香港発マスロックバンドPrune Deer新曲にtoconomaとElephant Gymがコメント

Prune Deerが12月14日にニューシングル「Mountain（小岳作山）」を配信リリースする。

Prune Deerは香港のマスロックバンドで、アジア圏を中心に活動している。「Mountain（小岳作山）」はメンバーの登山経験をもとに制作された楽曲で、香港の自然の美しさと「論語」に由来する「貧而楽道」という思想を表現したナンバー。ミックスは椎名林檎「幸福論」「歌舞伎町の女王」などを手がけた北城浩志、マスタリングはサカナクションやDAOKOなどのサウンドプロデュースを務めた浦本雅史が担当した。

さらにPrune Deerは来年バンドが活動開始10周年を迎えることを記念した上下編プロジェクトとして、上にあたる「Mountain（小岳作山）」に続くシングル「By Air (pending)」を1月18日にリリース。なおこの楽曲は美濃隆章（toe）がミックスを務める。

また新曲のリリースに際してRyutaro Nishikawa（toconoma）は「リフレインを大事にしている楽曲の構成や、ときに楽しく、ときに哀しく語りかけてくるメロディーも印象的で、僕たちの楽曲とのシンパシーを感じました」とコメント。Tell（Elephant Gym）は「Elephant GymもPrune Deerも、十歳になった。音楽を通じて世界と会話し、こんなあやふやなコンセプトでよろよろと歩いてきて、やっとここまで着いた。音楽をするのは十年目。どれくらい人が聞いてるのかもう気にしない。大切なのは、本当の自分を持てるかどうか、本当に欲しい音楽を作れるようになれたかどうかだと思う。教えてくれてありがとう」という言葉を送っている。