「アンチノミー」はテレビアニメ「
脚本のモチーフはamazarashiが影響を受けた、宮沢賢治による短編童話「オツベルと象」。象が資本家に搾取されている中で立ち上がり自由を手に入れる物語の童話と「アンチノミー」にインスパイアされたヨコオが、MVのために書き下ろした脚本となっている。またMVに登場する悪徳資本家を彷彿とさせる「お父さん」「お母さん」は、ヨコオによる人形劇のオリジナルキャラクター。舞台の背景には大きなディスプレイが設置されており、デジタルUIによる描写と人形の操演をミックスした演出にも注目だ。
本日1月27日には「アンチノミー」特設サイトが公開された。ここではamazarashi作品のアートワークを手がけるYKBXによる書き下ろしジャケット写真などをチェックできる。なおこのジャケットには「NieR:Automata Ver1.1a」のイラストが使用されている。
ヨコオタロウ コメント
僕は「アンチノミー」は希望の歌だと思っています。「NieR:Automata」は、味方であるアンドロイド側も、敵である機械生命体側も、どちらも彼らを生み出した存在が■■■■■■■■■■■■■■■■■で戦いを続けている物語です。ある種、親がいない世界の喪失感を描いています。その不安感にどうやって向き合えばいいのか、ということが今回の人形劇のテーマとして描かれてるんですけど、そこから秋田さんの希望の光につなげる。人形劇の後に楽曲が続くことで初めて成立するというコンテンツを目指しました。
秋田ひろむ コメント
脚本を読み、ゲームのクエストに出てきそうなストーリーで嬉しくなりました。機械生命体たちの人形劇ですが、徐々に不穏な空気を纏いながら「アンチノミー」へと繋がります。
糸操り人形がかわいらしくもどこか滑稽で、でも葛藤や恐怖を感じさせる微細な動きと、舞台装置、CGが組み合わさって「NieR:Automata」の世界が再現されています。依頼心と抑圧の狭間で揺れ動く機械生命体がどこまでも人間らしく、これぞ『NieR』だという示唆に富んだストーリーでした。
現代を生きる僕たちには身につまされるものがあります。やはり最後のシーンがとても好きです。あまり詳しく言えないですが、「NieR」好きな人は見てほしいです。僕らの曲は飛ばしてでも
amazarashi「アンチノミー」収録曲
CD
01. アンチノミー
02. 心層廃棄物
03. 海洋生命
Blu-ray
01. 仮説人形劇 アンチノミー
02. Behind The Scenes
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田川 滋 TAGAWA Shigeru 타가와 시게루 @kakitama
amazarashi、アニメ「NieR」ED曲のMVはヨコオタロウによる15分大作「仮説人形劇 アンチノミー」(トレイラーあり / コメントあり / 写真24枚) https://t.co/Uffa06wCVh