EXILE AKIRA(
「EXISTENCE 実存」は40代を迎えたAKIRAの姿を写真家の長濱治がモノクロで撮影した写真集。本日の取材会にはAKIRAと長濱が登壇し、作品に込めた思いや撮影時のエピソードなどを語った。
AKIRAは本作の撮影を長濱に依頼した理由を「僕自身が長濱さんの大ファンで。自分が40歳という人生の折り返し地点を迎えるにあたって、将来の自分に向けたタイムカプセルに入れる宝物のような作品を作りたいと思い『長濱さんじゃないと出す意味がない』という意気込みで直接オファーさせていただきました」と語る。一方の長濱は「今をときめくAKIRAからオファーがあるのはこの歳になって光栄なことです。じゃあ受けて立ちましょう、軽いバトルをしようか、という気持ちで受けました」と振り返った。
写真集が完成したときの思いを尋ねられたAKIRAは「被写体としての自分がどうこう、というよりは、僕を知らない人が本屋さんで見て『こいつ誰だ?』って思ってもらえるぐらいのエネルギーが出ていると思います。長濱さんが僕の“実存”というものを切り取ってくれている」と話し、長濱は「モノクロ写真は見る側に想像力を掻き立てるんです。その部分を残している、読み物なんだと思っています」とモノクロ写真集ならではの楽しみ方を語る。また、特に思い入れのあるカットについてAKIRAは浜辺で撮影したページを開き「長濱さんも海に飛び込むわ走り回るわで、もう“格闘”でしたね。大自然の中で格闘したかけがえのない時間でしたし、レンズ越しに感じる長濱さんの眼力とエネルギーは40代と変わっていないんだろうなと思いました」と明かした。
AKIRAは昨日21日にEXILEのドームライブ「EXILE LIVE TOUR 2022 "POWER OF WISH" ~Christmas Special~」のファイナル公演を終えたばかり。黒木啓司の引退、今年の全ツアーの総動員数100万人突破、ATSUSHIのグループへの完全復活など大きなニュースが続いた1年間を「幅広い年齢層の方々が時間をEXILEに費やしてくださっているのは感慨深いです。メイドインLDH、メイドインEXILE、そういった自分たちにしかお届けできないメッセージを通じて、微力ながらでも元気や勇気をお届けできる存在でありたいと改めて思いました」と振り返り、「ATSUSHIくんが発信するメッセージ、歌声は愛すべき未来を切り開ける鍵だと思います。昨日の完全復活は僕たちにとってもうれしいことでした。これからのLDHエンタテインメントの躍動と展開にも期待していただきたい」と、2023年のさらなる飛躍を誓った。
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