B.O.L.T内藤るな、生誕ライブで憧れの先輩・真山りかと共演！新月の日に長年の夢叶える

B.O.L.Tの内藤るなの生誕ライブ「Luna FESTIVAL 2022」が12月23日に神奈川・Yokohama Bay Hallで開催された。

毎年恒例のイベントとなっている「Luna FESTIVAL」。今年も内藤が自らプロデュースする形で彼女の誕生日当日に開催され、第1部ではクリスマスライブ、第2部では新月であるこの日ならではのスペシャルライブが展開された。

Luna FESTIVAL 2022 ～ B.O.L.T Xmas LIVE ～

第1部のステージは、大きなサンタクロース人形や、その周りに飾られたステッキ、バルーンなどのクリスマスらしいオーナメントによってまさにクリスマス一色。メンバー4人がクリスマスパーティの準備をしている会話が場内に流れるやいなや、内藤と高井千帆が在籍していた3B juniorのクリスマスソング「ベリメリ・クリスマス」でライブがスタートした。「メロディをみんなのこころまで運びたいよ」という歌詞で自らの思いを伝えたあと、22歳の誕生日を迎えたこの日の主役・内藤は「みんなで最高のクリスマスにしようね！」とフロアに呼びかける。会場に集まったファンは祝福の拍手をステージに送り、内藤とともに緑や赤のトレーナーを着たメンバーも笑顔を浮かべた。

最新シングル「Accent」のカップリング曲「Make Up」など、女の子らしい目線の楽曲を続けて披露したB.O.L.Tは、ここで今回のライブのテーマを説明。例年はメンバーがサンタクロースの格好をしていたが、今年はサンタクロースを待つ子供たちに扮しているという。撮影可能のアナウンスがされた「BY MY SIDE」では観客がペンライトをカメラに持ち替え、笑顔でパフォーマンスする4人の姿を写真に収めた。内藤と高井が所属していたロッカジャポニカのクリスマスナンバー「Saint Mental gift」も披露され、場内がきらびやかなムードで満たされていく。「Hear You」「足音」といったしっとりと聴かせる楽曲でその空気はより色濃いものになり、さらに「JUST NOD」がこの日限りのクリスマスバージョンで届けられると、それに応えるようにフロア一面にはイルミネーションのごとく輝くペンライトの光が。そして4人は「寝具でSING A SONG」を歌い、次第に更けていくクリスマスの夜、プレゼントを楽しみに眠りにつく様子を振付で表現した。

アンコールでは突如会場に笑い声が響き、サンタクロースがステージに登場。B.O.L.Tはサンタと一緒に「Please Together」を披露するという、クリスマスならではの特別なパフォーマンスをファンにプレゼントし、ラストは「D.T.F.」のクリスマスバージョンで第1部を締めくくった。

Luna FESTIVAL 2022 ～ new moon night ～

内藤の名前“るな”にかけて「new moon night」と題した第2部では、1日の終わりを表現したライティングの中で「夕日の後の夜に」が1曲目に披露される。序盤のMCでは内藤が「私の誕生日の今日が今年は新月ということで『new moon night』というタイトルにさせていただきました！」と改めてライブタイトルについて説明。2部でも撮影可能パートが設けられ、「Make Up」の披露中、ファンはこの日の思い出を写真に残そうと懸命にシャッターを切った。

このブロックの終了後、ステージにターンテーブルが運び込まれ、場内に驚きと期待のムードが広がる。そして内藤がターンテーブルの前に立つと、「踊れー！」というかけ声をきっかけにDJのパフォーマンスに初挑戦。会場はダンスフロアさながらの大きな盛り上がりを見せた。続いて披露されたロッカジャポニカ時代の楽曲「SUPER STAR」の曲中には、有志のファンによるサイリウム企画が実施され、フロアが内藤をイメージした紫一色に。内藤は感謝の気持ちとともに、「初めてDJにチャレンジさせていただきました。音楽でいろいろなことにチャレンジしていきたいなという思いがあって、前からDJもしてみたかったので今回挑戦させていただきました」とDJ初挑戦への思いを語り、大きな拍手を浴びた。

ライブ終盤には暗転とともにメンバーが捌け、「新月の日に願いごとをすると叶うって知っていますか？ 私の小学生の頃からの密かな願いごとが今日叶います」という内藤のナレーションが流れる。すると、私立恵比寿中学の真山りかがステージに登場し、この日一番の拍手が沸き起こった。B.O.L.Tは真山とともに5人で私立恵比寿中学「フレ！フレ！サイリウム」を披露。フロアで揺れるいくつものきらびやかな光がステージを照らし出した。続くMCでは内藤が「本当に大好きな曲で、オーディションのときも歌った曲がこの曲でした。私立恵比寿中学さんと一緒に『フレ！フレ！サイリウム』を歌うのが、私の小学生の頃からの密かな夢でした」と告白。真山は「慕ってくれている後輩がいるのは本当にうれしいです」と笑顔を浮かべたあと、「お誕生日おめでとう！」とサプライズで誕生日プレゼントを渡して内藤のバースデーを祝福した。

第2部のアンコールで披露されたのはロッカジャポニカ時代のナンバー「独特道徳ドクトリン」や、最新シングル曲「Accent」。これらの楽曲に対する思いを内藤が語るMCの途中には、サプライズでバースデーケーキがステージ上に運び込まれた。目いっぱいの祝福を受けた内藤はメンバーとともに「夜を抜け出して」「OUR COLOR」をパフォーマンス。「これからも自分の色を見せていきたい」という思いを歌に乗せて届けた。

内藤は自身の誕生日を祝福しに集まった大勢のファンに向け、「皆さんのおかげで無事22歳を迎えることができました。『Luna FESTIVAL』は私が主役のライブと見られがちなのですが、メンバーや来てくださっている皆さんが主役のライブにしたいなと思っています。私がプロデュースさせていただくということでメンバー1人ひとりがどうすればより輝くかを考える時期でもあって。1年で一番メンバーやファンの皆さんのことをたくさん考えるこのタイミングが私はとても大好きです。そして、本当にたくさんの愛をくれて、そのうれしさを教えてくれたからこそ、皆さんにたくさん愛を伝えるというお仕事をずっとずっとしていきたいと思えているので、パパ、ママ、お兄ちゃんに本当に感謝したいです」と挨拶。「『独特道徳ドクトリン』の歌詞の中で『自分らしく生きられる強さが優しさになる』という言葉が私には本当に大切で。これからも自分らしく生きて優しくなっていきたいです」と22歳の抱負を語り、「Luna FESTIVAL 2022」の幕を閉じた。