「BiSH FES」大盛況!2022年の約束果たしたBiSH「2023年もよろしく」

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12月20日に東京・国立代々木競技場第一体育館でBiSHの音楽フェスティバル「BiSH FES」が開催された。

BiSH(Photo by sotobayashi kenta)

BiSH(Photo by sotobayashi kenta)

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2023年で解散するBiSHは、解散発表をした1年前から「BiSHからのPROMiSE」として12カ月連続リリース、「COLONiZED TOUR」開催、「BiSH FES」開催、ベストアルバム「FOR LiVE -BiSH BEST-」の収益を寄付したライブハウスを回るツアー開催をファンと約束していた。「BiSH FES」のラインナップは「BiSH、BiSH、BiSH、BiSH」となっており、BiSHだけが出演。2015年9月に東京・WWWで行われた「BiSHフェス」以来7年3カ月ぶりの“BiSHのみが出演するフェス”となった。

BiSH(Photo by sotobayashi kenta)

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トップバッターのBiSHは7年前の「BiSHフェス」の衣装であるスクール水着をアップデートしたオリジナル衣装で登場し、「BiSH -星が瞬く夜に-」を6連続で披露。モモコグミカンパニーが「お前ら、スクール水着だからって写真ばっかり撮ってんじゃねえ!」と曲中に呼びかけたり、1曲を通してヘッドバンギングをしたりする場面もあった。ラストにはステージ後方のスクリーンに同曲の歴代ライブ映像が流された。

BiSH、学生サンバ連合ウニアン・ドス・アマドーリス。(Photo by sotobayashi kenta)

BiSH、学生サンバ連合ウニアン・ドス・アマドーリス。(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

2組目のBiSHは、学生サンバ連合のウニアン・ドス・アマドーリスを引き連れ、ハシヤスメ・アツコのソロ曲「ア・ラ・モード」でライブをスタートさせた。にぎやかなオープニングを飾った彼女たちは次に白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE、EXILE、PKCZ)による提供曲「脱・既成概念」を披露。その後、雨音が響く中でリンリンが番傘をさし、妖艶な表情を見せる。リンリン作詞による「Am I FRENZY??」で劇的なパフォーマンスが披露されたあと、「MORE THAN LiKE」では大量の紙吹雪が舞った。セントチヒロ・チッチは「今日は来てくれるみんながどうやったら楽しんでくれるかなと思って、BiSHとBiSHチームで考えてきました」と話し、着用している衣装がファン投票で圧倒的な1位だったという2018年の千葉・幕張メッセ公演「BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR FiNAL ""THE NUDE"」のものだと説明。アイナ・ジ・エンドが清掃員(BiSHファンの呼称)に向けて歌詞を書いた曲「ハッピーエンドじゃなくても」がライブ初披露されたあと、ラストナンバー「スーパーヒーローミュージック」ではMVに登場する怪獣たちが多数ステージに上がった。

BiSH(Photo by sotobayashi kenta)

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3組目のBiSHのライブは真っ暗なスクリーンにCGの家具が置かれていくシーンでスタート。水色と白の衣装を着た6人が「Marionette」を披露している間、CGの家具は激しい動きを見せた。映像演出とともに「スパーク」「優しいPAiN」が披露されたあと、「Life is beautiful」から「FREEZE DRY THE PASTS」の流れではリンリンの表現力が爆発。ミュージカルテイストの振り付けや、バラードからダークかつヘビーな曲調に変化する振り幅も相まって、6人は観客の視線を釘付けにした。

BiSH(Photo by sotobayashi kenta)

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BiSHとバンドメンバー。(Photo by sotobayashi kenta)

BiSHとバンドメンバー。(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

トリを飾った4組目のBiSHは2020年12月の「REBOOT BiSH」の衣装を着て登場。バンドメンバーによる「第九」の演奏に乗せてステージに上がり、「ZENSHiN ZENREi」でパンキッシュにライブの口火を切った。続けて6人は「デパーチャーズ」を軽快に届け、火柱が上がる中でアグレッシブに「MONSTERS」を届ける。熱量を保ったまま、Taka(ONE OK ROCK)、MEG、KENTA(WANIMA)提供による「サヨナラサラバ」を熱唱した。MCでは「BiSHからのPROMiSE」の4つの項目が「BiSH FES」開催によって達成できたことに触れつつ、チッチが「みんなとの約束が叶ってうれしい。この先もまた約束を作っていたから。2023年もよろしくお願いします」とコメント。清掃員との約束を果たしたBiSHは続けて「プロミスザスター」を披露し、終盤に「Beautifulさ」「サラバかな」を畳みかけライブを締めくくった。

アンコールでは本日12月21日発売のシングル曲「ZUTTO」を初披露。メンバーは思い思いに「BiSH FES」の演出面の説明や感想を語り、最後に「ALL YOU NEED IS LOVE」で楽しい時間をファンと共有し、BiSH尽くしのイベントを締めくくった。

なおBiSHは12月22日に国立代々木競技場第一体育館でワンマンライブ「世界で一番綺麗なBiSH」を開催。12月24日には「FOR LiVE TOUR」の最終公演として、東京・中野heavysick ZERO公演を行う。

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「BiSH FES」2022年12月20日 国立代々木競技場第一体育館 セットリスト

BiSH

01. BiSH -星が瞬く夜に-
02. BiSH -星が瞬く夜に-
03. BiSH -星が瞬く夜に-
04. BiSH -星が瞬く夜に-
05. BiSH -星が瞬く夜に-
06. BiSH -星が瞬く夜に-

BiSH

01. ア・ラ・モード
02. 脱・既成概念
03. Am I FRENZY??
04. MORE THAN LiKE
05. ハッピーエンドじゃなくても
06. スーパーヒーローミュージック

BiSH

01. Marionette
02. スパーク
03. 優しいPAiN
04. Life is beautiful
05. FREEZE DRY THE PASTS

BiSH

01. ZENSHiN ZENREi
02. デパーチャーズ
03. MONSTERS
04. サヨナラサラバ
05. プロミスザスター
06. beautifulさ
07. サラバかな
<アンコール>
08. ZUTTO
09. ALL YOU NEED IS LOVE

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読者の反応

おおばきよし☺ @ohba3

当時のBiSH FESの記事です。合計4組のBiSHが登場しましたね。
2022年12月20日 東京・国立代々木競技場第一体育館
https://t.co/xvHyUiBw47 https://t.co/GW83CFqHXX

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