このドームライブは今年夏に行われた全国ドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2022 "POWER OF WISH"」に続いて開催されたスペシャルライブ。ツアーに続き、2020年にグループを勇退したATSUSHIが限定復活したほか、オリジナルメンバーであるMATSU、USA、MAKIDAIも加わり迫力あるパフォーマンスを繰り広げた。EXILEはこのツアーファイナルをもって、今年1年で行った全ツアーの総動員数が100万人を突破した。
ライブは代表曲「Rising Sun」でスタート。このツアーのテーマソングである「POWER OF WISH」、NESMITHとSHOKICHIのロック魂あふれる歌声が響いた「Heads or Tails」、SHOKICHIと関口メンディーがラップを繰り広げる「24WORLD」と、さまざまな楽曲が披露されていく。20周年のメモリアルソングとしてTAKAHIROとSHOKICHIが制作した「BE THE ONE」ではメンバーがフロートに乗ってアリーナ外周を巡り、会場の隅々まで笑顔を届けた。
続いては
「AMAZING WORLD」をATSUSHIとTAKAHIROが歌う中、満を持してMATSU、USA、MAKIDAIがステージに登場しファンの大きな拍手を浴びる。そこへAKIRAも加わり、新アレンジに生まれ変わった「Together」をパフォーマンスした。その後はクリスマスにぴったりな鈴の音を加えたアレンジの「Carry On」、そして「EXIT」や「HERO」など“EXILE第一章”の楽曲を披露。MCではオリジナルメンバー3人が個性豊かなトークでドーム内を沸かせた。
その後はATSUSHIが3人と一緒にパフォーマンスするために制作したという最新ソロ曲「You Own My Heart」へ。ピアノを奏でながら歌うATSUSHIの歌声と3人のダンスが艷やかな世界を作り出した。切ないバラード「雪化粧」に続いては、ATSUSHIが「僕らのきれいすぎない、でもがむしゃらにつないできた絆の歌です」と紹介し、ATSUSHIの勇退前最後の楽曲である「約束~promises~」をTAKAHIROとともに披露。美しいハーモニーで観客を魅了した。
本編後半では全メンバーが登場し、会場がクリスマスカラーに染まる中で「LAST CHRISTMAS」をパフォーマンス。さらにEXILEの定番クリスマスソング「I Believe」や「Ki・mi・ni・mu・chu」を金色の紙吹雪が舞う中で披露し、会場をクリスマスパーティさながらの盛り上がりへと導いた。本編最後には、オーディエンス1人ひとりの幸せな未来を願って「愛すべき未来へ」が歌われた。
アンコールは「24karats」シリーズメドレーで幕を開け、MATSU、USA、MAKIDAI、ATSUSHI、TAKAHIRO、AKIRAの6人がデビュー曲「Your eyes only ~曖昧なぼくの輪郭~」と「We Will ~あの場所で~」をパフォーマンス。「song for you」からはほかのパフォーマーも加わり、会場中に楽曲のメッセージを届けた。
最後のMCではこのツアーに“限定復活”していたATSUSHIが「本日、限定復活を前言撤回させていただき、EXILE完全復活とさせていただきます!」と宣言し、グループへの完全復活を発表。ドームに大きなどよめきと拍手が響く中、TAKAHIROは「おかえりなさい!」と笑顔でATSUSHIを迎え入れた。14人体制となったEXILEは最後に「Choo Choo TRAIN」を披露。息の合った力強いロールダンスで、クリスマスライブのフィナーレを飾った。
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EXILEクリスマスライブでATSUSHIが“完全復活”宣言、100万人動員の1年を締めくくる https://t.co/gq1jRgofUz