「Monthly Winter Release“冬の大三角形”」と題し、11月から1月にかけて毎月新曲を配信する連続リリース企画を行ってきた神サイ。連続リリース企画の第3弾となる「夜間飛行」は、今を大切に、それぞれの目標に向かって生きる1人ひとりに向けて歌った楽曲となっている。この曲を書いた柳田周作(Vo)は「頭の中で渦巻く音と言の葉を、稚拙ながらも必死に書き上げました。『夜間飛行』、史上最高傑作です」とコメントした。
柳田周作(Vo)コメント
AM4:00、東京。
遠くに見えるのは渋谷スクランブルスクエア。あの街に、この地に憧れて田舎町から出てきた。
そういえば地元宮崎から福岡に出てきた日も、大学の寮を抜け出して親友の家に転がり込んではベランダからの景色を眺めて同じような事を考えていた、なんて思い出す。
煙草の煙は白む。まるで靄がかかった頭の中みたいに。
アイディアが、メロディーが降ってくる瞬間をぼうと待ち望む。
きっと同じように目を擦りながら目の前の壁と向き合っている人間がいる。家族の為、子どもの為、恋人の為、食っていく為、生きる為、自分自身の為。
それぞれの人生が交錯する東京の夜空は無限に煌めく星空のようで、いつか生まれるこのメロディーが、自分の選んだ道が、産み落とした魂の粒があの星みたいに光ってくれたら。
ベランダを後にして再び作業イスに腰掛ける。
頭の中で渦巻く音と言の葉を、稚拙ながらも必死に書き上げました。
「夜間飛行」、史上最高傑作です。
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神はサイコロを振らない“冬の大三角形”最後の曲は史上最高傑作の「夜間飛行」 https://t.co/JRyE07hOJZ