フレンズ、声出し解禁ワンマンで2023年ライブ初め「やっぱり声出せるって楽しいね!」

5

71

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 10 60
  • 1 シェア

フレンズのワンマンライブ「フレンズ -NEW YEAR LIVE 2023-」が1月22日に東京・WWWで開催された。

銅鑼を叩くえみそん(Vo)。(Photo by Ray Otabe)

銅鑼を叩くえみそん(Vo)。(Photo by Ray Otabe)

大きなサイズで見る(全15件)

フレンズ(Photo by Ray Otabe)

フレンズ(Photo by Ray Otabe)[拡大]

会場にオープニングSEが流れると、観客の盛大なハンドクラップに迎えられながら、えみそん(Vo)、長島涼平(B, Cho)、三浦太郎(G, Vo, Cho)、関口塁(Dr, Cho)、そしてサポートメンバーの山本健太(Key)がステージに登場。1曲目「ビビビ」でハイテンションにライブを開幕させた。新型コロナウイルスの感染予防と拡散防止の対策を講じたうえで、マスク着用で声出しOKとなった本公演。えみそんが曲中で「今日は声出しOKだから一緒に歌って楽しもう!」と声をかけると、観客が即座に反応した。このひさしぶりの感覚に、ステージにも客席にもたくさんの笑顔があふれた。

左からえみそん(Vo)、三浦太郎(G, Vo, Cho)。(Photo by Ray Otabe)

左からえみそん(Vo)、三浦太郎(G, Vo, Cho)。(Photo by Ray Otabe)[拡大]

疾走感あふれる「DIVER」、代表曲の1つ「NIGHT TOWN」と続けたあとで、最初のMCでえみそんがオーディエンスに伝えたのは、チケットがソールドアウトになったことへの感謝の気持ち。フレンズは事前にInstagramにてライブで聴きたい曲のリクエストを募集しており、ここからはリクエストに応えて「Nothing」「またねFOREVER」「8月31日の行方」を披露した。そしてこのコーナーはバラード「約束」で締めくくられ、抑制したテンションで丁寧に歌うえみそんの声が会場を切ない雰囲気にさせた。

長島涼平(B, Cho)(Photo by Ray Otabe)

長島涼平(B, Cho)(Photo by Ray Otabe)[拡大]

そのあとのMCでは打って変わって、ステージ下手に派手に鎮座した銅鑼を叩いて「あけおめー」と新年を祝福。えみそんの口から“重大発表”として、今年前半のフレンズの活動予定が発表された。ここで明かされたのは、3月から3カ月連続で配信シングルがリリースされることと、7月に東名阪ツアーが開催されること。ツアーは大阪・Music Club JANUS、愛知・CLUB UPSET、東京・WWW Xで行われ、オフィシャルファンクラブでは1月29日までチケットの第1次先行を受け付けている。

関口塁(Dr, Cho)(Photo by Ray Otabe)

関口塁(Dr, Cho)(Photo by Ray Otabe)[拡大]

さらに、三浦の出身地である長崎県佐世保市に昨年9月にオープンした、ハチミツとメープルのスイーツ専門店OKASHi NA DEAiに、テーマソングとして新曲「OKASHi NA DEAi」を書き下ろしたことも発表され、作詞したえみそんと作曲した三浦のツインボーカルが響くこの曲が初披露された。その後、人気曲「U.L.K.」の演奏を終えたバンドは、銅鑼を3発打ち鳴らして「ひさびさの曲でございます!」と宣言し、「HEARTS GIRL」「塩と砂糖」を一気に畳みかけた。

えみそん(Vo)(Photo by Ray Otabe)

えみそん(Vo)(Photo by Ray Otabe)[拡大]

「あー、やっぱり声出せるって楽しいね!」とうれしそうにしみじみと語るえみそん。2016年にフレンズが初のワンマンツアーを行なった際にもWWWのステージに立ったことを振り返りながら、彼女が「時を経て、再スタートじゃないけど、今日このWWWでワンマンをやることって、私たちにとって『これからまたがんばっていくぞ!』って思う決意の日でもあります。だから今日ソールドアウトしたことが本当にうれしいし、みなさんと一緒にまた大きな会場でDo The Partyしたいなって気持ちがより今、高まっている。これからみんなでぶち上げていきませんか!?」と呼びかけると、観客も自らの気持ちを伝えるように大きな拍手で応えた。

フレンズ(Photo by Ray Otabe)

フレンズ(Photo by Ray Otabe)[拡大]

続けて「今日しょんぼりして来た人もいるかもしれないし、毎日不安な日はまだ続いていると思うから、少しでも元気が出たらいいなと思ってる。今日はみんなに、あたしがパワーを与える日だと思って、“幸福の人”としてやってきた(笑)。みんな絶対明日からいいことあるから!」と、笑いながらも決意を込めるように話すえみそん。「悲しいときは絶対フレンズを聴いて! またいつでも明るくなれるように!」と話し、「東京今夜」「cruising memories」でライブ本編を終えた。そしてアンコールで、ミディアムチューン「地球を越えても」とアッパーチューン「急上昇あたしの人生」を披露したフレンズ。ポジティブなエネルギーを全開にしたステージで、2023年の幕開けを華やかに盛り上げた。

「フレンズ -NEW YEAR LIVE 2023-」2023年1月22日 WWW セットリスト

01. ビビビ
02. DIVER
03. NIGHT TOWN
04. Nothing
05. またねFOREVER
06. 8月31日の行方
07. 約束
08. OKASHi NA DEAi
09. U.L.K.
10. HEARTS GIRL
11. 塩と砂糖
12. 夜にダンス
13. 東京今夜
14. cruising memories
<アンコール>
15. 地球を越えても
16. 急上昇あたしの人生

この記事の画像(全15件)

フレンズ ワンマンライブツアー(仮)

2023年7月6日(木)大阪府 Music Club JANUS
2023年7月9日(日)愛知県 CLUB UPSET
2023年7月14日(金)東京都 WWW X

全文を表示

読者の反応

  • 5

スペースシャワーMUSIC OFFICIAL @ssm_official__

┊𝘓𝘐𝘝𝘌 𝘙𝘌𝘗𝘖𝘙𝘛┊
フレンズ(@FRIENDS_twtw)

@natalie_mu にて、「フレンズ - NEW YEAR LIVE 2023 -」のライブレポートが公開!ぜひご覧ください📋🖊
https://t.co/wk42mqz2xY

#フレンズ の最新曲はこちら👇🏻
♫ https://t.co/Vuray0XkhB https://t.co/8Gexnwpfjl

コメントを読む(5件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 フレンズ の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。