日を皆さんと迎えられてホンマに幸せです!」と喜びを爆発させる。そして、KEIJIが挨拶代わりのヒューマンビートボックスで会場を沸かせると、彼の放つビートに乗ってWATARUとCASHINがフリースタイルのソロダンスを披露。スキルフルかつパワフルなパフォーマンスで喝采を誘う3人は、そのまま「Login」を届けて会場の熱気を高めてみせた。

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)[拡大]

“Cool”と“Cute”の2チームに分かれた8人がそれぞれの愛嬌とパフォーマンス力で対峙する「Cool or Cute」を経て、1人ステージに残ったのはLUNA。「口下手で自分の感情を伝えるのが苦手な私が唯一感情表現できるのが歌。歌は私の人生にとって必要不可欠なもの」とファンに思いを伝えた彼女は、ソロでミドルバラード「“すき”の気持ち」を豊かに歌い上げて、揺るぎない歌への情熱をオーディエンスに示した。

「振り向いてほしい」のパフォーマンスの様子。(Photo by Yuto Ishikawa)

「振り向いてほしい」のパフォーマンスの様子。(Photo by Yuto Ishikawa)[拡大]

女性メンバー5人による未発表曲「振り向いてほしい」ののち、8人でエッジーな世界観を作り上げた「冗談じゃないわ」を終えると、メンバー全員でのMCタイムを設けたZILLION。お互いのパフォーマンスを褒め合ったり、無邪気に笑い合ったりするメンバーの姿に、RIONは「ケンカすることもあったけど、こうして楽しく8人でステージに立っているのはうれしいな」と笑顔を見せ、TYRAは「みんな年齢も性別もこれまでの環境もバラバラで、一緒になるって難しいこと。そんな私たちがひとつになってパフォーマンスし続けるので、これからも温かくZILLIONを見守っていただけたらうれしいです」とファンに呼びかける。そんなメンバーの言葉を受けて始まった「One Day」では、8人が歌い出しのアカペラパートで美しいハーモニーを響かせ、メンバーはステージ上で笑顔を交わしながら、晴々しいパフォーマンスを届けた。

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)[拡大]

ショーケースのクライマックス、グループの軌跡をまとめたVTRがステージ上のLEDモニターに映し出されたのち、ZILLIONが4月19日にメジャーデビューすることがファンに告げられた。客席から温かな拍手と歓声を送られた8人は柔らかな笑顔を浮かべ、RIONは「1年間いろんなことがありましたが、ここがスタートです。これからも私たちと一緒に歩んでいきましょう!」とオーディエンスに呼びかけた。そして8人は、ここでメジャーデビュー曲「EMO」を初披露。赤いスタジャンを羽織ったメンバーは軽快なディスコファンクサウンドに声と体を弾ませ、喜びがあふれ出すようなパフォーマンスでZILLIONの“新たな1歩”を踏み出した。

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)[拡大]

曲を終えるとメンバーは順番に今の思いをファンに伝え、KEIJIは「これからもZILLION色に皆さんを染めて先に進んでいきます!」と約束。MOKAは「EMO」の「感情さらけ出して さあ声上げて」という歌詞に出会ったことで「何かが吹っ切れたような気がしている」と明かし「音楽ってすごいんだなと実感しています。私が感じたような思いをみんなにも感じてもらえるような音楽を届けていきたいです!」と誓う。「真面目なのが苦手」と前置きしたCASHINは、ZILLIONの楽曲への愛情を明かしたうえで「曲をもらうたび、毎回大ヒットすると思ってたんです。だから、まだヒットできていないことが悔しくて。僕はZILLIONで大ヒットしないと地元に帰らないという覚悟で福岡から上京してきたので、僕が帰省できるように応援してくれるとうれしいです。後悔させないので!」と言ってメンバーと客席を沸かせた。

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)

ZILLION(Photo by Yuto Ishikawa)[拡大]

8人の最後にファンと向き合ったRIONは涙を我慢しながら「結成からのこの1年間、『もう無理かも』と思ってしまうこともありました。でも、今日この景色を見て、絶対売れてみせるって心から思いました。今日ここに来たことが皆さんの自慢になるよう私たちもがんばるので、今後とも応援をよろしくお願いします!」と伝えて挨拶を締めくくる。LUNAの「私たちの始まりの曲です」という言葉を合図に始まったラストナンバーは「Timeless」。最後まで全力のパフォーマンスを届けてショーケースを終えた8人は手をつないで一礼し、RIONは「私たち死ぬ気でがんばるので。ZILLIONに人生懸けてるので! 一緒に進んでいきましょう!」と思い切り叫んだ。

この記事の画像(全9件)

ZILLION SHOWCASE LIVE「BILLION」2023年2月10日 KT Zepp Yokohama セットリスト

01. STEP
02. やめとこっか
03. NO 盛れ NO LIFE
Interlude~KEIJI's Human Beat Box~Dance Section
04. Login / KEIJI, WATARU, CASHIN
05. Cool or Cute
06. “すき”の気持ち / LUNA
07. 振り向いてほしい / LUNA, TYRA, MOKA, RION, KAORA
08. 冗談じゃないわ
09. One Day
10. EMO
11. Timeless

全文を表示

読者の反応

  • 5

マツモトクラブ @nationaldog

ゆけ!ZILLION!
みんなすごく素敵だもの

#ZILLION
#みゅじろく https://t.co/vkEeSvUjjH

コメントを読む(5件)

関連記事

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。