ねぎが芸能の神社、パワースポットとして名高い車折神社へ参拝し始めたのは2015年のこと。当時別のバンドにいたねぎは、尊敬していた先輩から言われた「どれだけ練習しても意味はない」の一言に奮起し、「努力や練習が本当に無意味なものか証明してやる」と毎日個人練習をスタートさせた。そのタイミングから毎月、車折神社を訪れるようになり、「今月も毎日ドラムに触れられました。ありがとう」と手を合わせたそうだ。参拝は2019年11月まで54カ月続いた。
禰宜(ねぎ)は神職の役職で、神社の長である宮司の補佐役。ねぎは長きにわたって参拝を続けているうちに神社のスタッフとの交流を深めた。そして宮司の髙田能史氏から「神職の職場体験を経て誠の心を学び、日々の芸能活動を通して世の人々の心に安らぎをもたらせるように」という願いを込めて、1日禰宜就任の提案を受けた。ねぎは神職の白衣と袴を着用し、芸能神社本殿での就任式に参加。参拝者に向けて授与所では「お札、お守りの授与」などで奉仕した。ねぎは「禰宜さんという役職があるのが、ご縁があるとしか思えません。2015年から通っていて、この様な貴重な機会をいただけて本当にありがたいです。学んだ作法で、これからもお参りし続けたいと思います」と神妙な面持ちでコメントした。ファンクラブでは1月5日が誕生日のねぎのバースデーグッズとして、Novelbrightと車折神社のコラボ御朱印帳が販売される。
ねぎは兵庫県出身のドラマーで、Novelbrightのいじられ担当。声が大きく天真爛漫なムードメーカーだが、緊張しがちでライブ前はいつも腹痛になる。
車折神社宮司・髙田能史氏 コメント
ねぎ様は、以前より当社に足しげくご参拝下さっており、私(宮司)を始め当社神職との交流が深まっていきました。
その中で、ねぎ様より、「車折神社へは今の環境になる数年前から参拝させていただいていますが、そのたびに自分の原点を再確認することができ、僕にとって大切な場所になっています。この機会に何か一緒にできることがあれば嬉しいです」とのお言葉をいただきました。
私を始め当社神職一同も、日頃よりねぎ様の誠実で明るいお人柄に感銘を受けておりました上、私が神社の長たる「宮司」に就任する以前(約10年間)の役職が宮司の補佐役たる「禰宜(ねぎ)」であり、部下や周囲の方々から「ねぎ(禰宜)さん!」と 10年間毎日呼ばれていた事にもご縁を感じておりましたので、私の提案で、「神職の職場体験を経て誠の心を学び、日々の芸能活動を通して世の人々の心に安らぎをもたらせるように」という願いを込めて「1日禰宜さん」にご就任いただく運びとなりました。
田中カズヒロ(編集記者) @kz0uk
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